家族やパートナーにカウンセリングを受けて欲しいと悩んだ時の解決法

家族やパートナーにカウンセリングを受けて欲しいと悩んだ時の解決法

あなたが悩んでいるのはあなたの大切な人の問題ですか?

それとも

あなた自身の中の問題ですか?

その解決法について確認してみましょう。

大切な家族やパートナーに

カウンセリングを受けて

楽になって幸せになって欲しい!

 

そう感じるのは

とても自然な気持ちですね。

 

今日は、この問題を

被害者と加害者

それぞれの側面から考えます。

 


 

カウンセリング依頼者が

加害者の場合

突然の話で「え?」と

思われるかもしれませんが

 

「家族にカウンセリングを受けさせたい!」

 

「パートナーにカウンセリングを受けさせたい!」

 

そう考えて、カウンセリングの

代理依頼をする方の中には

DVや虐待の加害者」がいます。

 

家族やパートナーが

「自分に迷惑をかけている」

「相手のせいで自分が困っている!」と

感じることの中には

 

「相手が自分の思い通りにならないこと」への

いらだちや不満を感じている場合があります。

 

DVや虐待の根底には

「相手への支配とコントロール」があります。

 

自分の思い通りにならないので

カウンセリングを受けさせて

相手に「自分が悪かった」と反省させて

 

こんなに骨を折った自分の好意に感謝して

今後は、自分との生活で迷惑をかけるな!

と圧力をかけてしまうのです。

 

夫や親からの支配やコントロール

パートナーからのデートDVなど。

 

カウンセリングを受けに来る方が

予約した人からの被害を受けていて

 

それについての自覚がなく

「自分のために、骨を折って

こんなに心配してくれる

信頼できる素敵な人だ!」と

 

勘違いさせられていることも

あったりします。

 

DVや虐待は

「お前のためだ!」という

強制や支配が続きます。

 

支配を受けている被害者は

自分への無力感や自責感を

積み重ねてしまい

苦しんでしまいます。

 

あなたが被害者かどうか

簡単にわかるチェックシートがあります。

 

DVと虐待は被害形態が同じです。

チェックシートのパートナーを

あなたが被害を受けている相手に

置き換えてチェックしてみてください。

 

*DV被害チェックシート*

https://drive.google.com/file/d/1Wsw0Eq51lE8c10iHZhcKDJ9DFAKRPFMz/view?usp=sharing

 

DVや虐待の被害を受けると

「自分の意思で決めること」に

とても不安や責任を感じるようになり

 

「自信がない」という気持ちや

罪悪感・劣等感が強くなります。

 

このため

より加害者からの支配を

受けやすい状態になってしまい

逃げられなくなってしまい

 

相手の言いなりになることが

自分にとって正しい選択であると

誤解するようになってしまいます。

 

確認してみましょう。

 


 

依頼者自身が被害者の場合

 

「家族やパートナーに

カウンセリングを受けて欲しい!」

 

そう思う人自身が

対象者からの被害を受けている場合とは

どのような状態でしょうか?

 

1.共依存関係(相手を意識しないと自分の意思決定ができない状態)

2.DVや虐待被害の自覚が本人にある場合

3.家族やパートナーに変わって欲しい!と痛切に感じている場合

 

その相手の傾向は

このような状態であることが考えられます。

 

 


 

あなたが変わって欲しい!と望んでいる相手の特徴

 

1 自己評価が低く自分に自信を持てない

2 人を信じられない

3 本音を言えない

4 見捨てられ不安が強い

5 孤独でさみしい

6 自分を大切にできない

 

 

まず、最初にハッキリと

お断りしておきます。

 

「自分以外の人の考え方を

変えるのは不可能です!」

 

カウンセリングの世界では

「他人と過去は変えられない」という

絶対法則があります。

 

というのは

すでにご存知のことだと思います。

 

あなたが、

「相手に変わって欲しいから

カウンセリングを受けて欲しい!」と

願っているのだとしたら

それは、永遠に不可能です。

 

では、あなたに何ができるのでしょうか?

 

 


 

あなたにできること・すべきこと

 

①正しい知識を持つこと

 

複雑性PTSDについての

正しい知識を持ってください。

 

あなたが、

相手に変わって欲しい!と

痛切に願うのは

あなた自身が、相手の存在からの

支配やコントロールを受けているから。

 

相手を意識せずには

自分の意思決定ができないからです。

 

これは、能力のあるなしとは無関係です。

あなたは、相手の存在からの

支配を受け続けてきました。

 

その結果 あなたが、

アダルトチルドレンと呼んでいる

複雑性PTSDの症状に

悩まされているのです。

 

自分が複雑性PTSDだと知らない人は

それが全部自分の性格や気質だと思い込み

自分をさげすんだりバカにしたり

自分を大切にする気持ちを持てず

 

「どうせ、私なんて!」という気持ちに

支配され続けて苦しんでいます。

 

①正しい知識を持つ

これは、誤解の連続の人生から

抜け出すために自分を知る上で

とても大切なことです。

 

②他人の回復の体験談を聞くこと

 

あなたは、

「こんな苦しみは自分くらいのものだ!」と

思い込んでいませんか?

 

こんなツラさは自分だけだから

世の中の誰も理解してくれないし

わかってくれるはずがない!

 

わかったような顔をして

アドバイスや説教をされるのは

ウンザリだ!

 

そう思っていませんか?

 

あなたと同じように

苦しんでいる人は

世の中に大勢いるのです。

 

そして、あなたは

その存在を知りません。

 

世の中には

あなたと同じような地獄から

抜け出して幸せになった人が

たくさんいます。

 

その人たちの体験談を聞きましょう。

 

「自分には無理!」

 

「その人たちには特別な力や

支援があったから助かったのだ!」

 

あなたは、何もしないうちから

全てを放棄するクセがついています。

 

それも複雑性PTSDの症状です。

 

回復した人や

幸せを手に入れた人の

体験談を たくさん聞きましょう。

 

聞くまでは、ドヤ顔した

他人の武勇伝なんてヘドが出る!と

感じているかもしれません。

 

でも、それは違います。

 

あなたの少し先を生きている

とても参考になる人の話です。

 

そういう人のことを

ロールモデルといいます。

 

あなたが参考にできる

たくさんの情報を持っています。

 

ぜひ、そうした人たちの

話が聞ける場を探してください。

 

③仲間を作ること

 

家族やパートナーに

苦しみ続けている人は孤独です。

 

なんでも自分一人で

背負い込むクセがついています。

 

あなたが苦しい最大の理由は

「誰にもわかってもらえないから」

「気持ちをシェアできる仲間がいないから」です。

 

同じ悩みを持つ仲間を

探してください。

 

そして、

協力してくれる

手伝ってくれる

相談しあえる

仲間を作ってください。

 

家族でも、親戚でも

自助グループでも

支援団体でも

どこでも構いません。

 

信頼しあえる仲間を作りましょう。

 

複雑性PTSDの人は

人を信じることが苦手です。

 

どうせ裏切られる、利用される。

 

そう感じてしまうのは

複雑性PTSDの症状です。

 

④自分を幸せにすることに集中する

 

家族やパートナーのことで

悩んで苦しんでいる人は

自分が幸せになることを

とてもおろそかにしています。

 

相手が回復しないと

自分は幸せになれない!

 

そう信じ込んでいます。

 

相手が幸せになることと

あなたが幸せになることは

まったく別の問題です。

 

あなたは、自分が幸せになるための

努力をないがしろにしているために

余計に相手の回復に執着してしまうのです。

 

相手のことを本気で支える覚悟があるのなら

相手に本気で変わって欲しいと願うなら

 

あなた自身が自分の足場を整えて

しっかりと生きられるための

幸せを手に入れることに集中してください。

 

それができないのは共依存です。

 

「見捨てられない!」

「相手が変わらなくては自分は幸せになれない!」

 

本気でそう思っているのなら

まず、あなたが

カウンセリングを受ける必要があります。

 

相手との関係で傷ついた心を

きちんと手当てしてからでなければ

相手を救うことや変えることは不可能です。

 

共倒れになってしまいます。

 

自分を幸せにすることに集中する。

 

自分を幸せにできない人が

人を幸せにできるはずがありませんし

 

自分のあり方を変えられない人に

人のあり方を変えることなどできません。

 

⑤あきらめずに徹底してやってみる

 

いい加減な気持ちなら

何もしない方がマシです。

 

あなたの存在そのものが

相手の状態を

悪化させている可能性があります。

 

いい加減な気持ちや

自分のための働きかけなら

今すぐ、身を引く覚悟をしてください。

 

世間体とか

人からどう思われるか?とか

自分の社会的な立場とか

 

そんなことが気になるのなら

何もしない方が

相手の傷は浅くて済みます。

 

あなたが引っ掻き回すことで

自体が悪化している可能性もあります。

 

もし、やるのなら

徹底してやってください。

 

逃げない覚悟をしてください。

 

回復には何年もかかります。

気の遠くなるような道のりです。

 

そのためには

仲間や支援が必要です。

 

家族やパートナーに

カウンセリングを受けて欲しいと

悩んだ時の解決法

 

それは、

あなたの相手に対する

覚悟が必要です。

 

あなたの覚悟を支えてくれる

仲間や支援者を

たくさん作ってください。

 

それが唯一の解決法です。

 

複雑性PTSDで悩んでいる人が陥りやすい人間関係トラブル*アダルトチルドレンの現実認知

 

複雑性PTSDで悩んでいる人が陥りやすい人間関係トラブル*アダルトチルドレンの現実認知

あなたは、世の中のすべてから否定され続けていませんか?
その理由を考えます。

 

アダルトチルドレンで悩んでいます!

