ミイラ取りがミイラになる?逆転移

 

知り合いにも

割と、そういう傾向のある

危険な人がいるような気がします。

 

逆転移っていうのは

心理用語だけど

「支援者がクライエントの影響を受けて

自分のコントロールができなくなる状態」だと

思っていただくとわかりやすいかと。

 

クライエントからイライラをぶつけられるうちに

自分がイライラしてしまうとか

 

今の時期なら

コロナの支援しているはずが

周りのつらさに飲み込まれて

 

自分の方が

支援が必要な状態になっているのに気づかずに

 

パニクって大騒ぎしちゃってるような

そんな感じでしょうか。

 

個人相談をしていると

「一緒に泣いてくれたのが、うれしかった!」とか

「真剣に話したのに、素っ気ない返事をされた!」とか

 

クライエントさんは

セラピストの受け答えに対して

いちいち共感や受容を要求しているけど

 

わかってもらえた感が欲しいのは

まあ、素人だから仕方ないけど

 

「すっごくわかる〜!!」

「それ、ひどいよね〜!」

って、セラピストが興奮していたら

冷静なカウンセリングって成立しないので

 

セラピストは能面みたいな

冷静さと客観性は必要。

 

 

あと、スパッと

切り替えできないのも

逆転移現象です。

 

「あのクライエントさんのことが

気になって眠れなかった」なんて人は

 

一見すると、とても親身になって

クライエントさんのことを思っている

素晴らしいセラピストに見えますが

 

自己管理できずに

公私の境界線キープできずに

クライエントに対して

感情移入しちゃってる状態は

すでに、プロとしては外れています。

クライエントのエピソードに

揺さぶられることは

誰だってありますよ。

 

人間だからね。

 

そこで、揺さぶられる

自分がいるかどうかを

自覚できるかどうかが

 

セラピストに求められる

自己理解です。

 

どういうエピソードに

自分は、気持ちを揺さぶられる

傾向があるのか?とか

 

それは、なぜか?とか

 

自分で自分のことが

わかっていない支援者は

対象者さんのことを

結果として傷つけてしまう。

 

自己制御不能なわけだから。

 

クライエントさんから

「冷たい!」って言われてもね

 

それが、私たちの仕事。

 

支援者に自分の話をしたら

支援者の方がメンタルやられて

病院通いするようになったら

 

どう思う?

 

複雑性PTSDのクライエントなら

「ああ、私が迷惑かけたから!」って

また、負の強化の学習してしまうわけでしょ?

 

逆転移っていうのは

どんな状況やどんなエピソードと向き合っても

でん!と構えていられない状態のことです。

 

トラウマ被曝すると

この逆転移は、非常に起きやすいのです。

 

トラウマ持ちのセラピストは特に。

 

わざと逆転移を誘発しようとする

タチの悪いクライエント

(本人は自覚のない症状だから仕方ないけど)

も、いたりするので。。

 

支援者と対象者は

距離感が必要。

 

その安全と安心の領域は

相互の関係性の中でしか

確認することはできない。

 

トラウマ持ちのクライエントは

もともと猜疑心や不信感が

半端ない状態で来るから

 

試されますよね、実際。

 

ほんっとに

「てめ〜、いい加減にしろ!」って

喚きたくなるくらい、執拗な人もいる。

 

で、思うわけですよ。

 

これは、症状であって

この人ではないって。

 

トラウマ支援って

エクソシストっぽいところも

ある気がしています。

 

トラウマがその人に

憑依している的な。。

 

 

あぶない表現になりそうなので

今日は、この辺で。