人との距離の取り方がわからず悩んでいませんか?

 

「ご迷惑じゃないですか?」

 

ご相談を受けていると

必ず受ける質問です。

 

ちゃんと相談料を支払って

自分の正当な権利として

個人相談を利用しているのに

 

それに対して

自分の要求や希望を出すことを

なぜ、

「迷惑」だと考えるのでしょうか?

 

では、あなたが考えている

迷惑とは

どのようなことでしょうか?

 

私のところへ

ご相談に来られる方の共通点は

「両親がDV夫婦だった」

ということです。

 

自分の両親が

DV夫婦だったといわれて

ピンと来ない人は

大勢いるでしょう。

 

子供の頃に

お母さんからいわれた言葉を

思い出してみてください。

 

以下の言葉を

いわれた記憶はありませんか?

 

  1. 「お母さんがお父さんに怒られるんだからね!」
  2. 「お母さんに迷惑かけないでよ!」
  3. 「そのくらいのこと自分で考えなさい!」
  4. 「お母さんは、あなただけが頼りなのよ」

 

これらはすべて典型的な

DV被害者から子供への

DVの被害感情の垂れ流し状態です。

 

子供が夫の機嫌を損ねるようなことを

言ったり・したりすると

その後、妻は夫から

激しい攻撃を受けるため

 

その被害から逃れたいために

子供に対して制限をかけたり

強制をしたりするようになります。

 

この状態を「共依存」といいます。

 

共依存というのは

ダメンズから離れられない

中二病女子のことではなく

 

ダメ人間同士が

お互いの傷を舐め合いながら

デレデレくっついていることではなく

 

自分の被害や悲惨な身の上を

相手にも共有させようとすること

そして、その呪縛から逃れられない

心身の拘束を受けている状態のことを

 

共依存といいます。

 

DV被害者の母親は

子供、特に娘と

共依存関係を持とうとします。

 

娘に自分のつらさを

一緒に引き受けて欲しい

理解して欲しいと

 

わかってちゃん状態の要求を

ずっと押し付け続けるようになります。

 

子供は、母親から

それを続けられると

逃げたいけど逃げられない

拒絶したいけどできないという

 

申し訳なさや

罪悪感や

自分への無力感に

苦しむようになります。

 

この共依存状態が

子供にとって

面前DVという虐待環境です。

 

でも、子供のうちは

DVの意味がわかりませんから

(大人になっても知らない人は多いですが)

 

母親のDV被害を

両親の夫婦げんかとして受け取っており

 

DV被害で不安定になっている

母の精神状態を

 

いつもイライラしていて

情緒不安定で

感情の波が激しい

 

子供のことより

自分のことしか考えられない

押し付けがましいウザイ女!

 

として

自分を愛してくれなかった

自分の気持ちに

まったく共感できない人でなしとして

 

毒親とか毒母と呼んで

軽蔑して嫌っている。

 

それが、あなたの記憶の中の

大嫌いな母親です。

 

あなたは、ウンザリするほど

そうした経験を繰り返しているため

 

相手から要求を向けられることは

迷惑なことだと考えるようになります。

 

そして

自分が相手に要求を向けることは

 

相手にとって

迷惑をかけていることだと

思い込むようになり

 

自分の中の

自然な欲求や要求にフタをして

不必要なガマンをするようになり

 

ガマンが限界になると

「どうして、わかってくれないのよ!」と

バチン!と突然キレるか

 

嫌われたくないので

自分から身を引く(フェードアウト)を

繰り返して

 

いつまで経っても

仲の良い信頼できる人間関係を

構築することができず

 

「私、いつも独りなんです」

「誰も、私のことわかってくれません」

「寂しくて死にたいです」

 

という思考パターンが

繰り返されるように

なっています。

 

一方、あなたは

自分の気持ちをわかってもらうことに

飢えているため

 

「この人だ!」と思った人に

徹底的にしつこく強引に

自分への理解を求めてしまいます。

 

「どうして、わかってくれないの!」

「信じていたのに、裏切られた!」

 

あなたは、一人で自爆して

大切な人を自ら

罵倒して突き放してしまい

 

「結局、誰も信じられない!」と

悲嘆の中に落ちていきます。

 

ここで、なぜ

あなたが人との距離感や

人間関係の中での

バランスを取ることができないのか?

