日本人とアダルトチルドレンの関係*あなたの心に住み着いた「恥の意識」について

あなたが感じている

自分への恥の意識について。

もう一度、考えてみましょう。

 

あなたは

人と自分が違うと感じたときや

自分の至らなさや

不甲斐なさを感じたときに

 

「恥」を感じることはありませんか?

 

これは、トラウマ理解の中では

「恥辱感」といいます。

 

恥ずかしめを受けたような

侮辱されたような

なんともいえない

屈辱的な

いたたまれない気持ちのことです。

 

実は、この「恥」の意識は

日本独特の民族的な文化です。

 

日本語の「恥」がかかわる

ことわざを思い出してみてください。

 

「生き恥をさらす」

「恥のかき捨て」

「恥は家の病」

「据え膳食わぬは男の恥」

「恥を知れ!」

 

いろいろありますね。

 

日本人は古来から

「恥」を意識することで

コミュニティーを保ってきました。

 

親は、子供に対して徹底的に

「恥の意識」を

すり込み教育します。

 

「そんなことしたら、みんなに笑われちゃうよ」

「みっともない!やめなさい!」

「お母さんに、恥かかせないでよ!」

 

これは、一見すると

子供を罵っているように聞こえますが

実は、

子供が世間から爪弾きにならないための

古来からの処世術なのです。

 

日本人は、

「和をもって尊しとなす民族」です。

 

とてもコミュニティーを尊重します。

 

地域や居場所を守ることに必死。

 

それは、農耕や漁業など

集団で収穫する必要のある産業が

日本のベースを支えていたので

 

コミュニティーの皆が

歩調をあわせて

一緒に意気投合できる環境を

維持することを大切に守ってきました。

 

それができず

突飛な行動や考えをする人や

全体の流れにあわせられない人や

その人がいる家を

「村八分」にしました。

 

昔は、村八分にされることは

文字通り

「死」を意味していました。

 

村八分は野垂れ死。

 

そんな世間からの

はぐれものにならないように

 

親は子供に

「人と違うことは恥である」

「皆とあわせられない人間は恥ずかしい」

 

そんな価値観を植え込んでいきました。

 

これは、戦後の日本の

教育現場でも続きました。

 

問題に対する「正解」がある。

 

先生から質問されて、

その質問に

皆と同じ解答ができない人は

「不正解」。

 

皆の前で、

「不正解」

「ハズレ」

と「恥」をかかされるのです。

 

恥をかかされ

バカ呼ばわりされて

本来の尊厳を引きづり落とされる。

 

現在の学校生活なら

スクールカースト底辺に

追いやられてしまう。

 

皆と同じにできない人間は

次第に居場所を失い

からかいの対象になって

あらゆる権利を奪われていく。

 

それが、日本人という民族性です。

 

日本人は

常に人の目を気にして生きています。

 

自分が「恥ずかしい」状態に

なっていないかどうか。

自意識過剰になって生活しています。

 

その昔。

日本の精神医学の出発点は

「座敷牢」でした。

 

精神疾患の家族がいることを

「家の恥」として

終生、家の奥の座敷牢に

鍵をかけてクサリでつないで

他人に隠して暮らしていました。

 

今から100年ほど昔。

呉秀三は東京大学医学部精神科の教授を務め

当時の精神障害者の多くが座敷牢に幽閉されていた

「私宅監置」の実態を調査。

 

1918年に報告書

『精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察』

をまとめました。

 

呉秀三の言葉に

「我国十何万の精神病者は

実に此の病を受けたるの不幸の外(ほか)に

此の国に生れたるの不幸を重ぬるものと云ふべし」

というものがあります。

 

「病気になったのは不幸だが

日本人として生まれたことこそ

不幸である。」というものです。

 

 

日本は「心を病むこと」を

恥じる国です。

 

このため、ケアや支援の土壌が

なかなか育ちません。

 

そして、複雑性PTSDの

特徴的な症状に

「自分への恥辱感」

「言い知れない恥の意識」

「セルフスティグマ」があります。

 

環境からの支配を受け続け

しいたげられ続けているうちに

「自分は恥ずかしい存在である」という

誤った自己認知が育ってしまいます。

 

これが、あなたが聞き覚えのある

「劣等感」

「自己肯定感が低い」

「自尊心の欠如」

「自分がない」

こうした感覚を作っています。

 

日本は、基本的に

複雑性PTSDになりやすい土壌です。

 

そして、複雑性PTSDに対して

とても無理解で冷たい国です。

 

ちなみに、諸外国の人はどうか?

