始末の悪い怒りの感情

前回の記事で、

怒りの感情について

お話ししました。

 

今日は、その続きです。

 

 

人間は怒りの感情を

抱いているときは

「自分が正しい!」と

思い込んでいます。

 

「自分が正しい!」

「相手が悪い!」

 

怒りは人間関係を

こじれさせてしまう

とても始末の悪い感情です。

 

では、なぜ怒りの感情は

「自分こそ正しい!」と

自分を正義だと

思い込ませるのでしょうか?

 

「思考」と「感情」は

リンクしあっています。

 

これは、前回の記事の

「一次感情」と「二次感情」で

ご説明していると思います。

 

「怒り」の感情が生まれる

最初の原因は

 

危険が迫っているから

それに対処しなければならない!と

脳が信号を送ってくるから

 

というところまでは

大丈夫でしょうか?

 

危険が迫っているときの

人間のストレス反応は

3パターンです。

 

「戦う」

「逃げる」

「フリーズする」

 

これは、生存本能による

危険や脅威への

対処反応です。

 

危険から逃げるか

危険と戦うか

どちらもできずフリーズするか。

 

このとき、自律神経の

交感神経は活性化していて

脳の興奮はマックス状態です。

 

そして、ストレス反応の

3パターンの中のひとつである

「戦う」を脳が選択した場合

 

この「戦う」のストレス反応が

生み出す感情が

「怒り」です。

 

「怒り」は

抗戦的な思考を

生み出します。

 

戦う理由や根拠は

「自分が正しい!」と

考えているから。

 

つまり

怒りの感情は

脳が戦うストレス反応を

選択したために

 

それに対する根拠として

「自分が正義だ!」という

思考を作り出します。

 

このため

怒りの感情を感じているときは

自分は正しい!

自分こそ正義だ!と

強い信念で戦っているのです。

 

腹が立っている最中に

「ごめんなさいね」と

攻撃対象の相手に

 

申し訳なさを感じていることは

ありません。

 

「お前が悪い!」

「お前のせいだ!」

 

そう感じて

自分こそ正義であると

固く信じて攻撃をかけています。

 

これが、

夫から妻への攻撃なら

DVですし

 

親から子供への攻撃なら

虐待でしょうし

 

子供から親への攻撃なら

被害を受けたことへの

心理的追体験(フラッシュバック)の

最中かもしれません。

 

人間は自分に対して

攻撃をかけてくる相手は

基本的に避けます。

 

相手にしなくなります。

 

その結果、

攻撃をかければかけるほど

無視されるようになります。

 

そして、余計に

イライラが激しくなる。

 

これは、虐待被害で

複雑性PTSDという

トラウマで悩んでいる人の

ごく一般的なパターンです。

 

その結果、

誰にも相手にされなくなり

孤独の中で

疎外感に苦しむようになってしまい

 

自分のプライドと

禅問答が始まってしまうのです。

 

虐待被害者とプ

ライドについてのお話は

また、次回。

 

電話で問合せ
LINE友達登録
無料冊子プレゼント