 

あなたは

そう思えるようになってから

毎日の生活が変わりましたか?

 

悩みの原因がわかって

とりあえずホッとした。

 

そんな方もあるでしょう。

 

アダルトチルドレンだと

あなたが感じている状態は

複雑性PTSDの症状です。

 

複雑性PTSDというのは

トラウマの一種です。

 

トラウマの症状で

有名なものを

今日はひとつご紹介しましょう。

 


 

誤った現実認知

 

 

あなたが人と話をするのが

嫌いな理由のひとつに

 

「なんでも否定されて嫌な気持ちになる!」

 

これがあると思います。

 

複雑性PTSDで悩んでいると

情報が正確に受け取れないことが

非常に多くなります。

 

こんな例はありませんか?

 

あなた「今度の連休に、部屋の掃除しようと思ってるの」

相手「へえ(ちょっと驚いた表情)」

あなた「新しい掃除セット、Amazonで頼んだんだ」

相手「ムダにならないといいね」

 

この会話の中で

あなたは、相手から

 

「どうせ掃除なんてできないくせに

新しい掃除セットなんて買っちゃって

また無駄遣いしてバカじゃないの?」と

そう言われた!

バカにされた!

 

そう感じることでしょう。

 

そして、こう思うのではありませんか?

 

「ええ、ええ、そうですよ。

どうせ私は掃除できませんよ!

すみませんね、ゴミ屋敷で!

 

そうですよね、迷惑ですよね。

私なんて家族のゴミですよね。

 

部屋のゴミと一緒に

燃やしてくれたっていいですし!

 

 

どうせ私なんて見捨てられてて

ゴミ同様ですから!

どうせ、私なんてクズですから。

 

ああ、もう掃除なんてしない!

どうせ、またバカにされるに決まってる!」

 

 

複雑性PTSDで悩んでいる人は

相手の発言や考えや行動を

 

すべて自分への

否定・非難・侮辱・排除・拒否としか

受け取ることができないのです。

 

これは、あなたが

そういう性格なのではなく

 

そういう風にしか

ものごとを受け取れないように

認知パターンがよじれてしまったために起きる

現実認知への障害です。

 

あなたの中での認知パターンは

相手から自分への

否定・非難・侮辱・排除・拒否

基準になって構成されているため

 

どのような言葉を聞いても

どのような態度を見ても

 

すべてがそのように

結びついてしまうのです。

 

そして、どんなに相手から

否定・非難・侮辱・排除・拒否など

一切していない!と説明されても

 

言い逃れや言い訳にしか聞こえないし

そうした認知パターンのために

その出来事によって傷ついたあなたの状態は

確かにあなたの中に存在するため

 

「私がこんなに傷ついているのに

相手から、さらに否定されて

私の方が悪い!って言われた。」

 

「ええ、そうですよ。

どうせ私が悪いんですよ!

もう私になんて構わないでください!

放っといて!!!」と思うのに

 

実際、その通りにされると

「見捨てられた!」

「裏切られた!」

「信じてたのに!」と

相手のことを責めてしまい

 

次第に、周囲から

誰もいなくなってしまう。

 

「アイツとかかわると面倒」

 

面倒くさい奴のレッテルを貼られて

誰からも声をかけてもらえなくなる。

 

「私、傷つきやすいんです」と

人の顔色をうかがう

目で訴えるオーラを出しまくるので

周囲の人たちは更にドン引き。

 

「死んでやる!」とキレると

「勝手に死んでよ、もうウザイわ」といわれる。

 

これが複雑性PTSDで

悩んでいる人が生きている世界です。

複雑性PTSDの現実認知の特徴は

 

相手から自分への

否定・非難・侮辱・排除・拒否

いつも自分を傷つけて苦しめる。

 

だから人がこわくて

関われない。

 

この認知パターンの特徴は

生育歴の中で繰り返された

マルトリートメントが影響します。

 

マルトリートメント

(養育者や環境から子供への困った関わり)

 

これは、親がストレスを抱えていた

家庭には ほとんどと言っていいほど

確実に存在した虐待環境です。

 

親から子供への関わりを

子供は、そのまま受け取ります。

 

母親から

「アンタなんか産まなきゃ良かった!」と言われたら

子供は、母親の

「そう言いたくなるほど、苦しくてつらい」という

言葉の意味など理解できません。

 

子供は、そのまま

「母親は本当は自分を産みたくなかったのだ」

「だから愛してくれないのだ」

「どうりで冷たいわけだ」

そう理解します。

 

これは、大人の言葉の

裏の意味まで含めて理解できるような年齢

(10歳前後)くらいまで続きます。

文章には、さまざまな

奥の意味や含みがあるという

文章表現への概念が成熟して

実生活に反映されるのは

小学校高学年以降が一般的です。

 

これは、大人の言葉の

裏の意味まで含めて理解できるような年齢

(10歳前後)くらいまで続きます。

 

子供が小学生になるまでの間に

親が何らかのストレスを抱えて

それを誰からも助けてもらえずに

毎日の生活をしていた場合

 

それは、100パーセント

子供にとっての虐待環境になります。

 

その環境がマルトリートメントです。

 

親から暴力やネグレクトを受けたり

精神的暴力を受けたりという

超わかりやすい虐待もあれば

 

親自身や家族の介護や看護

父親からの母親への侮辱や人格否定

無視や責任転嫁、嫁姑問題など

 

「いったい、それのどこが虐待?

そんなのどこの家庭にもあったでしょ?」

 

そう考えられている環境も

子供が守られている安心を

心の底から信じられない環境は

すべて虐待環境です。

 

難しい言い方をすると

家父長制や家制度、世襲制なども

子供にとっては

自己意思決定の剥奪という意味で

虐待になります。

 

その結果、複雑性PTSDの症状として

 

目の前の出来事すべてが

相手から自分への

否定・非難・侮辱・排除・拒否と

感じてしまう認知パターンが生まれます。

 

カウンセリングの中でも

「意見された!」

「反対された!」

「否定された!」

 

ただ、

「そうなんですね!って言って欲しかっただけなのに」

「カウンセラーにまで侮辱された!」

 

そんな認知の誤解が

たびたび起こります。

 

それが複雑性PTSDの症状で

そんなものだと

熟知している専門家でも

 

そうした状況には

痛みも疲れも感じますから

 

これが夫婦や恋人同士だったら

パートナーは、疲弊してしまい

カウンセリングが必要になることも

しょっちゅうあります。

 

この認知パターンがあると

人から

「被害妄想もいい加減にしろ!」と

突き放されてしまうので

 

理解されない自分への

負のループと自責感

怒りや憤り

自分を大切にできない気持ちが

増幅されていきます。

 

 

すべて自分への

否定・非難・侮辱・排除・拒否としか

受け取ることができない状態を

 

どうしたら緩和できるのか?

 

そのためには

「正確な知識を得ること」が大切です。

 

どうせ私が悪いんですよね!

 

どうせ私はそういう人間ですから!

 

その言葉が脳裏に浮かんだら

あなたは、

複雑性PTSDの症状を持っています。

 

複雑性PTSDについて

真剣に学んでください。

 

それがあなたが

楽に生きるための方策です。

 

次回の記事は

【被害者チェック自己診断シート付き】

「パートナーや家族に

カウンセリングを受けて欲しい!と

思った時の解決法」について

お伝えします。

グループミーティングやお話会で「友達作り」を期待すると失敗する!その理由は?