というと

 

受け取ること

(引き受けること)と

受け取ってもらうこと

(引き受けてもらうこと)の

バランスを

コントロールできていないからです。

 

子供の頃から親の都合を

受け取らされてばかりだった経験から

 

相手からの要求や希望=重荷

 

という方程式が心の中にあります。

 

そして、引き受けないことへの

罪悪感や申し訳なさがあります。

 

自分の中での

対人関係に対する

「〜〜べき!」

「〜〜ねばならない!」が

多過ぎるのです。

 

「私が、こんなに大切な

打ち明け話をしたのだから

相手は親身になって

聞いてくれなければならない」と

 

相手の受け取り方の強さを

勝手に自分で決めており

 

その受け取り方の強さが

自分が想定したものではなかった場合

「裏切られた!」

「絶望した!」

「失望した!」と

心の中が大騒ぎしています。

 

こうした状態は

あなたの性格ではなく

 

DV家庭で育った虐待児の

共通のトラウマ症状(心理症状)で

 

この心理状態は

正常なトラウマ反応です。

 

この反応が出ていないのなら

感情や感覚をつかさどる

脳の領域が

面前DVによって

かなりのダメージを受けています。

 

そして、あなたは

人との関わりを

「駆け引き」だと勘違いしています。

 

人との関わりは

「駆け引き」ではなく

「信頼することとされること」です。

 

どうすれば信頼が生まれるのか?というと

お互いの相手への誤解を

言葉によって解いていく作業を

繰り返すことで生まれます。

 

あなたは、この相手が持っている

自分への誤解を

会話によって解くという作業の

学習経験が非常に不足しています。

 

その理由は、

母親がDV被害を受けていたことや

 

父親が自覚なくDV加害者に

なっていたことで

 

あなたの気持ちや意見を

「言い訳」

「くちごたえ」

「文句」としてしか

受け取ることが

できなかったからです。

 

 

このため、あなたは

自分の気持ちを

相手に伝えて誤解を解くことが

できなくなっています。

 

どんなに演じて取り繕ってみても

あなたが思って欲しい通りの人物像として

あなたのことを受け取っている人など

この世の中に一人もいません。

 

どうしてわかってくれないのよ!

ではなく

 

どうしたらわかってもらえるのか?

そのために、自分に補えることは何か?

を考えてみましょう。

 

あなたな子供時代に

共依存経験の学習しかしていないので

その環境への居心地が良く

安心してしまうパターンがあります。

 

そして

自分を理解してくれない人への

絶望感やいらだちばかりが

先に湧いてくるようになっています。

 

あなたの子供時代は

あなたの周りには

あなたのことを理解することができない

被害者しかいなかったのです。

 

被害者に理解を求めてもムダです。

被害者には、他人の被害を

受け容れるほどの

ゆとりも余裕もありません。

 

受け容れてくれる人は

必ずいます。

 

そのために大切なことは

自分が面前DVの虐待被害者だったということを

しっかりと自覚すること。

 

DV

虐待

複雑性PTSDについて

正しい知識を持つこと

 

自分の心のクセを知ること

 

それを心がけてください。

 

私は、根が深いから無理です!と

何もしないうちから

投げやりな言い訳をするのは

回避というトラウマ症状です。

 

一度でも、この言葉を

言ったり書いたりしたことがあるのなら

あなたは、複雑性PTSDという

トラウマ症状を持っています。

 

一度、確認してみてくださいね。

 

 

 

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参考資料:DV被害の形態(内閣府)

身体的なもの

殴ったり蹴ったりするなど、直接何らかの有形力を行使するもの。
刑法第204条の傷害や第208条の暴行に該当する違法な行為であり、たとえそれが配偶者間で行われたとしても処罰の対象になります。

精神的なもの

心無い言動等により、相手の心を傷つけるもの。
精神的な暴力については、その結果、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に至るなど、刑法上の傷害とみなされるほどの精神障害に至れば、刑法上の傷害罪として処罰されることもあります。

性的なもの

嫌がっているのに性的行為を強要する、中絶を強要する、避妊に協力しないといったもの。
夫婦間の性交であっても、刑法第177条の強制性交等罪に当たる場合があります(夫婦だからといって、暴行・脅迫を用いた性交が許されるわけではありません)。