心の回復を妨げる3つの言葉

 

個人相談を行っているときに

この言葉を言わなかった方と

私は、今まで

一度も会ったことがありません。

 

見事に、全員が

この3つの言葉を使います。

 

その言葉は

 

 

普通

人並み

常識

 

です。

 

 

「普通の家庭で育たなかったから」

「人並みな人生ではなかったから」

「常識とは違うから」

 

あなたも一度は

この3つの言葉で

自分について

話した経験があると思います。

 

 

では、

 

普通

人並み

常識というのは

 

いったい

いつ、誰が

決めたのでしょうか?

 

ある集団の中で

最も数が多い人たち。

 

多数決で、一番多い人たち。

 

それが、世間で言われている

「普通」や「人並み」

なのだとしたら

 

それら大多数は、マジョリティーで

少数派が、マイノリティーという

ことになるでしょうか。

 

人数が多い方が正しい

ということは

ひとつもありません。

 

ルールというのは

大勢に共通している方が

全体の統制を取りやすいから

 

多数派に合わせるのが楽

というだけの話です。

 

昔、ドイツで

ユダヤ人を迫害する人が

大多数で

 

ユダヤ人の味方をする人は

少数派でした。

 

大勢の方が正しい

ということはありません。

 

大勢の方が

集まると声が大きくなる

ということだけです。

 

普通

人並み

常識という言葉を使うとき

 

あなたは、自分のことを

「劣っている」と思っています。

 

人と違うこと

少数派であることを

「みっともない」と思っています。

 

普通

人並み

常識という言葉は

 

あなたの恥の気持ちが

たっぷりと含まれています。

 

虐待という

トラウマが生み出す

3つの感情的テーマは

 

恐怖

喪失

 

この3つです。

 

この3つのテーマを考えるとき

あなたは、

 

普通

人並み

常識

という言葉を使います。

 

自分で自分を

ののしるために、です。

 

トラウマは

 

みっともなくて

情けなくて

無価値で無能で無力で

生きている意味も資格も

何もない自分

 

という自己像を

心の中に作り出します。

 

これは、あなたが

ネガティブな性格だからではなく

 

これがトラウマ症状です。

 

子供時代の虐待のために

その影響で

 

膠原病

糖尿病

心疾患

呼吸器疾患

免疫の低下

 

などの病気になることは

世間の人は知りません。

 

虐待によるトラウマで

自殺者が、

通常の12倍になることを

世間は知りません。

 

実に、人口全体の2/3の割合で

幼い頃に、なんらかの

虐待を経験していることを

世間は知りません。

 

虐待を経験していない人よりも

虐待を経験した人の方が

この世は

はるかに多いのです。

 

その事実を

世間もあなたも知りません。

 

ですから、あなたは

自分のことを

 

普通ではなく

人並みではない

常識のない人間だと思っています。

 

ですが、実際は

普通に虐待を経験し

人並みに虐待のある家庭で育ち

常識があるからこそ

 

今でも

悩んでいるのかもしれません。

 

あなたは、あなたです。

 

誰かと比べる必要など

まったくありません。

 

人と競うことに

意味があるのは

何かの競技会の時だけです。

 

あなたの人生は

あなたにしか生きられないのだから

誰かと比較しても

まったく対象になりません。

 

比較対象外です。

 

あなたの同級生が

あなたの人生を

生きることができないのと同じように

 

人の人生と

自分の人生を

比較しても何も意味はありません。

 

人と比べることで

自分の価値基準を

見定めたい気持ちは

 

基準なく生きなければならなかった

児童期の虐待の悪影響です。

 

 

あなたの人生の中には

基準がありません。

 

それは、親から

「そのままで、OK!」という

安心をもらえていないから。

 

親が悪い!と

恨むのは簡単です。

 

でも、違います。

 

親が何か問題を起こしたとき

あなたの周りにいた大人たちが

 

あなたたち家族を見捨てたこと。

無視したこと。

 

問題は、そっちです。

 

親が おかしくなったのなら

親が おかしかったのなら

 

その親をおかしくした

誰かや何かがあったのです。

 

 

あなたの家庭、あなたの親を壊したのは

社会ですか?

親族ですか?

地域ですか?

 

あなたは、壊された親の影響で

あなたの基準を壊されたのです。

何が本当か。

何が正しいのか。

 

答えを探し続けませんでしたか?

 

それは基準がなかったから。

 

あなたは、

「自分軸」という言葉の方が

ピンと来るかもしれませんし

 

「他人軸」という言葉の方が

より、ピンと来るかもしれません。

 

自分に基準をあわせられない。

世間や人にしか基準を感じられない。

 

そして、他人と自分との違いを

恥じているし

恐れているし

喪ったことを嘆いています。

 

明日から

 

普通

人並み

常識という言葉を

 

自分の人生を語るときに

使うのをやめてみてください。

 

それだけで

あなたが、今まで

何に縛られて生きてきていたのか

気付けると思います。