 

グループミーティング(集団療法)の歴史は

かなり古くから知られています。

 

有名なものは、略称 AA。

アルコホーリック・アノニマス

(Alcoholics Anonymous)です。

 

これは、1930年代

アメリカ発祥の

アルコール依存者のための

自助ミーティングです。

 

AAでは、

「ビッグブック」や

「12ステップ」と呼ばれる

回復のための指針があります。

 

こうしたミーティングでは

お互いの匿名性が重要視されます。

 

アノニマスというのは

「自分のことを名乗らない」ということ。

 

参加者全員が

ここにいるのが何者か?を知らない。

それが共通ルールです。

 

なぜなら、ミーティングには

誰が参加するかわからないから。

 

地域の有力者や

芸能人

有名なスポーツ選手

政治家

知り合いの妻

上司の息子など

 

本当に

さまざまな人が参加します。

 

その方が

そこに参加していることを

世の中の誰も知らない。

 

それは、とても大きな信頼

「守られている自分達」を感じる

瞬間でもありました。

 

 

参加者すべてが

「今日、ミーティングに誰が来ていたか」を

絶対に他言しない!という共通ルールがあるので

誰でも安心して参加することができます。

 

もし、

「有名な芸能人が

その日のミーティングに参加していた!」と

うわさになったとしたら

 

そのうわさを広めた人も

AAに参加していたことを

世間に公表することになります。

 

参加者以外

そこに誰がいたのか

知らないはずなので。

 

ミーティングやお話会は

「外界から閉ざされた守られた空間」

でなければなりません。

 

そこに居る時だけは

本来の自分として

素の状態でいられる安心と

 

その安心が確保されているという

信頼と保証がなければなりません。

 

ということは、

そこでの知り合いは

外界では

知り合いであってはならないのです。

 

 

もし、たまたま知り合い同士が

同じミーティングで鉢合わせした場合は

 

お互いに、

そこで鉢合わせしたことは

秘密にします。

 

それがルールです。

私が主宰するミーティングや

グループカウンセリングでも

共通のルールがあります。

 

 

☆お話カフェ参加者へのお約束☆

https://www.yumorina.me/posts/6888093

 

 

ミーティングやグループカウンセリングは

交際中の恋人同士や夫婦の参加を

禁止しているところもたくさんあります。

 

夫には言えないこと。

妻には知られたくないこと。

 

人間なら、誰でもあります。

 

「そんなことは、ひとつもありません!」と

言い切れる人がいたら

 

その人は、最初から

ミーティングなど不要だし

悩んでいないでしょう。

 

ミーティングというのは

「誰にも話せない気持ちを吐露する場」です。

 

そして、

そうした気持ちを持った自分に

自分と参加者から

共感や受容を受け取る場です。

 

自分の真実を肯定する場所。

 

それが「ミーティング」です。

 

 

みんなで手を取り合って

騒いだり、泣いたり

抱き合ったり

ハグしたり(同じかな^^;?)

 

大声でワーワー興奮したり

誰かを罵ったり

悪口合戦をする場ではありません。

 

「わかる〜!」

「きゃ〜、私も〜!」

「え〜、お友達になってください〜♪」

「LINE交換していいですか〜?」

「私のブログ、これです〜!」

 

こうした行為はNG行為になります。

 

「いったい、何しに来てるの?」って

思われても仕方ない状態。

 

こういうノリで集客している

お話会も、世間にはありますが

複雑性PTSDの方は

やめておいた方が安全です。

 

それは

熱心で親切な担当医からの一言でも

 

あっけなく傷付いてしまう

超ド級の傷付きやすい

複雑性PTSDサバイバーには

 

誰かの些細なひと言が

そのまま

線路に飛び込みたくなる様な

衝撃的なひと言に聞こえる可能性が

大だからです。

 

あなたが傷つきやすいのは

状況を複雑性PTSDサバイバー特有の

認知フィルターを通して

ものごとを受け取っているからです。

 

例えば

トラウマを扱っているクリニックほど

クレームが多くクチコミ評価が低い。

 

最近は、受診前に

ネットで病院の口コミ情報を確認できますね。

 

でも、この口コミはあてになりません。

なぜなら、

利用者の一方的な感想だからです。

 

これは、

その病院や医師がひどいというよりも

トラウマサバイバーにとっては

 

相手の態度や言葉すべてが

自分への攻撃や非難や

侮辱に感じさせられてしまう

悲しい認知パターンがあるので

(これは性格ではなく症状です)

 

何を言われても

誤解して受け取ってしまうため

すぐに傷付いてしまうし

 

それが、

治療現場での二次被害として

誤解したままで 心に残り

 

「二度と行かない!」

「金輪際、相談なんてしない!」と

 

殻の中に

閉じこもってしまう結果に

なってしまいます。

 

例えば、診察の際に担当医から

「一生懸命に話していたのに笑われた!」と

あなたが憤慨することがあったとしたら

 

どのような状況にいたか?というと

その医師が、一生懸命に話している

あなたの話の内容に対して

 

「そうですか、頑張られたのですね」と

あいずちやねぎらいの気持ちのつもりで

微笑んだ、その微笑みが

 

あなたにとっては

「バカにされた!」

「蔑まれた!」

「笑われた!」

「恥をかかされた!」

という状況として入ってきてしまうのです。

 

これが、

複雑性PTSDサバイバーの

認知パターンです。

 

逆に、傷つけないように

無表情で話を聞いていると

「面白くなさそうに聞いていた!」

「どうせ、私の話は退屈ですよね!」

「親身になってくれていない!」

そう受け取ってしまう。

 

これは、そういう性格なのではなくて

それが複雑性PTSDの症状なのです。

 

 

そして、その症状を指摘されると

「やっぱり、あなたも

私の気持ちを

わかってくれないんですね!」と

全否定されたように感じてしまう。

 

「もう結構です!」

「失礼にも程が有る!」

怒りに震えて

たくさんの捨て台詞を残して去っていく。

 

それでも気持ちが治らない時は

口コミを書き込んだり

誹謗中傷を

ネットに書き込んだりしてしまう。

 

あなたが、傷ついていることは

誰も否定していないし

それがあなたの中で起きていることだと

専門家は知っているのですが

 

 

 

あなたは、そうした

認知(ものごとの受け取り方)の

クセやパターンのために

人間関係で苦しみ続けてきました。

 

そして、人との関わりから

自分を遠ざけてしまって

傷つかないように

自分で作った心のシェルターに

逃げ込んでしまったのです。

 

 

それが

「大人の引きこもり」と

言われている現象です。

 

こうした状態を

HSPと表現している方も

大勢あるのですが

 

実際は、複雑性PTSDの

トラウマ症状であることが

ほとんどなのです。

 

あなたが、どれほど

「生きづらい人生」の中で

苦しみ抜いているか。

 

想像を絶する苦しみですよね?

 

でも、

トラウマ症状を知らない人には

それは通じないのです。

 

だから、あなたは

孤独の中で苦しんでいる。

 

それが、

複雑性PTSDという

心の状態です。

 

それじゃ、ミーティングや

お話会って

 

いったい何の意味があるの?

というと

 

ナラティブセラピー・弁証法的治療

 

これが

私が行なっているミーティングや

グループカウンセリング

お話会の中で行われていることです。

 

どういうことか?というと

 

自らを語ることによって

自分の在り様への理解や確認

受容や承認を得ることにより

自己一致をうながし

PTG(Post -traumatic stress disorder)

心的外傷後成長への方向づけをする。

 

ということ。

 

PTG

ポストトラウマティックグロース

心的外傷後成長というのは

 

トラウマや悲嘆経験の

苦しみの中から得たものを

自分の糧として

自分で選んだ納得のいく人生にする

 

という意味です。

 

むずかしい説明になってしまいましたね^^;

 

 

ひと言でいうなら

ミーティングやお話会というのは

 

あなたの心の味方の存在を

リアルに確認する場です。

 

SNSの「いいね!」ではなく

そこに流れる空気感で

 

自分は、それで良かったのだ!

それが真実だったのだ!と

自分への納得を得ることができる場所。

 

友達作りは

ミーティングの外ですること。

 

ミーティングは

自分を確認する場所です。

 

あなたは

「自分はバカにされている!」

「人から粗末に扱われている!」

「自分だけ大切にされていない!」

そう感じやすい心のクセがついています。

 

「どうせ、私が悪いんですよね!」

 

そう感じてしまう。

それが、複雑性PTSDです。

 

ちょっと覚えておいてくださいね。

日本人とアダルトチルドレンの関係*あなたの心に住み着いた「恥の意識」について

あなたが感じている

自分への恥の意識について。

もう一度、考えてみましょう。

 

あなたは

人と自分が違うと感じたときや

自分の至らなさや

不甲斐なさを感じたときに

 

「恥」を感じることはありませんか?