というと

 

国にもよりますが

彼らは「恥」ではなく

「罪」を意識するといわれています。

 

日本人は

「人に笑われるよ」という

人を意識した「恥」で

自分を戒める一方で

 

欧米などでは

「神様が見ているよ」

「天罰が下るよ」と意識して

自分をいましめるようです。

 

これは、民族的な

宗教観や生活土壌

産業や歴史が

複雑に影響した価値観です。

 

人間の心を考えるためには

その土地の文化や歴史など

フィールドワークが欠かせません。

 

これが、社会全体を構成しています。

 

そして、その社会が生み出すのが

人間の生活。

 

その生活の中で生まれるのが

人の気持ちです。

 

精神分析で有名なフロイトが

被験対象にしていた女性達

(ヒステリー研究の対象)は

 

当時、彼女達の夫

(上流階級の男性)は

 

妻以外の女性と関係を持つことは

当然のステータスとされていた

時代背景だったため

 

この頃の女性達は

夫の不貞に苦しんでいた

その状態をヒステリー検体として

扱ったのですから

 

今、冷静に考えると

「?」という部分も

なくもないのです。

 

ちょっと寄り道しましたが

「日本人の恥の意識」は

「日本人の民族性」です。

 

その中で複雑性PTSDで

苦しんでいるあなたは

 

諸外国の複雑性PTSDの人たちより

もしかしたら、ずっと

苦労をしているのかもしれません。

 

複雑性PTSDになるような

家庭環境を作ったのは親ですが

 

その親を作ったのは

日本という土壌です。

 

日本の歴史が

今のあなたの苦しみの土台を

作っていたのかもしれません。

 

アダルトチルドレンは

日本史と郷土史の理解が必要。

 

今日は、そんなお話でした。

 

Uketukecyuu

12月11日(水)開催!【1・2・3月】グループカウンセリング
無料体験・相談会@東京・飯田橋
人生の棚卸しと新しいスタートのために
H_taisho

グループカウンセリングについて知りたい
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2020年1・2・3月開催の
グループカウンセリング
無料体験・相談会を開催します!

無料相談会の目的・内容

 

目的

 

 

グループカウンセリングは

複数の人と一緒に受ける

集団療法のひとつです。

 

一対一の個人カウンセリングと違い

自分以外の人と一緒の空間で

 

他の人と関わるときの

自分の心のクセに気付いたり

 

「人の中の自分」について

確認してみるための

守られた大切な時間です。

 

 

このグループカウンセリングを

安心してスタートできるように

 

実際に体験していただいたり

どのような雰囲気なのかを

事前に確認していただくことができます。

 

内容

 

・講師自己紹介

 

・全6回のプログラム説明

 

・オープンカウンセリング体験(希望者のみ)

 

・質疑応答

 

予定:2時間(途中休憩あり)

 

 

日程

 

 2019年12月11日(水)

 

 13時30分から15時30分

 

 2時間

 

会場:東京ボランティア・市民センター C会議室

東京都新宿区神楽河岸(かぐらがし)1-1

飯田橋セントラルプラザ10階

アクセス

JR総武線・飯田橋駅に隣接する
「飯田橋セントラルプラザ」 の10階です。
低層用エレベーターで10階までお上がり下さい。

 

JRをご利用の場合
飯田橋駅西口仮駅舎を出たら
市ヶ谷方面に進み、交番を右折。
牛込橋を渡り右側に見える
茶色のビルが飯田橋セントラルプラザです。

 

地下鉄 (有楽町線・東西線・南北線・大江戸線) をご利用の場合
「B2b」出口より
飯田橋セントラルプラザ1階に
直結しています。

定員 10名まで
参加資格 20歳以上の男女
別途 個人相談 受付中!
◆12月10日(火) 13時30分から16時30分
◆12月11日(水) 16時から17時
◆12月12日(木) 13時30分から16時30分
45分 3,000円
90分 6,000円
申し込み〆切:定員になり次第受付終了

現在、通院中(加療中)の方、他の支援プログラムを利用中の方は、担当医・心理士・ケア担当者などに、事前に参加希望についての確認をとってからご参加ください。当プログラムは、ピアサポートグループ主催のグループミーティングのため医療行為ではありません。体調不良や症状の悪化、ご気分が優れないなど、参加にともなう心身へのご負担につきましては、すべて自己責任になります。当団体は一切の責務は負うことができませんのであらかじめご了承ください。

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開催日時
2019年12月11日(水)
開場 13:20
開始 13:30
終了 15:30
場所 東京ボランティア・市民センター 会議室C
東京都 新宿区神楽河岸(かぐらがし)1-1 飯田橋セントラルプラザ10階
ホームページ
参加費 無料

個人相談 45分 3,000円

支払方法 体験会のみ参加の方は無料。

 

個人相談をご希望の方は

事前振込

(銀行振込またはクレジットカード)

定員  10  名
申込受付期間 2019/9/ 5(木) 00:00 ~ 2019/12/ 5(木) 00:00まで

大学院を出て臨床心理士になってもアダルトチルドレンは治せない理由

世の中には

たくさんの臨床心理士がいます。

こんなに たくさんいるのに

ACは なくならない。

それ、なぜだと思いますか?

