あなたは「負の強化」という言葉を知っていますか?

あなたが誰かと約束をしたときに

あまりハッピーではない予測をして

その通りになると

「ほら、やっぱり!」と感じる。

 

そして、前回嫌な思いをしたから

また同じ目にあうのではないか?と

予測をしていたら、

「やっぱり、そうだ!」と感じる。

 

このように、

ネガティブな予測に対して

それが的中してしまう経験を繰り返すことで

その出来事に対して

明るい前向きな予測ができなくなる状態を

心理用語で「負の強化」といいます。

 

 

あなたは、何か新しいことや

未来のことを予測したときに

 

最初に頭に浮かぶ言葉は

「どうせ、〜〜に違いない!」

「絶対、〜〜なんだから!」

「だって、みんな〜〜だから!」

「だから、〜〜してもムダ!」

 

など、負の強化から生まれた

ネガティブD(頭文字がDで始まる気持ち)の

文章でしか

物事が考えられなくなっていることでしょう。

 

そして、あなたは

こうした自分の状態のことを

「ネガティブな性格」と

呼んでいたり

 

HSPと言い訳していたり

するのかもしれません。

 

ですが、これは

虐待被害を受けて育ってきた人共通の

トラウマ症状なのです。

 

トラウマ症状というと

身体的な訴え

 

頭痛

過呼吸

パニック発作

動悸

不眠

食欲不振などの

体調不良(不定愁訴)を

思い描く人が多いと思いますが

 

出来事に対する

思考・認知パターンへの

傷付きもトラウマ症状です。

 

このため

トラウマ記憶が刺激されると

脳の中の扁桃体が

過覚醒を起こして

 

イライラや不安

モヤモヤや悲しみなど

さまざまな居心地の悪い感情が

湧き出してきます。

 

この感情を意志の力で

コントロールしようとしても

できません。

 

なぜなら、

扁桃体が活性化しているときは

思考をつかさどる

大脳皮質は

機能が停止しているからです。

 

トラウマ反応は

生存本能に直結しています。

 

人間の脳が最優先にすることは

「生き延びること」です。

 

トラウマが刺激されているときは

脳は「生き延びること」しか考えていません。

 

このため、思考や判断をつかさどる

大脳皮質の働きは

生命の安心安全が確保されるまで

停止しているのです。

 

ですから、考えて

感情をコントロールしようとしても

できません。

 

それが、人間の心(脳)です。

負の強化が起きる原因は2つ。

 

ひとつは、あなたの認知パターンが

負のループを繰り返していること。

 

それを指摘して、負の強化のループを

止めるための支援を受けていないこと。

 

簡単にいうと、安心して頼れる

支援者がいないこと。

 

 

もうひとつは

負の強化が起きるような環境から

出ようとしていないことです。

 

嫌だ嫌だといいながら

嫌な環境の中で

文句を言いながら

そこに居続ける選択をしているのは

誰でもない、あなた自身です。

 

本当に嫌なら、出るべきです。

 

無理です!

できません!

 

いきなり、そう感じたのなら

それはネガティブDです。

 

負の強化を止める方法を

自分の状態にあわせて

的確に判断してください。

 

あなたがネガティブなのではなく

それは、トラウマ症状です。

 

風邪を引いた人が

丸裸で雪の中にいて

「どうせ私は肺炎になるに違いない!」と

ネガティブな発想をしている状態と同じです。

 

肺炎になるのが嫌なら

そこから出なければなりません。

 

連れ出してくれる人を待つのではなく

助けを呼ぶのです。

 

誰も来てくれない!と

ネガティブな発想をするのは

トラウマ症状です。

 

SOSを発信できない人

援助希求能力の低い人は

残念ながら

トラウマの海で溺れ死にます。

 

助けを求める勇気を持ちましょう。

 

それだけで、

あなたの負のループは

終えることができるのです。

 

電話で問合せ
LINE友達登録
無料冊子プレゼント