 

これは、トラウマ理解の中では

「恥辱感」といいます。

 

恥ずかしめを受けたような

侮辱されたような

なんともいえない

屈辱的な

いたたまれない気持ちのことです。

 

実は、この「恥」の意識は

日本独特の民族的な文化です。

 

日本語の「恥」がかかわる

ことわざを思い出してみてください。

 

「生き恥をさらす」

「恥のかき捨て」

「恥は家の病」

「据え膳食わぬは男の恥」

「恥を知れ!」

 

いろいろありますね。

 

日本人は古来から

「恥」を意識することで

コミュニティーを保ってきました。

 

親は、子供に対して徹底的に

「恥の意識」を

すり込み教育します。

 

「そんなことしたら、みんなに笑われちゃうよ」

「みっともない!やめなさい!」

「お母さんに、恥かかせないでよ!」

 

これは、一見すると

子供を罵っているように聞こえますが

実は、

子供が世間から爪弾きにならないための

古来からの処世術なのです。

 

日本人は、

「和をもって尊しとなす民族」です。

 

とてもコミュニティーを尊重します。

 

地域や居場所を守ることに必死。

 

それは、農耕や漁業など

集団で収穫する必要のある産業が

日本のベースを支えていたので

 

コミュニティーの皆が

歩調をあわせて

一緒に意気投合できる環境を

維持することを大切に守ってきました。

 

それができず

突飛な行動や考えをする人や

全体の流れにあわせられない人や

その人がいる家を

「村八分」にしました。

 

昔は、村八分にされることは

文字通り

「死」を意味していました。

 

村八分は野垂れ死。

 

そんな世間からの

はぐれものにならないように

 

親は子供に

「人と違うことは恥である」

「皆とあわせられない人間は恥ずかしい」

 

そんな価値観を植え込んでいきました。

 

これは、戦後の日本の

教育現場でも続きました。

 

問題に対する「正解」がある。

 

先生から質問されて、

その質問に

皆と同じ解答ができない人は

「不正解」。

 

皆の前で、

「不正解」

「ハズレ」

と「恥」をかかされるのです。

 

恥をかかされ

バカ呼ばわりされて

本来の尊厳を引きづり落とされる。

 

現在の学校生活なら

スクールカースト底辺に

追いやられてしまう。

 

皆と同じにできない人間は

次第に居場所を失い

からかいの対象になって

あらゆる権利を奪われていく。

 

それが、日本人という民族性です。

 

日本人は

常に人の目を気にして生きています。

 

自分が「恥ずかしい」状態に

なっていないかどうか。

自意識過剰になって生活しています。

 

その昔。

日本の精神医学の出発点は

「座敷牢」でした。

 

精神疾患の家族がいることを

「家の恥」として

終生、家の奥の座敷牢に

鍵をかけてクサリでつないで

他人に隠して暮らしていました。

 

今から100年ほど昔。

呉秀三は東京大学医学部精神科の教授を務め

当時の精神障害者の多くが座敷牢に幽閉されていた

「私宅監置」の実態を調査。

 

1918年に報告書

『精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察』

をまとめました。

 

呉秀三の言葉に

「我国十何万の精神病者は

実に此の病を受けたるの不幸の外(ほか)に

此の国に生れたるの不幸を重ぬるものと云ふべし」

というものがあります。

 

「病気になったのは不幸だが

日本人として生まれたことこそ

不幸である。」というものです。

 

 

日本は「心を病むこと」を

恥じる国です。

 

このため、ケアや支援の土壌が

なかなか育ちません。

 

そして、複雑性PTSDの

特徴的な症状に

「自分への恥辱感」

「言い知れない恥の意識」

「セルフスティグマ」があります。

 

環境からの支配を受け続け

しいたげられ続けているうちに

「自分は恥ずかしい存在である」という

誤った自己認知が育ってしまいます。

 

これが、あなたが聞き覚えのある

「劣等感」

「自己肯定感が低い」

「自尊心の欠如」

「自分がない」

こうした感覚を作っています。

 

日本は、基本的に

複雑性PTSDになりやすい土壌です。

 

そして、複雑性PTSDに対して

とても無理解で冷たい国です。

 

ちなみに、諸外国の人はどうか?

というと

 

国にもよりますが

彼らは「恥」ではなく

「罪」を意識するといわれています。

 

日本人は

「人に笑われるよ」という

人を意識した「恥」で

自分を戒める一方で

 

欧米などでは

「神様が見ているよ」

「天罰が下るよ」と意識して

自分をいましめるようです。

 

これは、民族的な

宗教観や生活土壌

産業や歴史が

複雑に影響した価値観です。

 

人間の心を考えるためには

その土地の文化や歴史など

フィールドワークが欠かせません。

 

これが、社会全体を構成しています。

 

そして、その社会が生み出すのが

人間の生活。

 

その生活の中で生まれるのが

人の気持ちです。

 

精神分析で有名なフロイトが

被験対象にしていた女性達

(ヒステリー研究の対象)は

 

当時、彼女達の夫

(上流階級の男性)は

 

妻以外の女性と関係を持つことは

当然のステータスとされていた

時代背景だったため

 

この頃の女性達は

夫の不貞に苦しんでいた

その状態をヒステリー検体として

扱ったのですから

 

今、冷静に考えると

「?」という部分も

なくもないのです。

 

ちょっと寄り道しましたが

「日本人の恥の意識」は

「日本人の民族性」です。

 

その中で複雑性PTSDで

苦しんでいるあなたは

 

諸外国の複雑性PTSDの人たちより

もしかしたら、ずっと

苦労をしているのかもしれません。

 

複雑性PTSDになるような

家庭環境を作ったのは親ですが

 

その親を作ったのは

日本という土壌です。

 

日本の歴史が

今のあなたの苦しみの土台を

作っていたのかもしれません。

 

アダルトチルドレンは

日本史と郷土史の理解が必要。

 

今日は、そんなお話でした。

 

大学院を出て臨床心理士になってもアダルトチルドレンは治せない理由

世の中には

たくさんの臨床心理士がいます。

こんなに たくさんいるのに

ACは なくならない。

それ、なぜだと思いますか?

 

 

あなたが

「アダルトチルドレン」という言葉に出会ったのは

いつ頃のことでしょうか?

 

あなたは、これまでの人生の中で

「心の傷」

「生きづらさ」

「息苦しさ」

「人との関わりへの苦しさ」を

なんとか解決したいと思ったときに

 

どの分野で検索していましたか?

 

おそらく

「メンタルヘルス」

「心理」

「精神科」

「心理療法」

「カウンセリング」

「悩み」

「相談」

 

このあたりのキーワードの中で

検索して

情報を探していたと思います。

 

今回のメルマガのタイトル

大学院を出て

臨床心理士になっても

アダルトチルドレンは治せない

を読んで

 

意味がわからない!と

感じた方も大勢あると思います。

 

臨床心理士になっても

アダルトチルドレンを治せない理由は

 

扱う領域がズレているから

 

それが理由です。

 

 

そもそも

アダルトチルドレンというのは

病気ではありません。

 

なので、精神科で治る訳でもなく

精神分析や統計学で考える

臨床心理領域で

解決できることでもありません。

 

では、アダルトチルドレンは

どの領域なのか?というと

 

社会学」になります。

 

 

考えてみましょう。

 

DV、虐待、マルトリートメント。

 

これらの状況が生まれるのは

人間の生活の中で起きる不具合です。

 

これは、

「社会問題」として扱われます。

 

社会問題を扱う領域は

社会学」です。

 

 

ということは

アダルトチルドレンを治すためには

何が必要なのか?というと

以下の内容になります。

アダルトチルドレン解決に必要な取り組み

1.アダルトチルドレンが生まれる原因となった、社会問題への理解
2.その社会問題が原因で生まれた不具合への理解
(DV、虐待、マルトリートメントなど、社会的機能不全)
3.不具合(複雑性PTSD)への理解
4.複雑性PTSD当事者と家族への理解
5.複雑性PTSDへの専門的介入と介助
(必要に応じた医療的・法的・心理的介入)
6.現存する社会問題に対する環境整備

 

これらすべてを

根本的に解決するためには

 

・社会学

・医学

・心理学

・宗教学

・民俗学

・政治経済学

・死生学

 

などなど、人間の環境への

すべての領域が関与しないと

解決に向かうのは困難です。

 

これらすべてを

理解して活動できる

臨床家が非常に不足しているし

 

その活動への支援体制が

日本の場合は

ほぼ皆無。

 

心の問題だから

大学院に行って

臨床心理士になる!と

 

熱い志を持っていても

最終的には

「考えていたことと違う」と

 

心理学領域に絶望してしまう

臨床家も少なくはありません。

 

なんだか、今日は

ちょっと難しい話になっていますが

 

臨床心理士には

アダルトチルドレンを治せない!

