私が、とてもガッカリさせられること

私が、クライエントさんと

関わっている中で

最もガッカリさせられることは

「約束を守れないこと」です。

 

毎月開催している

茶話会は、参加費500円です。

 

なぜ、500円なのか?というと

1コインでお釣りなしだから。

 

毎回、予約の際に

「お釣りのないように

参加費をご持参ください」と

 

予約受付、予約確認、開催案内

都合、3通の連絡メール

すべてに記載しています。

 

それなのに

1,000円札を出して

「お釣りください」という人

「1万円札しかなくて」という人。

 

ガッカリします。

 

なぜ、ガッカリするのか。

わかりますか?

 

それは、

それをした瞬間に

その人の回復が滞るからです。

 

お釣りを受け取った瞬間は

「わかってもらえて良かった」

「親切にしてもらえて嬉しい」

そう思うかもしれません。

 

でも、それは

あなたの中で

「この程度の約束事も

守れない情けない私」

「この程度のルールも守れない

ツーズな私」という

 

ネガティブな自己像を

上書きしてしまうことになるのです。

せっかく一大決心をして

参加した茶話会なのに

 

やっと、他の人たちと一緒に

自分について語ってみようと

思えた場所なのに

 

出だしから、約束を破って

参加しているということは

「みんなと違う自分」

「みんなはできたのに

一人だけできていない自分」という

意識を強化してしまい

 

申し訳なさや

後ろめたさを

増やしてしまうのです。

 

そして、お釣りはありませんと

ルールのある場所で

他の人が

お釣りを受け取っているのを見たら

 

ちゃんと用意をしてきた人は

どう感じるでしょうか?

 

わざわざ、自販機やコンビニで

お札を小銭に崩してきた人は

その人のことを見て

どう思うでしょうか?

 

「何、あの人!」

「ずるい!」

「感じ悪い!」

「あんな人と今日は一緒なんだ」

「ルール守れない危険な人なんじゃないかな?」

 

そう思われても仕方ないですね?

 

複雑性PTSDの人は

自分に正当な権利があることを

信じられない心理状態の人が多いので

 

いつも、そこに居ていいのか

浮いていないか

仲間外れではないか

みんなから爪弾きにされないか

 

空気を読んで

ドキドキ

ビクビクしています。

 

その不安を取り除くための

最初の手段は

「ルールを守ること」なのです。

 

「私は、きちんと

ルールを守って参加している」

「だから、ここにいる権利がある!」

 

そう思うことができるようになるのです。

 

ルールを守ることというのは

自分の安全を守ること

なのです。

 

ルール、約束というのは

お互いの「安心・安全」を

守るための共通認識です。

 

誰かが勝手に決めたことは

ただの命令。

 

あなたは、自分で

約束を破ることで

自分の安全・安心を

自分で壊しています。

 

そのため、

誰かに助けて欲しくなるのです。

 

私が行っている茶話会は

それ自体が

約束事も含めて

「治療」なのです。

 

あなた以外の人が

特別扱いを受けていたら

あなたは腹が立つと思います。

 

なんで、あの人は

1,000円札でも参加できるの?って。

 

約束、ルールを守ることは

その場にいる

安心と安全を守ることです。

 

意識してみてくださいね。