子供思いの親の子ほど人として出来が悪い理由*虐待のもう一つの側面

 

先に結論からお話ししましょう。

 

子供思いで、子供の心配に熱心で

毎日、子供のために生きている親の子ほど

折れやすく、人として不出来です。

 

その理由は、

そう言う育てられ方をした子供は

「自己意思決定への不安や不信」の塊だから。

 

自己肯定感が低い子

というと

わかりやすいでしょうか?

 

人生、何も問題なく生きてきて

就活で折れて以降

引きこもり社会人になる学生が

典型的な例かもしれません。

 

 

人間が、なぜ

人として成長できるのか?というと

「失敗の中で学ぶから」です。

 

自分が考えて出した判断が

どのような結果を産むか?

 

それを見極めて見定めて

次に備えることが

「人生経験を積む」ということ。

 

「学ぶ」ということです。

 

ところが、子供のことが

心配でたまらない親は

 

どんどん先回りして

子供の人生の中の

障害物を排除してしまいます。

 

子供が学ぶ貴重な失敗を

奪ってしまうのです。

 

その結果

子供は、自分でものごとの判断が

できなくなります。

 

何を根拠に

何を基準に

ものごとを判断すれば良いのか

わからなくなります。

 

そして、出来上がるのは

無気力でやる気のない

 

優柔不断な現実逃避しかできない

対人不安の塊の劣等感の塊です。

 

 

彼らが唯一できることは

死ぬまで親を恨むことくらいでしょう。

 

自分から

あらゆる機会やチャンスを奪い続けた

親への恨みや憎しみを

親にぶつけ続けることくらいでしょう。

 

「お前のせいだ!」

「謝れ!」

「詫びろ!」

「賠償金払え!」

 

納得がいかない人生の中で

子供に言えるのは

せいぜい、それくらいのものです。

 

 

では、どういう親が

良い親なのでしょうか?

 

良い親の条件は

たったひとつ。

 

子供の失敗を

寛容に受け取れる親

 

 

それだけです。

 

親は、子供が失敗すると

あたかも自分のことのように

 

オタオタ、ヒヤヒヤして

取り乱して興奮して

パニックになり

 

その感情を

そのまま、子供にぶつけてしまいます。

 

「どうして、親の言う通りにしなかったの!」

といった具合にです。

 

でも、親の言う通りにした結果でも

なぜか、親の判断に従わなかったと

責められるのも常です。

 

子供は、混乱します。

 

親が決めた通りにしても

親が決めたこと以外のことをしても

 

どちらも結果だけを判断材料にして

「お前が悪い!」と責められる。

 

 

親は、子供の人生の中での

あらゆる経験を

 

高みから悠然と

冷静に見守ることができなければ

親として存在する意味はありません。

 

「親」という漢字を

よく みてみてください。

 

の上にってる」と書きますね?

 

親は、愛情を持って

適切に子供を見守ることが仕事。

 

口を出したり、先回りしたり

根回ししたり

障害物を排除するのは

ただの人生の学びへの妨害行為です。

 

子供が自分の人生の中で

納得のいく

最善の判断をする機会を

強奪し続けてしまうのです。

 

 

そんな親は

子供の人生の中で

邪魔なだけです。

 

 

自称子供思いの親ほど

子供をダメにします。

 

そうした親の行為を

「過干渉」といいます。

 

過干渉は

れっきとした虐待行為です。

 

子供の自主性と個性という

尊厳を奪う人権侵害です。

 

子供のあり方

そのものに対する

存在否定です。

 

許されない行為です。

 

 

 

どこまで子供の人生に

介入すれば気が済むのか?

 

どこまで子供の人生を

自分の思い通りにしようとするのか?

 

それは、愛情ではなく

妨害行為です。

 

子供の失敗に触れて

傷つきたくない

身勝手な親の自己防衛反応です。

 

もし、自分が

子供の人生に介入し過ぎて

境界線が曖昧になっていると感じたら

 

冷静に思い出してみてください。

 

あなたは、子供の姿に

自分の過去のトラウマを重ねて

勝手に傷ついているだけです。

 

それは、子供自身の傷つきではなく

親自身の問題。

親が勝手に負っている傷つきです。

 

そう言う親は

いずれ、子供から

 

毒親と呼ばれるようになり

殺意を持たれるようになります。

 

 

子供には子供の人生があります。

 

それを寛容に

見守ることができないのなら

 

子供の心配より先に

自分の心の処理をすることを

考えなければなりません。

 

自分の姿に

気付けるかどうか。

 

それが、親の本当の意味での

真の親らしさ

 

良い親としてのあり方です。

 

あなたは、

そして

あなたの親は

いかがですか?