 

これを言っているのは

私のたわごとではなく

心理学者の信田さよ子さん。

 

私も まったく

その通りだと思っています。

 

 

アダルトチルドレンは

社会問題が生み出した

心のひずみです。

 

嫁姑問題。

母娘問題。

家庭問題。

育児問題。

生活問題。

 

これ、病気ではないですね?

 

その問題の中での苦しみが

依存症になったり

自傷行為になったり

 

さまざまな精神疾患に発展して

その原因を作っているのは

 

社会問題が原因の

複雑性PTSDという

トラウマです。

 

トラウマは

常に自分が戦場にいるような

不安・恐怖・不信感に苦しめられます。

 

そして絶望的な毎日の中で

徹底的な自分への無力感が

生まれていきます。

 

その無力感を埋めるために

人間は、さまざまな

問題行動を起こすようになります。

 

依存(アディクション)問題。

自分の無力感を否定するための暴力行為。

自己尊重感を埋めるための支配的育児。

 

その犠牲者が、

アダルトチルドレンになります。

 

アダルトチルドレンというのは

日本の民族問題であり

社会学領域になります。

 

日本人や地域問題に通じた

社会学に裏打ちされた

専門的なカウンセリングが

 

日本人の複雑性PTSDには必要です。

 

それを得られる場は

とても少ない。

 

だから、

日本のACは なくならないのです。

 

あなたが向き合っている

「社会問題」は、何ですか?

 

今度、教えてくださいね。

あなたの苦しみが終わらない原因は、自分の●●を知らないから

あなたの苦しみが終わらない原因は、自分の●●を知らないから


あなたの苦しみが
エンドレスなのは

たった二つの原因が理由です。

 

 

私のカウンセリングを

利用したことがある方は

ご存知だと思いますが

 

カウンセリングで

最初に何をするか?というと

 

ご相談の主旨をおうかがいしたり

解決したい問題についての

お気持ちを教えていただいたあと

 

相談に来られた方の

生育歴の確認です。

 

現在の家族構成の確認。

育った家庭の家族構成の確認。

父親の実家の家族構成の確認。

母親の実家の家族構成の確認。

 

この確認作業で、

20〜30分くらいかかります。

 

これ、何をしているのか?というと

ご相談者の方の生きてきた

人生の舞台背景を確認しています。

 

お芝居では、

主役がいて、脇役がいて

台本があって、ストーリーはひとつです。

 

ところが、実際の人生は違います。

 

すべての配役が主役なので

配役の人数分の

それぞれのストーリーがあります。

 

そして、台本はありません。

 

人間は、ものごとを受け取る時

さまざまな問題と向き合う時

 

いつも自分が主人公の

ストーリーの中にいます。

 

これは、舞台の上で

スポットライトを浴びて

ストーリーの中で生きている状態。

 

この状態が、

どういう状態か?というと

こんな感じです。

 

 

自分にスポットライトが当たっている間は

自分以外のものが見えません。

 

これが、ずっと

あなたが苦しみ続けている状態です。

 

では、どうしたらいいのか?というと

 

観客席に来てください。

 

そして、自分のいた人生の舞台を

客席から眺めてみてください。

そこで、あなたは初めて

自分が、どのような環境で、

どのような人生を生きている人たちと一緒に

どのようなストーリーを展開していたのかに

気づくことができます。

 

自分の人生の中で起きていたことや

複数の人たちが織りなすストーリーが

 

あなたに、

どのような影響を与えていたかを

 

客観的に、冷静に知ることになります。

 

これが、生育歴の確認です。

 

あなたが、その中で

どのような気持ちだったのか。

 

何が苦しかったのか。

何に苦痛を感じていたのか。

 

それを、再確認することが

生育歴と家族歴の確認になります。

 

家族の歴史の中で

 

「誰が悪い」

「誰が加害者」

「誰が被害者」ということは

実は、ありません。

 

加害者は、過去の被害者。

 

それだけです。

 

私のカウンセリングで

家族の たどって来た歴史と

自分の生育歴を確認したあと

 

何をするか?というと

ご相談者の方が抱えている苦しみは

 

複雑性PTSDという

トラウマ反応であることを

 

ご本人のお悩みに合わせて

ご説明させていただいています。

 

 

ファミリー・ツリー(家系図)を

維持することに縛られる

「墓守り娘」を期待されることの呪縛。

 

母親の面倒を見ることを

家族から引き受けさせられる

「母守り娘」の重圧。

 

虐待環境で

不遇の人生を生きてきた

 

被虐待児の成れの果ての

DV夫となった父親からの

飲酒や暴力からの虐待被害。

 

不安定な自尊感情との

折り合いをつけることができない

 

不幸な生い立ちの夫や彼からの

罪悪感や自責感への

巧みなコントロールと支配からの被害。

 

これらについて

今までは

「自分が悪い!」

「自分がなんとかしなくては!」と

 

必死になって生きてきて

 

いつまで経っても

未熟で不完全な人間のような気がして

 

自分は、他の人に比べて

劣っているような気がして

 

幼稚で大人じゃなくて

対人スキルなさ過ぎで

 

いつも、人の目が怖くて

ビクビクしていて

 

人と関わると疲れ切ってしまって

引きこもることが増えてしまって

 

そんな自分がイヤになって

「ああ、消えてしまいたい」と

ボーッとしたり

 

苦しまずに死ねる方法を

いろいろ検索してみたり。

 

そんなことを繰り返していたのは

全部、環境からの影響で身についた

 

複雑性PTSDの症状だって知らずに

自分のことを責め続けていて

 

アダルトチルドレンとか

HSPとか

発達障害とか

 

自分の苦しさを説明できる言葉を

必死に探して

 

そうした環境を作っている家族のことを

アスペルガーだと思ったり

発達障害だと思ったり

統合失調症だと思ったり

人格障害だと思ったり。

 

自分は、人と違う。

自分は、変だ。

 

家族は、頭がおかしい。

病気なんだ!

だから、わかってくれないし

話が通じないんだ!

 

そう感じて

一人で孤独に耐え続けて

 

こんな恥は、誰にも話せない!って

なんでもないフリをしたり

 

苦しいのに

平気なフリをして

 

人から、

「しっかりしている」

「真面目」

「彼女なら大丈夫!」と

太鼓判を押され続けて

 

期待を裏切れない後ろめたさや

断れない怖さから

 

引き受けたくもない面倒を

どんどん引き受けて背負い込んで

 

身動き取れなくなって

 

そんな自分が無責任な気がして

中途半端な気がして

 

セミナーを受けたり

資格をとって勉強したりと

 

なんとか自分に自信や

生きる勇気を持ちたくて

自己啓発に必死。

 

でも、結局

全然、気持ちは埋まらないし

寂しいままで

 

友達はできないし

人生も輝かない。

 

嫌われたくない。

だけど、嫌われるほど

親しい人も身近にいない。

 

ああ、自分て

嫌われることもできないくらい

誰にも相手にされていない。

 

バカにされて

見捨てられて

爪弾きにされて

仲間はずれにされて

 

いっつも誰かに悪口言われて

イヤな気持ちになって

 

世の中の人って

どうして、こんなに

無神経で思いやりがないんだろう!

 

私なら、人の気持ちが

よくわかるから

 

あんな傷つくようなことは

絶対しないし言わない!

 

そう思っていませんか?

 

 

人の気持ちがわかる?

 

本当に、そうでしょうか。

 

それ、超能力者なら

そんなこともあるかもしれません。

 

ですが、実際のところは

人の気持ちなんて

わかりっこないです。

 

だって、本人じゃないんだから。

 

あなたの気持ちを

誰にもわかってもらえないのと同じ。

 

あなたも、誰の気持ちも

わかっていません。

 

お互いに表面に見えている

「仮面」しかみていません。

 

だから、苦しいのです。

 

相手のことがわかっている。

 

そう思っている人は

人を傷付けます。

 

わからないからこそ

「仮面」の奥に隠れた

本当の気持ちを

 

会話をして

お互いの誤解を解きながら

距離を近づけていくのです。

 

あなたは、人生の中で

自分の舞台で

周囲の見えないスポットライトの中で

 

人の人生を見ることができず

「どうせ、そうに決まってる!」と

相手を決めつけて接しています。

 

カウンセリングの中で

「きっと、○○さんは、そう思ってると思ったので」と

お話になる方は、大勢ありますが

 

それ、相手に確認していますか?

