あなたには絶対にできない心を埋めるとても簡単な方法

 

何でもかんでも

考えて解決しようとするのが

人間のあさはかさというか

悲しいところです。

 

悩むということは

考えているということ。

 

それが、そもそもの間違いです。

 

なぜなら

複雑性PTSDというトラウマは

 

脳内の生体反応なので

人間が意思や理性の力で

考えてコントロールできることではないから。

 

あなたがしていることは

ムダな努力。

 

それを前置きとして

これからの記事を

読んでみてください。

 

 

人間の生態系を考えてみましょう。

 

人間という動物は

単独(一匹)で

生命維持をすることができません。

 

人間という動物は

群れ(集団)の中に属することで

安心感を得ることができます。

 

これは、集団で狩りをしたり

作物を収穫したり

子育てをすることで

 

種の保存を継続してきた

人類の進化の歴史があります。

 

ですから人間の脳(本能)は

自分が何かしらの集団に属していないことに

本能のレベルで不安を感じるように

脳の思考構造がシステムされています。

 

孤独が不安になるのは

どこにも属していないと

誰にも守ってもらえない

潜在的な恐怖感が刺激されるから。

 

これが、孤独が居心地が悪い

根源的な理由です。

 

 

人間は、集団に属している

自分に安心するために

ある行為・行動をします。

 

それが「集団への貢献」です。

 

その集団に対して

役に立つ自分を示すことで

その集団に「居て欲しい」と

思わせること。

 

必要とされること。

集団から自分への「価値」を

感じてもらうこと。

 

この意識のことを

「帰属感」といいます。

 

属していること

メンバーであることに

お互いに必要としあっている

安心や安全を共有し合います。

 

これが、共感や協働に

つながっていきます。

 

人間は、自分が属している

集団の中で

 

他のメンバーが

自分への価値を感じてくれていないと

猛烈に不安になります。

 

集団から排除される恐怖に

さらされるからです。

 

集団から排除されるということは

命の危険につながります。

 

これが、あなたが

日頃から感じている

 

孤独

浮いている自分

疎外感

自分への価値

劣等感

焦燥感

怒り

などの感情

つまり対人不安の根源です。

 

人間は、集団のメンバーである自分を

感じることができないと

 

生存本能レベルで

不安になる生き物なのです。

 

この状態は

考えてコントロールすることは不可能です。

 

そして、あなたが

「そんな集団のメンバーになど

なりたくもない!」と考えている

集団というのは

 

あなたにとって

必要度と危険度が高い場であることが

ほとんどのはずです。

 

家族

家庭

職場

血縁など。

 

そこに属しているメンバーであることに

自分の中で

納得のいく価値を感じられないために

あなたは、イライラしています。

 

「あんなクズ家族のメンバーで居たくない!」

「あんな親の子供で居たくない!」

「あんな夫の妻で居たくない!」

 

あなたが、なぜつらいのか?というと

「どれほど貢献しても

属している集団に

認めてもらえないから」

 

どんなに努力をしても

もっともっと!と

底無しに

求められている気がするからです。

 

育児ノイローゼになる母親が

なぜ、悩み苦しんでいるのか?というと

子供の生存本能からの要求は

底無しです。

 

大人のように忖度はありません。

 

相手の状況などお構いなしに

自分の生きるための要求を

ストレートにぶつけてきます。

 

もともと、相手の要求に

応えることで

自分の立ち位置を守り続けてきた

 

虐待被害者だった

アダルトチルドレンや

複雑性PTSDなどの

トラウマに悩んでいる人は

 

相手の応えることが

自分の存在表明で

帰属への価値であると

誤った価値観が育っているため

 

ひたすら相手の要求に対して

応え続けます。

 

そして、突然

限界に達してキレます。

 

その瞬間が

子供を虐待している

母親の姿です。

 

母親が育児で悩むのは

エンドレスで子供の要求に応え続けても

何の安心感も得られないからです。

 

 

