複雑性PTSDの人は、クレーマーになりやすい

どこの世界にも

「クレーマー」は、存在しますね。

 

複雑性PTSDの人は

基本的に

「クレーマー体質」です。

 

なぜなら

子供の頃から

「誰も自分のことを

わかってくれない!」という

 

欲求不満の中で

育っているから

 

自分の希望や期待を

受け入れてもらえなかったと

感じた瞬間の

 

怒りのスイッチが入る勢いが

めちゃくちゃ早いからです。

 

怒りの沸点が低いっていうと

わかりやすいですかね?

 

世間の人の沸点が100度なら

あなたの沸点は45度くらい。

 

周囲の人たちからしたら

「え?なんで、そのくらいのことで?」と

不思議がられる状態。

 

で、あなたはこれについて

「HSPだから」

「過敏だから」と

言い逃れをしている。

 

ああ、知らないってツライなと

私なんかは思うのです。

 

病院の受付で

職員の人に食ってかかっている人

 

クリニックの職員の対応が

失礼だったと怒っている人

 

まあ、よくあれだけ

次から次へと

文句の言葉が出てくるなと

感心して見ていますが

 

この時、彼らは

世間から見ると

ただの「クレーマー」です。

 

モンスターペイシェントって奴ですよね。

 

これが、学校なら

モンスターペアレンツってとこです。

 

なぜ、彼らの

怒りのスイッチが入るのか?

 

それは、彼らにとって

目の前で起きた出来事は

 

「自分が侮辱されたこと」

「粗末に扱われたこと」

「大切にしてもらえなかったこと」として

認知されるからです。

 

彼らはメタ認知を理解できていません。

 

メタ認知というのは

「今、目の前で起きている出来事を

自分がどのように受け取っているか

(認知しているか)についての自覚」のこと。

 

このメタ認知は

トラウマによって

ものすごい影響を受けます。

 

これが、俗にいう

「認知のゆがみ」って奴です。

 

ゆがみっていうと

悪いイメージがつきまといますが

あなたが人として

歪んでいるってことではありません。

 

そう思いたくなるのが

認知の歪みです。

 

自分が馬鹿にされているような

笑い者にされているような感覚。

 

これ、トラウマ症状です。

 

こうした人たちと

まともにやりあってはいけません。

 

具体的にいうと

自分の正論を相手(クレーマー)に

ぶつけてはいけません。

 

どんどんエスカレートします。

興奮します。

 

クレーマーは、

自分の正当性を訴えることが

とてつもなく気持ち良いのです。

 

自分の悔しさやイヤだった気持ちを

存分に相手にぶつけることで

気持ち良くなりたいのです。

 

なぜなら、実生活の中で

誰も、そうした気持ちの

相手をしてくれる人がいなかったから。

 

 

ムキになって

口角から唾を飛ばしながら

ガンガンまくしたてます。

 

うれしくて興奮状態なのです。

 

でも、彼らは

自分は怒っていると思っています。

 

クレーマーは

怒ることに執着します。

 

なぜなら、それをすると

とても気持ちが良いからです。

 

「怒らせるなよ!」

「詫びろ!」

「謝れ!」

「土下座しろ!」

 

なぜ、彼らが

そういう状態に執着するのか?

というと

 

誰も自分の尊厳を

認めてくれない

惨めな環境で育てられてきたからです。

 

なぜ、尊厳を認めてくれない

惨めな環境で育ったのか?

というと

 

親が苦しんでいたために

子供の気持ちを尊重する

余裕がなかったから

 

この状態のことを

虐待(マルトリートメント)

 

といいます。

 

 

私は、そうした

虐待(マルトリートメント)経験者を相手に

相談を行っているわけなので

 

相談者がクレーマー化することは

日常茶飯事ですが

 

そのクレーマーという行為は

トラウマ症状の中のひとつなので

その方の人格とは無関係。

 

その方と

症状を切り離して考えることを

「外在化」といいます。

 

まあ、いくらプロだといっても

いくら外在化しても

 

「自分が正しい!」って

ガンガン、攻撃仕掛けてくる人と

毎日、関わり続けるのは

結構 エネルギー使いますよ。

 

このクレーマー化した状態が

DV夫であり

職場のパワハラ上司であり

あなたの苦手だった不機嫌な母親です。

 

クレーマーをみたら

メタ認知と複雑性PTSDについて

思い出してみてください。

 

なんとなく

腑に落ちると思います。