 

○○さんに、確認しましたか?

 

していませんよね?

 

 

「それ、ほおってくれる?」と言われて

言われたとおりに

放り投げたら笑われた。

 

「恥かかされた!」

あなたは、そう感じるのが

いつものパターンです。

 

北海道の方言で

「ほおる」というのは

「捨てる」こと。

 

あなたは、日常生活の中で

固定観念や先入観に

苦しめられています。

 

それは、生まれてから

その瞬間までの人生すべてが

目の前の出来事の受け取り方を

決めているからです。

 

あなたの人生の中で

「ほおる」という言葉は

「放り投げること」だった。

 

でも、同じ言葉でも

意味が違うことって

たくさんあります。

 

「どうでもいいじゃん」

 

もし、誰かから こう言われたら

あなたは、どう感じますか?

 

それは、なぜですか?

 

それは、誰が言いましたか?

 

物事の受け取り方は

その人との過去の関係性で決まります。

 

その集大成が

複雑性PTSDです。

 

 

 

あなたが知らなかったのは

自分の「人生」です。

 

それを確認して

これからを考えるのが

カウンセリングです。

 

もうひとつは

複雑性PTSDについての

正しい知識と自分の身の上に

何が起きているか。

 

あなたが、自分をおかしいと思って

悩み続けていたことは

みんな

「性格ではなく脳のストレス反応」で

 

あなたの生きてきた人生経験なら

あなた以外の人でも

当然起こる自然反応だったということ。

 

それを知らなかったから

あなたは、ずっと

 

人を避け続けて

誰にも気づいてもらえず

苦しみ続けていたのです。

 

 

生育歴と家族歴を確認して

複雑性PTSDの説明を聞いただけで

 

悩みが消えてしまう方も

過去のカウンセリングで

大勢ありました。

 

そのくらい、あなたは

過去の人生から背負わされた

固定観念や先入観、トラウマに

苦しめられていたのです。

 

あなたの人生を

自分中心の一人称ではなく

 

誰かから見た二人称でもなく

 

全体を俯瞰した

三人称で

もう一度、考えてみましょう。

 

それが難しい場合は

お手伝いします。

 

自分の人生は

自分で作れます。

 

誰と一緒に人生を作りたいか

あなたには選ぶ権利があります。

 

今の不本意さと一緒に生きる必要はありません。

 

考えてみてくださいね。

 

あなたが苦しめられている「トラウマティック・ボンディング(ストックホルム症候群)」とは?

 

毎日、一生懸命に

「解決するにはどうしたらいいの?」と

向き合っている問題は、ありませんか?

 

母親の気持ちの不安定さ。

子供の気持ちの不安定さ。

兄弟の気持ちの不安定さ。

夫の無理解や身勝手さ。

 

それに翻弄され続けて

引っかき回されて

ヘトヘトだったり

ウンザリしていたり。

 

気の重い毎日を

送っていませんか?

 

ここで、考えてみましょう。

 

複雑性PTSDの典型的な

心理状態のひとつに

 

引き受けないことへの罪悪感」があります。

 

どういうことか?というと

 

母親の気の毒な状態に

関わってあげないのは

 

見放したような気がして

申し訳ないような気がする。

 

苦しんでいる兄弟を

見て見ぬ振りをするのは

人として許されない気がする。

 

そんな、家族の事情を

自分のことのように

引き受けて苦しんでしまうのは

 

複雑性PTSDの心理パターンです。

 

これは、

生きている環境の事情を

引き受けなければ

 

居場所を失うかもしれない

生きていけないかもしれないという

不安や恐怖を

 

家庭や育った環境から

継続して経験させられたことから生まれる

マルトリートメント被害者の心理状態です。

 

*マルトリートメントについては無料資料を参照してください。

複雑性PTSDガイドブック

https://www.reservestock.jp/subscribe/66716

 

 

 

ここで、例をあげて

考えてみましょう。

 

 

あなたの子供が

風邪をひいて

熱にうなされて

咳き込んで苦しんでいる。

 

このとき、

あなたにできることは

何でしょうか?

 

子供の代わりに

病院へ行ったり

薬を飲んだり

 

子供の身代わりになって

自分が風邪の症状を

治すことではないはずですね?

 

 

子供が風邪をひいたのは

自分のせいだ!

 

私が風邪をひかせてしまったから

子供がこんなに苦しんでいる。

 

自分が悪かった!

 

こんなに苦しんでいる子供を

ほったらかしにするなんて

そんなヒドイことはできない。

 

そして、ずっと

子供のことで頭がいっぱいで

 

子供のことを基準にしか

物事が考えられなくなっている。

 

これが、

複雑性PTSDで苦しんでいる

あなたのいつもの思考パターンです。

 

 

何か起きると

それは「自分のせいだ!」と受け取って

自分が何とかしなくては!と

悩み苦しみ続けている。

 

でも、どうでしょうか?

 

どんなにあなたががんばっても

子供の風邪は治りません。

 

なぜなら、

子供の風邪を治すのは

子供自身であって

あなたではないからです。

 

 

 

あなたは、

人の問題の引き受けグセがあるので

何でも自分のことのように悩んでいます。

 

それが、実は

相手の回復に向かう道を

奪ってしまっているのです。

 

 

 

母親の気持ちが不安定なら

その問題を解決するのは

あなたではなく、母親です。

 

なぜ、人の問題を

肩代わりして

解決したくなるのでしょうか?

 

それは、

環境からの支配(マルトリートメント)が

影響していたのです。

 

 

あなたが、ずっと苦しんでいる問題。

 

どうして解決しないのだろう?と

悩み続けている問題。

 

その解決の考え方は、ひとつだけ。

 

それは、あなたが解決する問題ではない

 

それだけです。

 

父親の問題は 父親自身が

母親の問題は 母親自身が

兄弟の問題は 兄弟自身が

 

解決しなければ無理なのです。

 

だから、あなたは いつも

どんなにがんばっても

 

空回りしてしまい

一人芝居が続いて

 

そうした自分への

周囲からの無理解のために

孤独に苦しみ続けてしまうのです。

 

子供の代わりに

子供の風邪を治そうとしても

治るはずありません。

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

 

それは、

見放すのではなく

適度な距離を保って見守る」のです。

 

 

複雑性PTSDの人は

見守る勇気を持つことが苦手です。

 

自責感や罪悪感や劣等感や恥辱感が

刺激されてしまうからです。

 

人の人生に介入しても無理ですし、

それは逆に不遜なことです。

 

相手の回復の

邪魔をしているだけだということに

気づいてみましょう。

 

過干渉。

関わらずにはいられない不安。

 

相手の問題と距離をとって

見守る勇気を持ちましょう。

 

 

あなたが、

それができないのは

 

相手から

「一緒に巻き込まれて苦しんで!」

「私を助けて!」

「私の気持ちをわかって!」という

 

依存からの支配を受けていたからです。

 

 

相手の問題を

引き受けずにはいられないのは

相手からの支配を受け続けているから。

 

相手への気持ちに

支配され続けているからです。

 

こうした被害は

DV、虐待、モラルハラスメントなどの

日常生活の中で受け続けています。

 

こうした、距離をとればいいのに

取れずに、ずっと絡み合ってしまう

心理状態のことを

 

トラウマティックボンディング

(ストックホルム症候群)といいます。

 

 

トラウマティックボンディングとは?

 

トラウマティックボンディングとは

相手との間に支配と服従の関係性があり、

被害者が加害者を恐れている反面

好意も感じている場合や

 

(支配と服従というのは、

相手の反応や受け取り方を意識しないと

自分の意思決定ができないすべての場合のこと)

 

被害者が孤立していて

この状態から逃げられないと

信じ込んでいるときに

 

被害者は加害者の

機嫌を悪くさせないように

 

少しずつ加害者の考え方や

価値観を身につけようとします。

 

被害者は、次第に

相手のことで

頭が一杯になってしまいます。

 

そして、

心理的な監禁・拘束状態に

なってしまい

 

物理的に離れたり

心理的な境界線を引くことが

困難になってしまうのです。

 

そして、離れると

意識する対象を失ったことで

 

自分が無いように感じたり

自分軸を失ったような錯覚をしてしまいます。

 

 

家族との気持ちの境界線を引けないのは

トラウマ症状です。

 

相手の幸せを望むなら

自分の問題は自分で解決してもらう。

 

それが、本当の愛情です。

 

 

自分の見捨てられ不安を

相手の問題に被せないこと。

 

問題が解決しないのは

あなたが、自分以外の問題に

執着し続けているから。

 

家族の問題を背負ったところで

あなたが家族から

愛されるわけではありません。

 

 

それが愛情なのだと

どこかで思わされてしまった

悲しい過去があったのかもしれません。

 

 

思い当たることがあれば

考えてみてくださいね。

 

卑屈な自分を変えたい!と思ったら?

