複雑性PTSDのあなたは、ひまわり?椿?桜?

複雑性PTSDで悩んでいる人は

とかく人と自分を

比較するクセがついています。

 

そして、たいていの場合は

自分が情けなくなるように

相手と自分を比較する習慣がついています。

 

「何歳までに結婚できなければ価値がない!」

「親になってこそ一人前の人間だ!」

「この程度の仕事ができない自分は無能だ!」

「いい歳して、まだ何も達成できていない!」

 

人生の敗北者としての自分を

毎日、ののしりながら

つらいつらいと

うめいていることと思います。

 

そして

「誰も理解しようとしてくれない!」

「こんなに苦しんでいるのに!」と

他者や世間を恨んでいるかもしれません。

 

桜は、春に咲きます。

 

ひまわりは、夏に咲きます。

 

椿は、冬に咲きます。

 

要するに、そういうことです。

 

椿は、夏に咲けな自分を

情けないとは感じないでしょうし

 

ひまわりは、春に咲けない自分を

遅れているとは思わないでしょうし

 

桜は、冬に咲き損なった自分を

後悔することもないでしょう。

 

あなたには、生まれながらにして

生まれた環境や適性があります。

 

 

それは、あなたにしか

生きることができない

あなただけの人生です。

 

あなたは、椿なのに桜になりたがり

桜と自分を比較して

泣いているのかもしれません。

 

あなたは、ひまわりなのに

桜と自分を比較して

劣等感を感じているのかもしれません。

 

それに何の意味があるでしょうか?

 

桜は、桜なりに

ひまわりは、ひまわりなりに

椿は、椿なりに

 

自分をまっとうすること以外

何も考えてはいないでしょうし

 

他者と自分を比べても

意味のないことだとわかっています。

 

虐待被害の後遺症で

「自分と他者を比較するクセ」が育ちます。

 

これは、幼い子供が

親の不安定さの中で生き延びるために

 

「正解」「不正解」を探して

自分の安心や安全を確保しようとする

認知パターンを訓練してしまった結果

起きる心理状態です。

 

そして、おそらく自分には

達成することが困難な状況だと判断すると

 

自分をおとしめることや

劣等感を感じることで

 

達成できなかったときや

願いが叶わなかったことへの

 

悲しみや怒りなど

傷付き感情から自分を遠ざけるために

「どうせ自分には無理なのだ」と

 

自分を情けない価値のない存在だと

位置付ける認知・思考パターンが続きます。

 

 

自分には価値がない!と思うことは

一見すると

とてもつらくて悲しいこと

 

人権を奪われているような

理不尽なことだと感じますが

 

複雑性PTSDの中で苦しんでいる人は

「自分には価値がない(無能)なのだから

できなくても当然だ」と自分をさげすむことで

 

これから受けるだろう心の傷付きから

自分を遠ざける(回避)する方略を

とっていることに

気づいていないことが多いのです。

 

 

トラウマが生まれる原因は

「自分では、どうすることもできない

絶対的な危機的状況を経験すること」です。

 

虐待環境は、これの繰り返しです。

 

幼い頃から

自分には、どうすることもできない

不安や恐怖を繰り返し経験し続けた結果

 

複雑性PTSDというトラウマが生まれます。

 

トラウマは、脳の情報処理へのダメージです。

 

脳が受けたダメージの結果起きている

さまざまな反応や症状を

あなたは、自分の性格や人格だと

勘違いをしています。

 

トラウマの症状には

「感情」も含まれます。

 

アンガーマネジメントをして

怒りの感情をコントロールしようとしても

トラウマ由来の怒りの感情を

コントロールすることは不可能です。

 

それは、人間の思考を司る

大脳皮質(前頭前野)が管理している

怒りではなく

 

脳の中の

扁桃体(へんとうたい)が管理している

生存本能由来の怒りだからです。

 

例えるなら

クシャミをしたいのに

クシャミを我慢している状態。

 

それがトラウマ症状の怒りを

アンガーマネジメントで

コントロールしようとしている状態です。

 

すっきりしないのは当然ですよね?

 

 

あなたには、もっとも ふさわしい

あなたの咲きどきがあるのです。

 

人と比較するのは

今すぐやめてください。

 

一生、咲きどきなんて来ません!という

投げやりな予測は、今すぐ

やめてください。

 

ネガティブな未来予測をして

「そうならなかっただけマシ」と

 

自分を慰めることで

生き延びてきた過去の習慣が

 

あなたの中で

ネガティブな未来予測しかできない

心理状態を作り出していることを

冷静に客観的に見つめてみましょう。

 

こうした心理状態のことを

「ネガティブバイアス」といいます。

 

自分の将来は

自分にしか作れません。

 

誰に頼る必要もありません。

 

あなたは、自分らしい生き方を

無意識に抑え付けるクセがついています。

 

親や環境を責めても

過去と他者を変えることは不可能です。

 

あなたが、変わる必要もありません。

 

本当のあなたに気がつくだけで良いのです。

 

あなたは、桜ですか?

椿ですか?

ひまわりですか?

 

それとも、湖のほとりに

静かにたたずむ白樺の木ですか?

 

あなたらしさを探しましょう。

 

そして、あなたらしさを

大切にしてあげてくださいね。

 


 

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