親になれる人なれない人・そのたったひとつの条件とは?

「自分と同じような

つらい思いをさせたくないので

絶対に子供は持ちません!」

 

そうした信念を持つ人は

大勢います。

 

そのことについての

可否の話をするわけではありません。

 

そもそも人間が

なぜ、子供を持つのか?といえば

「種の保存」のため。

 

生物としての生存本能です。

 

人間は、人類という生物が

絶滅しないように

子孫を残している。

 

人間は、ただの生物です。

 

そこに脳が発達して

「知能」が

オマケでついているだけ。

 

人間は

考えれば問題が解決できると

たかをくくっていますが

考えて解決できる問題など

たかが知れています。

 

そのあたりが、人間のおごり。

傲慢さです。

 

それでは

親になれる人となれない人の

唯一の条件について

考えていきましょう。

 

あなたは親に対して

「どうして責任取れないなら

子供なんて産んだんだ!」と

怒りの気持ちを持ったことが

あると思います。

 

親は、あなたの親になるために

この世に生まれてきたのではありません。

 

子供を産んだら

子供があなただっただけです。

 

そして親は子供を育てることに

全責任を追うことは不可能です。

 

それは、責任逃れではありません。

 

そこまで読んで

「許せない!」という気持ちが

起きる人も多いでしょう。

 

それだけ

親から受けた被害が

人生に深い傷を残している証拠です。

 

では、あなたが親から

愛されていないと感じていた

状況が生まれた

 

その根拠や原因を

知っていますか?

 

今日の日本で

子供が「母親の不安定な精神状態や

気分の波の激しさの被害を受けている!」

と感じている家庭背景は

 

ほぼ、100%の確率で

母親は、夫(あなたの父)からの

DV被害を受けています。

 

DVというのは

ハラスメントのことです。

 

モラルハラスメントや

パワーハラスメントは

家庭内にも存在します。

 

DVというのは

ドメスティックバイオレンスのこと。

つまり

「家庭内暴力」のことです。

 

暴力被害を受けた場合

心や体は傷つきます。

 

ボロボロの満身創痍の状態で

子供に愛情を注げるか?といえば

残念ながら、答えはノーです。

 

母親は、あなたの親である前に

一人の人間です。

 

人間は、

自分の身の安全や安心への

確信が持てた状態で

初めて、他者への気遣いや

行動を起こすことができるのです。

 

あなたの母親は

あなたを愛していなかったのではなく

 

あなたに愛してもらえていると

安心を与えられるような状態で

子育てをすることができなかった

被害者だったのです。

 

 

こうした説明をしても

それは母親の問題であって

あなたが責任を追うべき問題ではないので

 

あなたは、納得いかないし

イライラが募るだけでしょう。

 

母をDV被害者にした

父親に怒りの感情が

湧いてくるとしても

 

それと、あなたの被害について

切り離してしか

考えることはできないのは当然です。

 

 

親になれる人と

なれない人の

たったひとつの違いは

 

「自分が困っているときに

他者に助けを求めることが

できるかどうか?」です。

 

これを、援助希求力といいます。

 

子育ては、

未経験と未知への不安の連続です。

 

複雑性PTSDなどのトラウマ持ちが

親になると

自分への劣等感や

他の親と自分との比較や

自分へのジャッジメント

また、他の親へのジャッジメントなどが

とても強烈になり

 

毎日が、人生をかけた

試験会場にいるような

 

居心地の悪い

評価の連続の心理状態の中で

一人孤独に苦しみ続けます。

 

そして、複雑性PTSDなど

虐待被害を経験した

トラウマ持ちの親は

 

自分が困ったときに

信頼できる人に相談して

一緒に問題を解決してもらえた

心理的な学習経験が

おおいに不足しているため

援助希求力が未発達なままです。

 

「誰か、助けて!」

「手伝って!」

 

ということができません。

 

「そんなことを言ったらバカにされるのではないか?」

 

「どうして、その程度のこともできないのかと叱られるのではないか?」

 

「母親失格のレッテルを貼られて、ののしりや蔑みを受けて傷つけられるのではないか?」

 

 

そうした罵声への不安ばかりが

脳裏に渦巻くことでしょう。

 

実母から

義母から

夫から

 

「母親なんだから、もっとしっかりしろ!」と

突き放されて

見捨てられて

攻撃されるだけで

 

自分の不安や苦しさや

みじめさや悲しさや

 

イライラした気持ちや

死んでしまいたいほど

悩んでいる気持ちなど

何も受け取ってもらえず

 

子供からは

要求ばかりを突きつけられて

 

夜泣きやオムツ

授乳や離乳食

 

お外遊びに

保育園や幼稚園のママ友との

気乗りしない交流や

 

進学や子供の勉強

塾や習い事の費用や送り迎え

 

自分の時間やキャリアを

子供のために

すり減らす生活が

どれだけ、自分にとって

ストレスなことか。

 

なぜ、自分は子供を

持ちたいなんて思ったのか。

 

叶わなかった幸せな家庭を

自分が親という立場で

再構築したかったのではなかったか。

 

すべてが、夢が崩れていく。

 

子供の身の上に起きたこと

そのすべてを

自分の責任だと感じてしまう。

 

 

 

極端な言い方になりますが

子育てに

夫は必要ありません。

 

子育てについて抱えている問題を

相談できる相手

 

一緒に問題を解決してくれる

信頼できる人たちが

あなたの身近にいれば

それだけでいいのです。

 

人間は、子育ては

親がするものだという

都市伝説の中で生きていますが

 

人間の成長にとって必要なのは

親ではなく

子供が信頼できる養育者です。

 

そして、子供が信頼できる

養育者になれるかどうかは

 

その養育者が

どれくらい

援助希求力があるかどうか。

 

それだけです。

 

虐待被害を受けて

大人になった人は

 

トラウマ経験の中での

負の強化の影響で

 

「どうせ、私のことなんか

誰も助けてくれない!」という

信念が強化されてしまっています。

(これを学習性無力感といいます)

 

母親が

子育ての責任すべてを

背負わされて

責められることばかりで

 

家族からも身内からも

周囲の人たちからも

助けてもらえない環境は

マルトリートメントという虐待環境です。

 

あなたは、この環境のことを

「機能不全」という言葉で

表現しているのを

 

どこかで読んだことがあるでしょう。

 

機能不全家庭というのは

父親が依存症だったり

借金まみれだったり

 

母親が浮気性で

育児を放棄している状態のこと

ではありません。

 

安全な養育環境が

様々な社会的な要因によって

障害を受けていた状態のことをいいます。

 

母親が安心して

情緒的に安定した育児ができない

家庭環境は

 

マルトリートメントという

虐待環境です。

 

親になれるかなれないか

 

その分かれ目は

「信頼できる相談相手を

自分で作る意思があるかどうか」

 

その自信がないのなら

一生、世間を恨み

親を呪いながら

 

親になれなかった無念さを

お墓にまで

引きずっていくことになるでしょう。

 

親になりたいのなら

相談相手を持つ勇気

「援助希求力」を

身に付けること。

 

それができないのなら

親になるのは

やめた方が良いでしょう。

 

あなたの予測通り

あなたの子供は

不幸になるに違いないのですから。

 

電話で問合せ
LINE友達登録
無料冊子プレゼント