「申し訳ない」
「不甲斐ない」
「みっともない」

あなたが
自分にかけ続けている言葉ですそれ、どこで覚えましたか?

 

昔、私は とても卑屈でした。

 

「どうせ〜〜ですよね!」

「私が悪いんですよね!」

「もういいです!結構です!」

 

いっつもイライラしていて

とっても悲しくて

寂しくて

そんな自分が大嫌いでした。

 

どうして、こんなに苦しいのに

誰もわかってくれないんだろう?

 

どうして、いつも こんなに

人に嫌われて

イガイガしていて

誰も助けてくれないんだろう?

 

そう感じていました。

 

受け取ること ひとつひとつが

全部自分のことを傷つけるので

すべてから被害を受けていた。

 

それを人からは

被害妄想といわれ

 

扱いにくい

関わりづらい人として

次第に人が遠ざかっていって

 

「いいんです、別に。

どうせ一緒にいても楽しくないし!

気を遣わせられるだけで疲れるし!」

 

「もう、ほっといてくださいよ!」

 

そう思いながらも

「ああ、本当にどこにも誰もいない」

 

そんな絶望感というか

生きていて何の意味がある?

 

幸せって、何?

 

そんないらだちを

仕事にぶつけてみたり

無意味に空回りして

 

一人で鼻息荒くて

周囲からバカにされたり

うっとおしがられたり。

 

「あの女、ウザ!」

 

そう言われてるんだろうなぁ。

まあ、そうだよね。

そりゃそうだ。

 

そう思って生きていました。

 

 

今、私がカウンセラーとして

お話を聴かせていただく立場になって

来談者の方から聴かされる

 

「いい塩梅の卑屈さ」が

とても愛おしく、懐かしく

 

「ああ、そうだよね」

「悔しいよね」と

 

そう感じながら

お話を聴かせていただいています。

 

もしかしたら、あなたは

その卑屈さやへそ曲がり加減を

 

自分の性格の嫌な部分だと

そう思って悩んでいるのかもしれない。

 

でも、それ違うんだろうなと思うのです。

 

そう感じずにはいられないような

過去の経験から

何かを学習し過ぎてしまったのだと思うのです。

 

「卑屈」って、防御だと思うのです。

 

「どうせ、〜〜でしょ!」って思うのは

それ以上、関わらないことにしようと

自分に言い聞かせるための

あきらめの呪文だと思うのです。

 

あきらめたくなるのは

期待を裏切られ続けたから。

 

期待してもスルーされて

肩透かし食らって

傷付けられて、攻撃されて

 

また、あんな思いをするくらいなら

自分の方から心のドア閉めて

シャッター降ろしちゃった方がいい。

 

そう感じさせられるような

理不尽な思いを

散々させられてきたから。

 

どれだけがんばっても

叱ることしかできない親。

 

必ず条件付けがあった

過去の安心や居場所。

 

「卑屈」な気持ちにさせられるのは

大切にされていない自分」を

嫌というほど味わってきたから。

 

一番、大切にして欲しかった人に

一番、守って欲しかった人に

 

ないがしろにされて

大切にされていないと

感じさせられ続けたから。

 

一番先に思い浮かぶのは親。

 

「愛されていない自分」って

「大切にされていない自分」ってこと。

 

これを繰り返されると

「自分は大切にされる価値のない人間だ」

という気持ちが育ってしまう。

 

「どうせ、私なんて!」って

卑屈な気持ちが生まれてしまう。

 

卑屈が生まれる背景には

「人権侵害」や

「個の尊厳の軽視」があります。

 

ちょっと難しい言い方ですが。

 

例えば、どこかのお国で

差別されている人種や宗教があったとすると

その人たちは、被害を受け続ける中で

 

次第に物事の受け取り方が

「卑屈」になってしまうでしょ?

 

「どうせ、〜〜に決まってる!」とか

「もういいです!」って

最初からあきらめてしまうとか。

 

 

差別、虐待、DV、迫害。

これらが生み出すのは

複雑性PTSDという心の傷、トラウマです。

 

あなたは、卑屈な人なのではなく

過去の被害経験から受けた

心の傷(トラウマ)のせいで

 

そうとしか受け取れないように

心が完全防御体制になってしまっているのです。

 

なぜなら、

安心させてもらえないから

 

ありのままの自分をさらけ出すことが

死ぬほど恐ろしいことだという学習経験を

長い年月、し過ぎてしまったから

 

あなたが、自分のことを

「ああ、卑屈だな」と感じたら

 

あなたは、その相手やその問題に

トラウマが恐怖しているのです。

 

不安なのです、怖いのです。

 

だから「卑屈」が やってくるのです。

誰も守ってくれなかったから。

 

「大丈夫だよ。一緒にいるよ」

「平気だよ、そんなの」

「手伝うよ?一緒にやる?」

 

そう言ってくれる誰かがいたら、

あなたの苦しみや不安を

一緒に感じてくれる誰かがいたら

 

あなたは、そんなに

「卑屈」にならずに

済んだのかもしれない。

 

そういう「誰か」のことを

社会資源」といいます。

 

 

社会資源というのは

あなたが、当然 受け取って良い

ケアやサポート、支援や援助です。

 

ところが、あなたは、こう感じます。

 

「申し訳ない」

「不甲斐ない」

「みっともない」

あなたが

自分にかけ続けている言葉です。

 

自分の力でなんとかできないこと。

引き受け切れないこと。

抱え切れないこと。

 

無理!

できない!

誰か助けて!

 

そう言えない、思えないのは

あなたが悪いのではありません。

 

そういうことは恥だ!」と

人生のどこかで

妙な価値観を植え付けられて

しまっているのです。

 

「男のクセに泣くなんて!」

「お姉ちゃんのクセに!」

「みんなできるのに!」

 

自分で責任取れ!

迷惑だ!

 

そんなメッセージを

ずっと人生の中で浴び続けていたから

 

助けてください!ということが

協力を求めることではなく

泣き言をいう惨めな負け犬だと

そう思わされてしまったのです。

 

幸せそうに、楽に

楽しそうに生きている人たちは

 

「誰か手伝って〜♪」という言葉が

とても自然に出てきます。

 

彼らには、手伝ってくれたり

助けてくれたり

協力してくれたり

理解してくれる人たちが

人生の中に、常に居たから。

 

あなたには、それがなかった。

だから、ツラかったのです。

 

なぜ、居なかったのか?

 

それは、自分のことで

いっぱいいっぱいで

自分のツラさで余裕のない人たちとしか

生活したことがなかったから。

 

DVを受けているお母さんとか

嫁いびりを受けているお母さんとか

対人不安のお母さんとか

劣等感の塊のお母さんとか

 

自分のことでいっぱいで

子供の気持ちを拾う余裕のないお母さんと

一緒に暮らしていたから。

 

「そんなことくらい、自分でしなさい!」

「どうして、わからないの!」

「なんでできないの!」

「世話焼かせないでよ!」

「恥かかせないでよ!」

 

そう言うことしかできない

苦しんでいる母親と

一緒に暮らしていたから。

 

親がグリーフ(心の痛み)を抱えたまま

ケアを受けずに子育てをすると

その子は卑屈になります。

 

疑い深い、卑屈な子になります。

 

そうして自分で、自分を守るしか

生き延びることができなかったから。

 

 

「卑屈」は、

あなたの「不安」の裏返し。

 

見捨てられ不安。

傷付けられる不安。

侮辱される不安。

 

安心できる安全な場所に

自分を置くことから考えてみましょう。

 

そうすると、自然に

ものごとの受け取り方が変わります。

 

それをくれるのが

「社会資源」です。

 

「社会資源」

 

もっと、求めてください。

協力して!って、もっと言って良いのです。

 

慣れるまでは、専門家に。

慣れてきたら周囲の人たちに。

 

あなたからあなたへの

誤解を解いてあげてください。

 

