インナーチャイルドなんて言葉を使うから回復できない

 

いつもの通り

超個人的な意見なので

 

「絶対、違う!」と思う方は

いつもの通り

読み飛ばしてください。

 

 

「インナーチャイルドを癒してあげなきゃいけないと思って」

「インナーチャイルドが叫んでいるんです!」

 

そんな言葉を聞くと

「わ! 出た」と

思いっきり気分が引きます。

 

私は、そうした

メルヘンな言い回しの世界に

かなりの嫌悪感を感じるのです。

 

なんだか、胡散臭いというか

煙に巻かれている感じというか。

 

 

レイキとかブロック解除とか

スピリチュアル系のことが大嫌い。

 

前世とか因縁とか

占い系の話も嫌い。

 

信じる信じないは

個人の自由なので

 

他人がどう考えているかは

どっちでも良いのですが。

 

インナーチャイルドという単語は

心の中に、子供時代の自分が

いまだに存在していて

 

そいつが心の中で

ガーガー騒ぐからツライんだ!って

 

簡単にいうと

そういうことですよね?

 

なんだか、背中に羽根の生えた

妖精さんとか、天使さんとか

 

そういうのが

お星様と一緒に

 

キラキラ、フワフワ

飛び回わっているイメージ。

 

アホか!と思ってしまうのです。

(あくまでも、個人的感想ですが)

 

 

もう少し

脳とトラウマについての

知識を持っていただけたら

 

そんな、言葉に惑わされて

怪しいところで

高いセッション代を

支払わなくたって澄んだのに、と

 

私のところへ

ご相談にみえた方の

お話をうかがうたびに

 

「ああ、もったいない」と

感じてしまうのです。

 

あなたの中で「ツライツライ!」と

ワーワー騒いでいるのは

 

インナーチャイルドという

未知の生命体ではなく

 

扁桃体(へんとうたい)」という

脳の部分です。

 

アダルトチルドレンとか

HSPとか

ボーダーとかってキーワードで

うつうつと悩んでいる人は

 

まず、間違いなく

複雑性PTSDというトラウマ症状で

苦しんでいます。

 

 

この扁桃体というのは

ストレスをキャッチすると

 

心と身体全体を

ストレスと戦うための

アクティブモードにする

 

生命維持のための

脳の大切な部分です。

 

ストレスのために

扁桃体がアクティブになると

最初に起こるのは思考のストップ。

 

何も考えられなくなります。

 

怒っているときって、興奮して

冷静に考えられないですよね?

その状態。

 

難しいことをいうなら

大脳皮質(前頭前皮質)が

機能停止している状態。

 

大脳皮質(前頭前皮質)というのは

理性的に

ものごとを考える脳の部分。

 

扁桃体が興奮しているときは

大脳皮質がOFFになっています。

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で、鼻息荒くなるし

心臓バクバクするし

 

呼吸早くなるし

脈拍もあがるし

 

イライラするし

思いっきり不安にもなる。

 

 

あなたは

この扁桃体の興奮状態を

 

インナーチャイルドちゃんが

興奮して

騒いでいると思っています。

 

インナーチャイルドを

飼っているんですよね?

 

ストレスという餌をせっせと与えて。

 

女性は、とかく

メルヘンに逃げ込みたがるから

 

インナーチャイルドとかって言葉は

もう、キラキラ

ときめいてしまうのでしょうが

 

神様や天使にお祈りしても

扁桃体の興奮は

おさまらないですから

 

残念ながらツライ状態は

永遠に続きます。

 

マインドフルネスを目的とした

瞑想のためのお祈りなら、多少

救いはあるのかもしれませんが。

 

瞑想(めいそう)という言葉も

スピリチュアルな意味ではなく

 

脳のクールダウンという意味です。

 

脳は、情報過多になると

ストレス状態になります。

 

言ってみればパソコンの

ハードと同じです。

 

処理しなければならない

情報量が増えると

単純に負荷が増すってこと。

 

脳は、とても精巧な

生命維持システム装置なのです。

 

疲れているときに

周囲がうるさいと

イライラとストレスを感じるのは

 

音という情報が

脳に余計な負担をかけているから。

 

脳は、情報処理を

自分の最適な状態で行いたいのです。

 

パソコンでいうなら

CPUが最適な稼働状態って奴ですか?

 

それをさせてもらえないのが

虐待(ハラスメント)環境です。

 

子供の脳は、大人に比べ

未発達です。

 

情報処理の能力やキャパも

当然、違います。

 

このときに、虐待環境で

脳に負荷がかかりっぱなしだったら

 

当然、脳は疲弊します。

ヘトヘトになります。

 

この状態が続くと

複雑性PTSDという

トラウマが生まれます。

 

そして、複雑性PTSDの症状は

発達障害と、ほぼ同じです。

 

集中できない

興奮しやすい

キレやすい

じっとしていられない

物覚えが悪い

光や音などの刺激に過敏

 

などなど

 

脳が外部からの情報処理を

パンク状態で

毎日、必死で生きているのが

虐待を受けている子供です。

 

それが、子供時代のあなた。

 

この状態のことを

「発達性トラウマ障害」といいます。

 

発達障害とは違いますから

ぜひ覚えておいてくださいね。

 

インナーチャイルド癒すより

脳の扁桃体の興奮を鎮めることの方が

現実的だと思うのですが。

 

それを、選ぶのは

あなた自身なので。

 

心の角に

余裕があるようなら

ちょっとメモしておいてくださいね。