 

 

あなたが

「アダルトチルドレン」という言葉に出会ったのは

いつ頃のことでしょうか?

 

あなたは、これまでの人生の中で

「心の傷」

「生きづらさ」

「息苦しさ」

「人との関わりへの苦しさ」を

なんとか解決したいと思ったときに

 

どの分野で検索していましたか?

 

おそらく

「メンタルヘルス」

「心理」

「精神科」

「心理療法」

「カウンセリング」

「悩み」

「相談」

 

このあたりのキーワードの中で

検索して

情報を探していたと思います。

 

今回のメルマガのタイトル

大学院を出て

臨床心理士になっても

アダルトチルドレンは治せない

を読んで

 

意味がわからない!と

感じた方も大勢あると思います。

 

臨床心理士になっても

アダルトチルドレンを治せない理由は

 

扱う領域がズレているから

 

それが理由です。

 

 

そもそも

アダルトチルドレンというのは

病気ではありません。

 

なので、精神科で治る訳でもなく

精神分析や統計学で考える

臨床心理領域で

解決できることでもありません。

 

では、アダルトチルドレンは

どの領域なのか?というと

 

社会学」になります。

 

 

考えてみましょう。

 

DV、虐待、マルトリートメント。

 

これらの状況が生まれるのは

人間の生活の中で起きる不具合です。

 

これは、

「社会問題」として扱われます。

 

社会問題を扱う領域は

社会学」です。

 

 

ということは

アダルトチルドレンを治すためには

何が必要なのか?というと

以下の内容になります。

アダルトチルドレン解決に必要な取り組み

1.アダルトチルドレンが生まれる原因となった、社会問題への理解
2.その社会問題が原因で生まれた不具合への理解
(DV、虐待、マルトリートメントなど、社会的機能不全)
3.不具合(複雑性PTSD)への理解
4.複雑性PTSD当事者と家族への理解
5.複雑性PTSDへの専門的介入と介助
(必要に応じた医療的・法的・心理的介入)
6.現存する社会問題に対する環境整備

 

これらすべてを

根本的に解決するためには

 

・社会学

・医学

・心理学

・宗教学

・民俗学

・政治経済学

・死生学

 

などなど、人間の環境への

すべての領域が関与しないと

解決に向かうのは困難です。

 

これらすべてを

理解して活動できる

臨床家が非常に不足しているし

 

その活動への支援体制が

日本の場合は

ほぼ皆無。

 

心の問題だから

大学院に行って

臨床心理士になる!と

 

熱い志を持っていても

最終的には

「考えていたことと違う」と

 

心理学領域に絶望してしまう

臨床家も少なくはありません。

 

なんだか、今日は

ちょっと難しい話になっていますが

 

臨床心理士には

アダルトチルドレンを治せない!

 

これを言っているのは

私のたわごとではなく

心理学者の信田さよ子さん。

 

私も まったく

その通りだと思っています。

 

 

アダルトチルドレンは

社会問題が生み出した

心のひずみです。

 

嫁姑問題。

母娘問題。

家庭問題。

育児問題。

生活問題。

 

これ、病気ではないですね?

 

その問題の中での苦しみが

依存症になったり

自傷行為になったり

 

さまざまな精神疾患に発展して

その原因を作っているのは

 

社会問題が原因の

複雑性PTSDという

トラウマです。

 

トラウマは

常に自分が戦場にいるような

不安・恐怖・不信感に苦しめられます。

 

そして絶望的な毎日の中で

徹底的な自分への無力感が

生まれていきます。

 

その無力感を埋めるために

人間は、さまざまな

問題行動を起こすようになります。

 

依存(アディクション)問題。

自分の無力感を否定するための暴力行為。

自己尊重感を埋めるための支配的育児。

 

その犠牲者が、

アダルトチルドレンになります。

 

アダルトチルドレンというのは

日本の民族問題であり

社会学領域になります。

 

日本人や地域問題に通じた

社会学に裏打ちされた

専門的なカウンセリングが

 

日本人の複雑性PTSDには必要です。

 

それを得られる場は

とても少ない。

 

だから、

日本のACは なくならないのです。

 

あなたが向き合っている

「社会問題」は、何ですか?

