あなたは「尊厳」の意味を知っていますか?

 

海外の映画、

特にアメリカの映画を見ていると

 

たびたび

「尊厳(そんげん)」という言葉が

セリフの中に

出てきていることに気付きます。

 

日本人は、日常生活の中で

あまり

「尊厳」という言葉を使いません。

 

ほとんど皆無と言って良いほど

使っていないような気がします。

 

では、「尊厳」とは

いったい、どういうことでしょうか?

尊厳というと

とても堅苦しくて

重々しい言葉に聞こえますが

 

「プライド」という言葉に

置き換えてみると

ピンとくるのではないでしょうか?

 

プライドというのは

自意識過剰に

見栄を張ることではなく

 

「自分は大切な存在であること」

「大切にされる存在だということ」

「思いやりを持って

接する価値のある存在だということ」

 

そのようなことを

意識したいときに出てくる

言葉です。

 

自分を尊重する気持ち

自分を大切に思う気持ち

粗末にされて良い訳が無い

存在だという気持ち

 

それが

「尊厳」=「プライド」です。

プライドの反対側にある言葉は

「侮辱」

「失礼」

「無視」

「服従」

「隷属」

など、

 

自分が大切にされていないという気持ちを

表す言葉です。

 

一言でいうなら

「みじめ」な気持ち。

 

その「みじめ」な気持ちにさせる相手に対して

あなたが感じるのは

 

「怒り」

「むかつき」

「腹立たしい」

「悲しい」

「こわい」

「恐怖」

「寂しい」

「恨み」

「憎しみ」

などです。

 

この「尊厳」をズタズタにされる行為が

夫婦間やパートナー間の場合は「DV」

養育者や親、

周囲の大人から子供への場合は「虐待」

と呼ばれている状態です。

 

日本人は、過去の歴史や文化の中で

自分の尊厳を放棄して

 

服従・隷属することに

プライドを感じる

不思議な文化習慣の中で

生活をしてきました。

 

忠義・忠誠・滅私奉公。

 

主人(あるじ)に使えることで

自分の価値を感じるという

逆説的な方法です。

 

日本人は、自分が尊敬できる

主人に使えることが

自分にとって、また家族にとって

ステータスだった時期がありました。

 

今は、ほぼ死滅状態の

会社の雇用制度の終身雇用などは

その典型的な例でしょう。

 

そして、

日本には「家文化・家制度」があります。

 

これは、「○○家」という

家(家系)の一員であることを

自分のステータスとして誇らしく思う。

プライドを感じるという文化心理です。

 

このため発生するのが「嫁」です。

 

家を守り、子孫を産み

家族の労働力として使え

家の主人である夫を支える。

 

滅私です。

 

 

日本人は長い歴史の中で

「自分の尊厳」というものを

手放すことで

そのプライドを守るという

複雑な人間関係を構築してきました。

 

このため、DVや虐待が

日常の中に自然に溶け込んでおり

 

現在の法律や制度で

DVや虐待について理解しようとすると

必ず違和感やザラ付きが

出てきてしまうのです。

 

子供の頃、

ずっと虐待を受けて

育っていた人は

 

大人になっても

自分の尊厳が傷付けられる行為に

とても敏感になります。

 

世間の人が皆

自分をバカにしているような

侮辱しているような

嘲笑っているような気がして

 

いつも、人の目が気になり

ほんの些細な事柄でも

過剰に誤解して受け取ってしまい

 

相手からの行為を

悪意あるものとして

受け取ってしまう認知パターンが

身についてしまっています。

 

「みんな私の悪口を言っているに違いない!」

「私は、いつも仲間外れにされる!」

「どうせ、私は誰にも相手にしてもらえない!」

 

そんな気持ちが

フツフツと心に湧いてくるのです。

 

そして、そういうあなたを見て

周囲の人たちから出る言葉は

 

「あの人、プライド高くて

付き合いにくいね」

 

「面倒くさいね、すぐ怒るし」

 

そんな言葉です。

 

あなたは、何を言われても

バカにされているようにしか

聞こえません。

 

尊厳の軽視

 

そんな虐待環境で育ってきたからです。

 

虐待というのは

殴ったり蹴ったり

ネグレクトをしたり

 

そんなわかりやすいことではありません。

あれは、虐待というより犯罪です。

 

あなたがいつも家庭の中で感じていた

子供の頃からの

モヤモヤとした嫌な気持ち。

 

みじめで恥ずかしい気持ち。

 

それが、尊厳の軽視。

本当の虐待です。

 

あなたが人との関わりの中で

人間関係が苦手だと感じるときは

 

この尊厳への傷付きから

自分を守りたい、逃げたいと

感じている瞬間です。

 

あなたは、どんなときに

尊厳=プライド について

不安や恐怖を感じていますか?

 

それを見つけることが

あなたの回復への

第一歩です。

 

尊厳について知ることを

意識してみてくださいね。

 

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