自分が、どれほど

努力をしても報われない

(相手に満足してもらえない)と

どんな人でも不安になるし

自信を失っていきます。

 

それが、あなたが

自分に対して

自己肯定感が低いと

感じている状態です。

 

あなたは、人の要求に

応えることでしか

自分の価値を表現できない。

 

だから、応えられないと

不安になるし

劣等感に苦しむのです。

 

社会に貢献できていないと

社会が恐ろしくなり

引きこもりになるのは

 

脳のシステムで考えれば

ただの自然現象です。

 

誰が悪いわけでもありません。

 

あなたが

「貢献しなければならない!」と

頑なに信じ込んでいるだけです。

 

役立たずな人間。

価値のない人間。

 

それが、あなたが

自分に対して行っている

ジャッジメントです。

 

 

貢献する相手は自分で選ぶ。

 

恋人に何かしてあげたときに

相手が喜んでいる姿が嬉しいのは

貢献が報われたからです。

 

母親が、何でもかんでも

子供の生活に介入して

干渉したがるのは

 

子供にとって

自分が必要な存在だと信じたいから。

 

自分の子供への貢献こそ

自分の存在価値であると

勝手に思い込んでいるから。

 

 

極端な言い方になりますが

親の役目というのは

子供を産んだ瞬間で

ほぼ完了しています。

 

そこから先は

子供が自分で生き延びれば良い話で

親が干渉する必要などありません。

 

見守ることと保護すること。

 

それ以外、親にできることも

して良いこともありません。

 

子離れができない親の特徴は

自分の価値を

子供を通してしか感じられない

自分の存在意味(アイデンティティー)が

健全に統合完了できていないこと。

 

そんなことです。

 

 

では、あなたが

埋まらない寂しさを

どうしたら埋められるのか?

 

答えは簡単です。

 

 

「貢献すれば良い」

 

それだけです。

 

あなたは

人の役に立つとか

貢献するの意味を

完璧に誤解しています。

 

評価されなければ

貢献の意味がないと思っています。

 

評価というのは

帰属感を安心させてくれる

「居ていいよ」という

条件付きの許可のこと。

 

それは、ただの奉仕で

貢献ではありません。

 

わかりやすくいうなら

「自己犠牲」です。

 

貢献というのは

自分にとって

その行為は価値あるものであると

自分の中で信じることができること。

 

そして、それを納得ずくで

行っていることです。

 

メンタルを病んでいる人が

心理カウンセラーになりたがったり

社会的な支援者の立場に

なりたがるのが定石なのは

ここに理由があります。

 

心が埋まらない人ほど

他者に貢献したがるから。

 

自分の空虚さを埋めるために

心理相談をしている

回復途上者は大勢います。

 

その良し悪しはいいません。

 

回復途上の人間が

まだ回復できていない人を

サポートしながら

お互いに回復していくことを

 

自助(セルフヘルプ)といいます。

 

AA(アルコホリックアノニマスの略)

のように

アルコール依存から回復途上の人が

依存症の人のサポーターとして

共に活動する心理支援の歴史は

とても長い実績があります。

 

ですから、途上の人間が

未回復の人間に対して

サポートをすること自体は

間違いではありませんが

 

問題は、自覚なく

貢献の押し売りをしていること。

 

そして、それが

相手のためではなく

自分のための貢献行為だということに

気づいていないこと。

 

カウンセリングの場で起きる

典型的な二次被害は

ここから起きていることが

ほとんどです。

 

 

虐待被害で苦しんできた人は

人への奉仕に疲弊しているので

 

他者への貢献と言われただけで

拒絶反応を示すし

そんなことなら一人の方がマシと

結論に飛躍して引きこもります。

 

これが、あなたが

簡単なのに絶対にできない

回復するための方法です。

 

あなたにできる

納得のいく貢献は何ですか?

 

対象者がいなくては

貢献はできないものですか?

 

ここから先は

やっと頭を使うところです。

 

あなたについての

「貢献することの意味」を

ゆっくり考えてみてくださいね。