「それ、被害妄想だよね」と言われたら?自責思考と他責思考

 

「それ、あなたの被害妄想だよね?」

 

虐待被害の影響で

複雑性PTSDのような

トラウマを持っている人は

 

人生の中で

たびたび言われたことのある

言葉ではないでしょうか。

 

あなたは、明らかに

被害を受けていたのに

 

なぜ、被害妄想だと

言われるのでしょうか?

 

相手が、バカだから?

思いやりがないから?

 

この出来事には

明確な根拠や理由があります。

 

今日は、そのことについて

考えてみましょう。

 

幼い子供は、大人に比べて

はるかに少ない人生経験と

知識や情報量の中で生きています。

 

そうすると

目の前で起きていることの

意味がわからないことと

たびたび遭遇します。

 

例えば、父親が

母親に対して

オールナイト説教をしているとき。

 

あなたは、なぜ

お父さんがお母さんに

説教をしているのか

その理由がわかりません。

 

大人になってから

客観的に

その事実を考えたら

 

それは、DVだったと

あっさりわかることでも

 

当時の幼い子供だった

あなたにとって

その出来事の意味は理解不能です。

 

 

この場合、子供は

自分が使える

ありとあらゆる知識や情報を駆使して

 

出来事の意味を理解しよう

判断しようとします。

 

子供にとって

とても身近で

とても腑に落としやすい思考は

 

「良い」か「悪い」か です。

 

いい子、悪い子

できる、できない

好き、嫌い

など

 

両極端な二極化した

思考を基準に

出来事の意味を判断します。

 

そうすると

父親が母親に

オールナイト説教をしているのは

 

父親が母親のことを嫌いだから

お母さんのことを嫌うお父さんが悪い

お父さんなんか、大嫌いだ!

という出来事の意味づけが生まれます。

 

または、お父さんに

四六時中、説教されているような

情けない母親が悪い!

母親失格!

お母さんが悪い!ダメ母!

という出来事の意味づけが生まれます。

 

もし、父親の説教の中に

自分の名前が入っていたとしたら

「自分のせいで、お母さんが説教されている」

という思考や認知が働くため

 

自分のせいだ!

自分が悪い!

という出来事としての意味づけが生まれます。

 

子供は、目の前で起きている

出来事から受け取った感情で

状況判断をしてしまうため

 

なぜ、その出来事が起きているのか

出来事全体の流れ(文脈)が理解できず

 

その場で生まれた

感情や感覚で

出来事の意味づけをしてしまいます

 

これを繰り返すことによって

「自分が悪い」という自責感や

「相手が悪い」という他責思考が

習慣化していくようになります。

 

 

幼い子供は

成長するにつれて

いろいろな情報を得ると

 

その時の出来事の意味づけの

根拠を探し始めます。

 

その根拠として

「親が愛情なく自分を育てた」

「自分だけ差別された」

「自分は無視された」

「自分は粗末にされた」などの

 

謝った現実認知が育ちます。

 

これが、大人になっても

人間関係を困難にしてしまう

認知のゆがみ」といわれる状態です。

 

 

母親が不機嫌だったのは

自分のせいだと思っていた

幼い子供が成長して

 

自分のせいだと思うことから

回避する思考として

 

母親のせいだと

出来事の意味を

歪めて受け取るようになります。

 

自責から他責への

変換を行うことで

 

自分の生きづらさを

少しでも緩和しようとします。

 

これは、誰にも頼れず

孤立していた子供に多い傾向です。

 

父親から母親への説教は

DVという家庭内暴力(ハラスメント行為)

だったことを

 

成長段階で

誰かから教えてもらえていて

 

現実認知(出来事の意味の受け取り方)の

正しい修正をしてもらえていれば

 

子供は、大人になってからも

自責や他責という

ジャッジメントの世界で

 

不安や恐怖に苦しみながら

生きる必要はなかったのです。

 

この出来事の意味づけへの

正しい情報修正は

 

大人になるほど

受け入れにくくなります。

 

すでに、長い年月

その苦しみの中で生きてきた当事者にとって

 

それは、ただの言い訳にしか聞こえないし

今さら、どうしようもないと

思わされてしまうからです。

 

そして

自分の信念を曲げることは

敗北であるし

 

新たな服従であると

感じさせられてしまうため

認知の情報修正は

なかなか進まないのが通例です。

 

その結果

複雑性PTSDなどの

トラウマ症状は

 

悪化することはあっても

回復することは

難しくなってしまいます。

 

 

 

子供の思考・判断には

グレーゾーンがありません。

 

白か黒か。

 

それだけです。

 

自分は、違う!という方。

 

それなら、今も

苦しんでいないと思います。

 

子供は、曖昧さが苦手です。

ハッキリして安心したいのです。

 

そして、ハッキリさせて

安心したい気持ちが

出来事の意味づけを変えてしまい

 

子供時代に受け取った記憶のまま

何十年も苦しみ続ける人生が続く。

 

それが、虐待被害の

心的な後遺症のひとつです。

 

 

あなたの子供時代の記憶。

 

その出来事の意味。

文脈は、確かですか?

 

確かだと思いたいだけですか?

 

それほど、誰にも

助けてもらえず

苦しい人生が続いていたために

 

そう思わずにはいられない

認知・思考パターンが

あなたをさらに

苦しめているのではありませんか?

 

 

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