 

今度、教えてくださいね。

あなたの苦しみが終わらない原因は、自分の●●を知らないから

あなたの苦しみが終わらない原因は、自分の●●を知らないから


あなたの苦しみが
エンドレスなのは

たった二つの原因が理由です。

 

 

私のカウンセリングを

利用したことがある方は

ご存知だと思いますが

 

カウンセリングで

最初に何をするか?というと

 

ご相談の主旨をおうかがいしたり

解決したい問題についての

お気持ちを教えていただいたあと

 

相談に来られた方の

生育歴の確認です。

 

現在の家族構成の確認。

育った家庭の家族構成の確認。

父親の実家の家族構成の確認。

母親の実家の家族構成の確認。

 

この確認作業で、

20〜30分くらいかかります。

 

これ、何をしているのか?というと

ご相談者の方の生きてきた

人生の舞台背景を確認しています。

 

お芝居では、

主役がいて、脇役がいて

台本があって、ストーリーはひとつです。

 

ところが、実際の人生は違います。

 

すべての配役が主役なので

配役の人数分の

それぞれのストーリーがあります。

 

そして、台本はありません。

 

人間は、ものごとを受け取る時

さまざまな問題と向き合う時

 

いつも自分が主人公の

ストーリーの中にいます。

 

これは、舞台の上で

スポットライトを浴びて

ストーリーの中で生きている状態。

 

この状態が、

どういう状態か?というと

こんな感じです。

 

 

自分にスポットライトが当たっている間は

自分以外のものが見えません。

 

これが、ずっと

あなたが苦しみ続けている状態です。

 

では、どうしたらいいのか?というと

 

観客席に来てください。

 

そして、自分のいた人生の舞台を

客席から眺めてみてください。

そこで、あなたは初めて

自分が、どのような環境で、

どのような人生を生きている人たちと一緒に

どのようなストーリーを展開していたのかに

気づくことができます。

 

自分の人生の中で起きていたことや

複数の人たちが織りなすストーリーが

 

あなたに、

どのような影響を与えていたかを

 

客観的に、冷静に知ることになります。

 

これが、生育歴の確認です。

 

あなたが、その中で

どのような気持ちだったのか。

 

何が苦しかったのか。

何に苦痛を感じていたのか。

 

それを、再確認することが

生育歴と家族歴の確認になります。

 

家族の歴史の中で

 

「誰が悪い」

「誰が加害者」

「誰が被害者」ということは

実は、ありません。

 

加害者は、過去の被害者。

 

それだけです。

 

私のカウンセリングで

家族の たどって来た歴史と

自分の生育歴を確認したあと

 

何をするか?というと

ご相談者の方が抱えている苦しみは

 

複雑性PTSDという

トラウマ反応であることを

 

ご本人のお悩みに合わせて

ご説明させていただいています。

 

 

ファミリー・ツリー(家系図)を

維持することに縛られる

「墓守り娘」を期待されることの呪縛。

 

母親の面倒を見ることを

家族から引き受けさせられる

「母守り娘」の重圧。

 

虐待環境で

不遇の人生を生きてきた

 

被虐待児の成れの果ての

DV夫となった父親からの

飲酒や暴力からの虐待被害。

 

不安定な自尊感情との

折り合いをつけることができない

 

不幸な生い立ちの夫や彼からの

罪悪感や自責感への

巧みなコントロールと支配からの被害。

 

これらについて

今までは

「自分が悪い!」

「自分がなんとかしなくては!」と

 

必死になって生きてきて

 

いつまで経っても

未熟で不完全な人間のような気がして

 

自分は、他の人に比べて

劣っているような気がして

 

幼稚で大人じゃなくて

対人スキルなさ過ぎで

 

いつも、人の目が怖くて

ビクビクしていて

 

人と関わると疲れ切ってしまって

引きこもることが増えてしまって

 

そんな自分がイヤになって

「ああ、消えてしまいたい」と

ボーッとしたり

 

苦しまずに死ねる方法を

いろいろ検索してみたり。

 

そんなことを繰り返していたのは

全部、環境からの影響で身についた

 

複雑性PTSDの症状だって知らずに

自分のことを責め続けていて

 

アダルトチルドレンとか

HSPとか

発達障害とか

 

自分の苦しさを説明できる言葉を

必死に探して

 

そうした環境を作っている家族のことを

アスペルガーだと思ったり

発達障害だと思ったり

統合失調症だと思ったり

人格障害だと思ったり。

 

自分は、人と違う。

自分は、変だ。

 

家族は、頭がおかしい。

病気なんだ!

