自分が虐待被害者だと知らない人が多い

ご相談で感じることに

自分のことを

被害妄想のかまってちゃんだと

誤解して

 

自虐的になっていたり

自罰的になっていたり

自暴自棄になっている人が

とても多いと感じています。

 

「この程度のことで

自分が被害者だと思うのは

世の中の虐待被害者に対して

申し訳がない」

 

「みっともない」

 

「恥ずかしい」

 

そう感じている人が多いですし

 

自分の被害経験について

人に訴えたり

打ち明け話をすると

 

受け容れてもらうどころか

 

「その程度のこと

誰だって経験している」

 

「何を、その程度のことで大袈裟な」

 

「育ててくれた親に

感謝できないなんて親不孝」

 

そう非難されたり

攻撃されてしまったりする経験を

繰り返すうちに

 

自分の気持ちや本音を隠すことや

傷付かずに済むように

出来事や事象から

 

自分の気持ちを遠ざける

回避パターン(思考・行動)が

生まれてしまい

 

それが、現実を受け取る際の

さまざまな障害になっていることを

 

本人も周囲の人たちも

まったく気づいておらず

 

引きこもりや攻撃的な態度

多動や注意・集中の困難などの

トラウマ反応について

 

問題思考・問題行動として

受け取られてしまい

 

社会からの誤解を受け続けて

理解されないことへの

苦しみや孤独感を抱えながら

 

誰にも助けを求めることができず

白馬に乗った救世主が

ある日突然、目の前に

舞い降りてくれるような

悲しい期待を抱いていたり

 

人生や自分すべてについて

あきらめや放棄の状態が続き

 

期待するだけ無駄!と

人や組織から

自分のことを隔絶してしまい

 

人との関わりを持つことに

非常な困難さを抱えてしまう。

 

そのような生きづらさの中に

置き去りにされている人が

 

毎日、たくさん

私のもとにご相談に来られています。

 

 

そもそもの話ですが

「虐待って、何ですか?」と

質問されたときに

 

的確な返事をできる人に

私は、今まで

出会ったことがありません。

 

虐待の支援をしている人でさえ

「え?」と驚かされるような

返事がかえって来ることがあり

 

これでは、当事者が

救われないのは当然だと

悲しい気持ちになることも

よくあります。

 

では、虐待って

何でしょうか?

 

こちらの動画を

ぜひ見てください。

 

2015年のものですが

5年も前の話題なのに

 

日本人で

この内容について

知っている人は

ほんのわずかです。

 

虐待が、子供(人間)の健康に

どれほどの悪影響を与えるのか。

 

自殺率が通常の12倍

がんの罹患率が通常の4倍

 

心も体もズタズタにされるのが

子供時代の虐待経験です。

 

童話作家の石井桃子さんの

有名な言葉があります。

 

石井桃子さんのことば

『子どもたちよ』

子ども時代を しっかりと
たのしんで ください。

おとなになってから
老人に なってから

あなたを 支えてくれるのは
子ども時代の 「あなた」 です。

 

2001年7月18日

石井桃子

 

虐待を受けて育つということは

人生の基底部の支え

そのものの喪失を意味します。

 

では、虐待というのは

どういうことでしょうか?

 

ニュースなどの報道で

虐待のニュースが取り上げられていますが

あれは、はっきり言うと

すでに虐待の領域を超えています。

 

あれは「犯罪」です。

 

養育者による子供の斬殺について

ニュース報道が「虐待」として

伝えてしまっているので

 

社会の虐待に対する認識が

現実と、どんどんずれて

しまっているのです。

 

 

虐待の根本的な定義は

「子供が家庭(養育環境)に

安心・安全を確信できるかどうか」

 

それだけです。

 

心理的虐待

身体的虐待

性的虐待

ネグレクト

 

これは、虐待を考えるときの

大きな括りですが

 

現実社会の虐待は

こんなくくりの網目を

すり抜けてしまうような

目に見えない虐待の方が多いのです。

 

 

例えば、母親の不安定な情緒環境に

さらされて育った子供は

それだけで虐待環境です。

 

たとえ、その母親から

直接的に

何の被害も受けていなくても、です。

 

 

両親の夫婦げんかが絶えなかった家。

これは、面前DVと言う

子供にとって究極の虐待です。

 

子供の心は

両親の夫婦げんかだけで

ズタズタ、ボロボロになります。

 

母親への家族からの仕打ち

(モラハラ)が頻繁だった家庭。

 

「嫁のくせに!」

「バカ嫁!」

「お前がバカなのは、母親に似たからだ!」

などの、ののしりや侮辱が

 

家庭内に常に流れていた環境

これも、極悪な虐待環境です。

 

これらの環境で生き延びてきた

子供の経験のことを

「逆境的小児期経験(ACEs)」といいます。

 

あなた自身

自分自身が、実際に

どのような虐待被害(ACEs)の

サバイバーなのか知らずに生きています。

 

自分が何の被害や影響を受けていて

現在の生きづらさになっているのか

 

まったく知らずに生きています。

 

だから、自分で

自分について

他人が理解できるように

説明することができないのです。

 

自分について

正しく知ってください。

 

あなたを救えるのは

あなた自身だけです。

 

願っても祈っても

あなたは変わることはできません。

 

何をしたら良いのか

わからないのだから。

 

自分を助け出す知識を

身に付けてくださいね。

 

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