本当は、あなたは とても素敵な人なのです。

 

 

あなたが傷つけられた最大の原因を知ることが回復への大切なステップ

 

あなたが傷つけられた
最大の原因を知ることが
回復への大切なステップ

 

あなたの心を作ったのは「環境」です。
今日は「環境」について考えてみましょう。

 

アダルトチルドレン、発達障害

自閉症スペクトラム、HSP

カサンドラ症候群などなど

 

自分の心の状態を表現する言葉が

この世の中にはあふれていますね。

 

そして、病院へ行って

病名がつけば

 

なんとなくホッとして

やっぱりそうかと

自分で自分にラベルを貼って

 

自分を世の中に説明できる言葉が

やっと手に入ったことの喜び

というと、ちょっと変ですが

 

なんだか、許されたような

ホッとした、楽になったような

複雑な気持ちになったこと

あるかもしれないと思います。

 

あなたの心の状態が

複雑性PTSD」という状態だということは

いつもお話していることですね。

 

では、今日は

このトラウマが生まれた

「環境」について考えてみましょう。

 

あなたは、自分の身の上に起きたことは

とても特別なことで、特殊なことだから

それで、人に理解されないのだと

感じているかもしれません。

 

そうでも思わなければ

やっていられない!と

感じているかもしれません。

 

でも、それ ちょっと違うのです。

 

あなたの身の上に起きていたことは

なるべくしてなった

ある共通パターンがあります。

 

それは

親がグリーフケア を受けられなかったこと

 

グリーフケア ?

と思いますよね?

 

グリーフ(悲嘆)というのは

耐えがたい心の痛みです。

 

絶望的な喪失感のことです。

心が張り裂けそうな

気が狂ってしまいそうな

激しい魂が切り裂かれるような

深い悲しみのことです。

 

この苦しみ(グリーフ)への

心の手当てのことを

「グリーフケア」といいます。

ご相談に来られた方が

よく話されることで

「親も、なんだかんだ

結局 アダルトチルドレンだったみたいで」

 

そんなお話が出てきます。

 

では、あなたが感じている

アダルトチルドレンな親って

どんな状態でしょうか?

 

自信がなくて

自己肯定感が低くて

人の顔色ばかりうかがって

見栄っ張りで 外面良くて

情緒不安定で

いつもイライラしていて

親や家族を恨んでいて

夫婦げんかばかりしている人。

 

そんなイメージが

「親もアダルトチルドレンだった」

 

そう感じることなのだと思うのですが

それでは、質問です。

 

自信がなくて

自己肯定感が低くて

人の顔色ばかりうかがって

見栄っ張りで 外面良くて

情緒不安定で

いつもイライラしていて

親や家族を恨んでいて

夫婦げんかばかりしている人。

 

こういう人が、なぜ

できたのだと思いますか?

 

それは、あなたと同じ。

 

誰からも「ケア」を

受けられなかったからです。

 

理解されず

助けてもらえず

一人で耐え続けていたからです。

 

そんなことはない!

私は被害を受け続けていた!

 

そう感じることでしょう。

 

お母さんがアルコールに依存したり

信仰にのめり込んだり

ギャンブルにハマったり

 

次々に男性と付き合っていたり

お父さんとのケンカが絶えなかったり

不平不満や愚痴ばかりで

あなたに完璧を求めて

自分のプライドを守ろうとしたり

 

これ、どうしてか、

知っていますか?

 

「ケア」を受けられなかったから。

 

グリーフへの心の手当てが

なかったからです。

 

お酒が好きだから飲むのではなく

お酒を飲むしかなかったのです。

 

信仰にのめり込んで

あなたを巻き込んでいたのは

頼れる居場所を失うのが怖かったから。

 

人は、ケアされないままで

放置されていると

周囲の人たちを巻き込んで

傷つけてしまうことがあります。

 

または、代わりに

自分のことを傷つけてしまいます。

 

どちらにしても血が流れます。

 

あなたが子供時代

苦しんで傷つけられたのは

あなたの母親が抱えていた

心の傷(グリーフ)へのケアを

受ける機会を得られなかったからです。

 

虐待やアダルトチルドレンが

負の連鎖をするのではありません。

 

グリーフケア が受けられない環境が

負の連鎖を生むのです。

 

 

カウンセリングを受けたり

自分から救いを求めて

自分を大切にすることに動くこと。

 

それは、心の手当て。

 

グリーフケア なのです。

 

家庭の中の、誰かが

グリーフケア を受け始めると

家の中の空気が変わります。

 

淀んでいた家の中の空気が

流れ始めるのです。

 

アダルトチルドレンで悩んでいると

自分への恥の意識が強くなるので

 

人に相談したり

助けを求めることに

強い抵抗を感じてしまったり

 

そんなことしたら

もう終わりだ!と

否定や拒否をしてしまったり

 

ケアに背を向けることこそ

自分の強さだと思ってしまうものですが

 

そうせずにはいられないほど

あなたの心はズタズタだったと

いうことなのかもしれません。

 

あなたの心が傷ついたのは

家族がグリーフケア を受けられなかったから。

 

あなたの家族の絶望的な喪失感が

放置されたままで

あなたが育てられていたからです。

 

あなたは、心の手当て

していますか?

 

足りていますか?

 

その影響で

家庭内に「環境」を

作っていませんか?

 

ちょっとだけ

意識してみてくださいね。

 

 

脆弱性の優先順位・普通の家庭の子が後回しにされる現実

私のサロンの利用者のほとんどは

「自称・普通の家の子」です。

 

たとえ、父親が母親に

理不尽な心理的な要求をしていようと

 

ガン遺族のシングルマザー家庭だろうと

 

住んでいる地域のコミュニティーから

属するための心理的な拘束を受けていようと

 

母親の極端な劣等感のために

常に人より上を求められていようと

 

普通に毎日ご飯を食べられて

とりあえず学校にも通わせてもらえて

 

DVだとか虐待だとか

事件とか災害とか死別とか

そういうショッキングな出来事が

家の中に存在しない

 

まあまあ、世間には

そんなごく普通の家庭だと思われている

「自称・普通の家の子」

 

でも、本当に「普通の家」なら

子供は大人になっても

心の傷を抱えたままで

 

生きづらいって言葉にたどり着くまで

何十年も苦しみ続けたりしないのです。

 

その家特有の「弱み」がある。

必ず、どこの家庭にも「弱み」や「弱さ」がある。

 

でも、その「弱さ」に

優先順位がつけられているのが世の中。

 

こっちよりあっちの方がツライ。

この人よりあの人の方が苦しい。

 

その優先順位って

誰が決めるんだろう?と思う。

 

その弱さ、脆弱性が

優先順位最下位だった家の子たちが

私のサロンに大人になってからやってくる。

 

「誰も助けてくれなかった」

「誰もわかってくれなかった」

 

そんな悔しさや疎外感を持って

私のサロンに相談に来ます。

 

ケアやサポートの優先順位から

弾き飛ばされて

「そんなことくらい自力でなんとかしてくださいよ!」と

世間から除外された家庭の子たちが

「みんな、もっと大変なんですから!」って

他人の大変を押し付けられた子供たちが

 

絶望しながら、やってくる。

 

自分は誰にも助けてももらえないほど

世の中にとってどうでもいい人間なのかと

 

親や生まれ育った家を呪うしか

自分のやり場のない気持ちの

ぶつけ場所がなくて

 

あなたの家庭や家族を不幸にしたのは

世の中が勝手につけた

脆弱性への優先順位と無関心。

 

だけど、そんなことは

誰も気づいていなくて

 

生きづらい心を抱えた子供たちは

そのまま大人になって

そのまま結婚して親になる。

 

その親が苦しみながら子供を育てると

その親の子供に対する発言は

恩着せがましく、うっとおしく聞こえる。

 

産んで欲しいと頼んだ覚えはない!

誰のおかげで!っていうばかりの親は親じゃない!

 

子供が親を恨み始める。

 

そういう家族を作っているのは

世の中の無関心。

社会の冷たさ。

 

みんな自分のことで精一杯で

人が転んでも避けて歩くのが精一杯。

 

大丈夫ですか?なんて言ったら

巻き添えになって

余計な苦労をしょわされるから。

 

こんないっぱいいっぱいな国だから

不幸な家族が量産されてしまう。

 

子供や家族に夢を持てない国。

日本。

 

人口が激減したら

少し、人の心に

目を向ける余裕ができるのかもしれない。

 

老人、子供、脆弱性。

優先順位。

無関心。

 

世の中、理不尽の塊ですね。