被虐待経験者が抱える最大の不安「◯◯◯◯◯ない!」

 

先日の記事

ビックリしてしまった方も

大勢あったようなので

最初に、お詫びしますね。

 

ごめんなさい。

 

私が、なぜ

こうした文調で書いているのか?

というと、その理由は

 

「最初から期待満々で来ないでね」

ということ。

 

カウンセリングや個人相談を

利用することに決めて

予約すると

 

どんどん期待が膨らみます。

 

これまでの人生の中で

理解してもらえなかったこと

 

その人生すべての思いを

一気に全部

受け取ってもらう気満々で

来談されることが多いので

 

結果として

「せっかく予約したのに期待はずれ」に

終わってしまうことが

ごく標準的な

初回面談(インテーク)の現実です。

 

 

例えばの話

あなたは、私のブログ記事を読んで

私に対する

先入観や固定観念いっぱいで

来所されると思います。

 

自分で思い描いた私の人物像に

理想と期待が乗っかって

私とは別の人物像が

あなたの心の中に出来上がった状態で

来所されます。

 

私は、あなたが

個人相談に何を期待して来たのか

まったく知りません。

 

私は、あなたとは初対面だからです。

 

あなたは、私のことを

とてもよく知っているつもりでも

私のこと、何も知りませんよね?

 

それと同じように

私もあなたのことを何も知りません。

 

ですから

ひとつひとつ教えていただかなければ

「何で傷つくのか」

「何がつらいのか」

「何で悩んでいるのか」

 

サッパリわかりません。

 

で、一方的に期待されて

一方的に「裏切られた!」と

怒られても

「???」となってしまいます。

 

 

で、これが

トラウマ持ちさんの

共通状態なので

 

私は、毎回毎回

初回面談のたびに

この空気を味わっています。

 

慣れていますし

「トラウマ症状は、そういうもんだ」と

知っているので

別に何とも思わないし

それより怖かっただろうに

よく勇気を出して

ここまで来ることができましたねと

ねぎらいの気持ちでいっぱいです。

 

私は超能力者ではないので

「察してください!」といわれても

説明を受けるまでわかりません。

 

私が、あなたに対して

勝手な先入観や思い込みで

あなたの悩みを決めつけても良いのなら

いくらでもできます。

 

「あなたは、親を恨んでいるんでしょ?

わかるわよ〜。そうよね〜、虐待されたんだものね」

 

「それで、どうやって復讐したらいいか

その相談に来たんでしょ?」

 

私が勝手に憶測で

そう言い切ったら

あなたは、どう思うでしょうか?

 

「バカにされた!」と

憤慨することでしょう。

 

本当に親に復讐したくて

どの包丁が切れますか?って

相談に来たのなら、大当たりってところですが。

 

 

被虐待経験者が抱える最大の不安

「◯◯◯◯◯ない!」

 

答えは

「叱られたくない!」です

 

 

あなたは、大人になった今でも

「叱られたくない!」と

怯え(おびえ)ています。

 

それが人間関係の中で

一番の恐怖だと思います。

 

あなたが感じている

「叱られる!」という状態は

 

自分の気持ちを受け容れてもらえず

否定や拒否、拒絶をされ

しかも、そうした気持ちを持ったことを

バカにされたり、侮辱されたり

自分のことを全否定されたような

不快感や居心地の悪さを感じること

 

この状態の結果

あなたが感じることは

「傷つけられた!」という被害感情です。

 

このため

傷つかずに済むように

相手の意向や気持ちを

 

勝手に先回りして先読みして

わかったつもりで行動して

結果、的外れで失敗する。

 

その繰り返し。

 

で、言い訳に使う言葉が

「だって、私 HSPだから」

 

 

 

あなたには、昔から

絶対にできない行為があります。

 

それは

「質問」です。

 

人間は、自分の意見と

相手の受け取り方に

食い違いがあった場合は

 

その食い違いを相手に問うことで

齟齬(そご)を修正しています。

 

これが、一般的な

対人関係のスキル。

 

誰にでもできることです。

 

なぜ、それが

あなたにはできないのか?というと

 

「叱られるのがこわいから」

 

質問して

嫌な思いをした経験が

子供の頃から半端ないから。

 

そして、質問することは

相手に迷惑をかけることだと

誤った心理学習を繰り返しているから。

 

 

虐待被害者の心理構造は

「加害者になるか」「被害者になるか」

この両極端な権力構造の役割しかありません。

 

責めるか、責められるか。

 

それしか思考できない

認知パターンになっています。

 

子供の頃に

「ごめんごめん。お母さんが悪かったね」と

一度も言ってもらえていない。

 

その経験の繰り返しの結果

あなたは、自分の気持ちを

相手に伝えることも

質問して確認することもなく

 

自らフェードアウトして

いなくなってしまい

人間関係に終止符を打つ

 

その繰り返し。

 

私の面談に来て

私に怒られた経験や

叱られた経験がある人がいるかどうか

 

茶話会の席や

講座の席で

他の参加者に質問してみるといいでしょう。

 

みんな不思議そうな顔をして

少しニヤリとするでしょう。

 

みんな、私のことを

「絶対に、叱られるこわい人だと思って来たら

思いっきり想像と違って肩透かしだった」経験があるから

 

「ああ、あなたも私と同じように

心配してたのね」と

仲間だねという意味で

ニヤリと笑うでしょう。

 

そんな状態を

きっとあなたは

「笑われた!」

「バカにされた!」

「こんな質問しなければ良かった!」と

一人で傷つくことでしょう。

 

 

では、どうしたら良いのか?

 

「え?」と

嫌な気分になったら

ちゃんと質問しましょう。

 

質問せずに勝手に相手を

害のある嫌なヤツ扱いするのは

人間関係にスキルのない

複雑性PTSDに悩んでいる

被虐待児の心理パターンです。

 

あなたが悪いのではなく

あなたの思考パターンは

あなたの生育環境が作ったのです。

 

今からでも修正できます。

 

自分の思考パターンに

気づいてあげてくださいね。