虐待被害例① 墓守りと親族間養子縁組

 

令和の現代でも

まだ、あると思うのですが

親族間養子縁組は

 

子供にとって

虐待被害になる可能性があります。

 

親族間養子縁組というのは

姉夫婦の家に、子供が3人。

弟夫婦の家には、子供ができない。

 

弟は、長男なので

家の後継が欲しい。

 

このため、

姉の子供3人の中から

次男を養子として迎え入れる。

 

姉の家の長男は

姉の嫁ぎ先の後取り息子だから

もらうわけにいかない。

 

そんな構図です。

 

犬や猫の子じゃあるまいし

人間の子供を

 

「ちょうだい」

「あげる」で

簡単に片付けられては困ります。

 

外から養子をもらうより

親族の子を養子にした方が

 

血がつながっているから

血筋が守れるってことですが

 

犬の血統書ではないので

子供の尊厳よりも

血統を重視されては

ただの人権侵害になりますが

 

そんなことは

昔の人たちは知りません。

 

どうして、こんなことが

起きるのか?というと

 

日本は古くから

「家父長制」と「家文化」を

頑なに守り続ける民族だったからです。

家族の個々の人生や尊厳より

家(○○家)の方が大事。

 

例えばですが

お仏壇にお線香をあげると

 

子供の頃に

大人たちから

褒められませんでしたか?

 

「ご先祖様を大切にしてえらいね!」って。

 

代々の家の歴史を守り

血筋を絶やさない。

 

これが、家文化です。

 

この風習に必要なのは

ご先祖様のお仏壇や墓を

まもる人。

 

墓守り(はかもり)です。

 

これのターゲットにされて

実の親から引き離されて

 

叔父叔母の家で生きることを

強要されたのが

親族間の養子縁組によって

もらわれた子供です。

 

親たちは自分の兄弟のところに

子供がもらわれて

育てられているのだから

 

同じ家族なのだから

何の不都合もないだろうと

とても上っ面な思考で

子供の人生を考えていますが

 

子供からしたら

生まれてすぐに

(もしくは、生まれる前から)

 

実の親から捨てられて

大人や家の都合や利益のために

人身売買的な境遇に置かれるのです。

 

養子に出された子供が

自分のアイデンティティーに

どれほど苦しむかなど

 

大人たちはお構いなし。

 

恩着せがましい言葉しか

返ってこないのです。

 

「おじさんの家で

大事にしてもらえて

ありがたいと思え」って。

 

養子に もらわれて行った子供は

生涯ぬぐい切れない

見捨てられ不安の中で

生きるようになります。

 

そして、自分を捨てた親や

捨てられなかった実の兄弟と

 

親族の集まりのたびに

顔をあわせることになるのです。

 

その光景は

幼い子供の心には拷問です。

 

そして、子供はこう思うのです。

「世の中、そんなもんだ。仕方ない」

 

自分の心の家がないのです。

心理的なホームレス。

 

それが、親族間養子縁組が作る

虐待の構図です。

 

子供は、どんなバカ親だとしても

自分の意思で親を捨てたいのです。

 

先に親から捨てられた自分は

最初から気持ちの中で

根無草なのです。

 

捨てられなかった兄弟を妬み

養父母に遠慮し

実の父母には幸せな演技をして

 

お利口さんに振る舞う以外

自分をまもるすべがない。

 

昭和の頃までは

そんな話は、日本中に

あふれかえっていました。

 

その構図が

子供の心に

複雑性PTSDというトラウマを

作ってしまうことなど

誰も知りませんでした。

 

そうして育った子供は

いずれ、トラウマの影響で

 

DVなどのハラスメント行為に及んだり

アルコールやギャンブルなどの

依存症になってしまったり

 

定職につけない

借金だらけの生活で

身を持ち崩してしまい

 

養家のお荷物になり

そうならないように

必死で自分を取り繕いながら

息を殺して生きるようになり

 

そういう人たちが

あなたの父親や母親の世代です。

 

だから、あなたは親の愛情を

受けられなかったのです。

 

親自身が不幸過ぎて

子供の気持ちまで

拾ってあげる余裕など

みじんもありませんでした。

 

それが、虐待の連鎖といわれる現実です。

 

虐待は感染も遺伝もしません。

 

連鎖するのは「環境」です。

 

環境の悪循環を

断ち切ることができるのは

複雑性PTSDというトラウマを

知っている、あなた世代から。

 

不幸の連鎖を終えるには

家族の歴史を

注意深く確認することも必要です。

 

あなたがつらいのなら

あなたの家族は

全員、つらいのです。

 

家族の中で

自分だけがつらいと思っている状態。

 

それが、虐待が生まれる家庭です。

 

あなたの家は、どうでしたか?

 

 

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