自分のことを「普通じゃない」と認めないからツラくなる

同僚や同級生、友達やいとこたちが普通に恋愛したり、就職したり
結婚したり、親になっている姿を見て
普通に生きられない自分について、悩んでいませんか?

 

私は、昨年の秋に手術をして

 

半年ほど、杖がなくては

歩けない生活が続きました。

 

その時、私は

身体は不自由でしたが

気持ちは、とても楽でした。

 

それは、自分の身体が

「普通の状態ではない」ことが

自分で自覚できていたし

 

杖のおかげで

いちいち説明しなくても

 

「今、あの人は普通じゃない」と

世間に知ってもらうことができたから。

 

杖をついて歩いている人間に

「速く走れ!」とは

誰も要求しないし

 

自分でも

「普通の身体じゃないんだから、できるわけがない」と

周囲の人を警戒する必要もなく

 

したい人は手助けしてくれるし

興味がない人は

無視してスルーしていくし

 

それについても

ありがたいと思ったり

困らないから大丈夫と思ったり。

 

身体はしんどいけど

気持ちはとても楽でした。

 

これ、

「自分は普通の状態ではない」と

自覚していたし

それを受け容れていたからです。

 

あなたは、人生の大部分を

複雑性PTSDという

トラウマを背負って

 

毎日毎日、

思い通りにならない体と

思い通りにならない心を抱えて

 

必死で死に物狂いで

生きていました。

 

複雑性PTSDを背負った状態は

「普通」ではありません。

 

心の杖なしでは歩けないし

誰かの手助けも必要です。

 

でも、あなたは

杖なしで走り続けていたし

 

誰も助けてくれなかった。

 

普通の状態ではないのだから

普通に生活できるはずはないのです。

 

普通じゃないの意味を

「異常」と誤解していませんか?

 

昔の無学な人たちは

自分が理解できないことがあると

 

「キチガイ!気狂い!」と

ののしっていました。

 

キチガイというのは

「気が違う」とか

「気がふれる」とか

 

みんなと同じ価値観ではないことや

みんなと同じ行動をしないことなど

 

特異性や個別性への

不安や恐怖を消すための

差別用語でした。

 

みんなと違うという不安や

劣等感や恐怖感。

 

違うから自分は変なのだという固定観念。

 

それが「自分は普通だ」と

思いたくなる原因です。

 

 

あなたは普通の状態ではありません。

 

複雑性PTSDで苦しんでいるのです。

 

普通にできない自分を

自分でののしって

恥を感じていませんか?

 

杖なしでは歩けないはずなのに

杖なしで、今日まで必死で

歩き続けてきた。

 

それが、あなたの姿です。

 

杖の必要ない人たちと

自分のことを比較するのは

やめましょう。

 

杖なしでも

ここまで生きてこられた

あなたの方が

 

よっぽど すごいのです。

 

並の努力では

なかったはずです。

 

目に見える杖ではないから

世の中の人たちは

誰も、それに気づかない。

 

あなたは、普通ではないのです。

複雑性PTSDという

トラウマを背負って生きているのです。

 

まず、それを認めてあげてください。

 

そして、今まで

どれほど辛抱強く

ヤケを起こさず

 

歯を食いしばって生きてきたか。

 

 

認めてあげてください。

 

あなたは、何もできない人ではありません。

 

ずっと戦っていた

サバイバーなのです。

 

許してあげてください。

 

あなたは、つらかった。

 

そして、今も つらいのです。

 

静かに、認めて

受け容れてあげてくださいね。