だから、わかってくれないし

話が通じないんだ!

 

そう感じて

一人で孤独に耐え続けて

 

こんな恥は、誰にも話せない!って

なんでもないフリをしたり

 

苦しいのに

平気なフリをして

 

人から、

「しっかりしている」

「真面目」

「彼女なら大丈夫!」と

太鼓判を押され続けて

 

期待を裏切れない後ろめたさや

断れない怖さから

 

引き受けたくもない面倒を

どんどん引き受けて背負い込んで

 

身動き取れなくなって

 

そんな自分が無責任な気がして

中途半端な気がして

 

セミナーを受けたり

資格をとって勉強したりと

 

なんとか自分に自信や

生きる勇気を持ちたくて

自己啓発に必死。

 

でも、結局

全然、気持ちは埋まらないし

寂しいままで

 

友達はできないし

人生も輝かない。

 

嫌われたくない。

だけど、嫌われるほど

親しい人も身近にいない。

 

ああ、自分て

嫌われることもできないくらい

誰にも相手にされていない。

 

バカにされて

見捨てられて

爪弾きにされて

仲間はずれにされて

 

いっつも誰かに悪口言われて

イヤな気持ちになって

 

世の中の人って

どうして、こんなに

無神経で思いやりがないんだろう!

 

私なら、人の気持ちが

よくわかるから

 

あんな傷つくようなことは

絶対しないし言わない!

 

そう思っていませんか?

 

 

人の気持ちがわかる?

 

本当に、そうでしょうか。

 

それ、超能力者なら

そんなこともあるかもしれません。

 

ですが、実際のところは

人の気持ちなんて

わかりっこないです。

 

だって、本人じゃないんだから。

 

あなたの気持ちを

誰にもわかってもらえないのと同じ。

 

あなたも、誰の気持ちも

わかっていません。

 

お互いに表面に見えている

「仮面」しかみていません。

 

だから、苦しいのです。

 

相手のことがわかっている。

 

そう思っている人は

人を傷付けます。

 

わからないからこそ

「仮面」の奥に隠れた

本当の気持ちを

 

会話をして

お互いの誤解を解きながら

距離を近づけていくのです。

 

あなたは、人生の中で

自分の舞台で

周囲の見えないスポットライトの中で

 

人の人生を見ることができず

「どうせ、そうに決まってる!」と

相手を決めつけて接しています。

 

カウンセリングの中で

「きっと、○○さんは、そう思ってると思ったので」と

お話になる方は、大勢ありますが

 

それ、相手に確認していますか?

 

○○さんに、確認しましたか?

 

していませんよね?

 

 

「それ、ほおってくれる?」と言われて

言われたとおりに

放り投げたら笑われた。

 

「恥かかされた!」

あなたは、そう感じるのが

いつものパターンです。

 

北海道の方言で

「ほおる」というのは

「捨てる」こと。

 

あなたは、日常生活の中で

固定観念や先入観に

苦しめられています。

 

それは、生まれてから

その瞬間までの人生すべてが

目の前の出来事の受け取り方を

決めているからです。

 

あなたの人生の中で

「ほおる」という言葉は

「放り投げること」だった。

 

でも、同じ言葉でも

意味が違うことって

たくさんあります。

 

「どうでもいいじゃん」

 

もし、誰かから こう言われたら

あなたは、どう感じますか?

 

それは、なぜですか?

 

それは、誰が言いましたか?

 

物事の受け取り方は

その人との過去の関係性で決まります。

 

その集大成が

複雑性PTSDです。

 

 

 

あなたが知らなかったのは

自分の「人生」です。

 

それを確認して

これからを考えるのが

カウンセリングです。

 

もうひとつは

複雑性PTSDについての

正しい知識と自分の身の上に

何が起きているか。

 

あなたが、自分をおかしいと思って

悩み続けていたことは

みんな

「性格ではなく脳のストレス反応」で

 

あなたの生きてきた人生経験なら

あなた以外の人でも

当然起こる自然反応だったということ。

 

それを知らなかったから

あなたは、ずっと

 

人を避け続けて

誰にも気づいてもらえず

苦しみ続けていたのです。

 

 

生育歴と家族歴を確認して

複雑性PTSDの説明を聞いただけで

 

悩みが消えてしまう方も

過去のカウンセリングで

大勢ありました。

 

そのくらい、あなたは

過去の人生から背負わされた

固定観念や先入観、トラウマに

苦しめられていたのです。

 

あなたの人生を

自分中心の一人称ではなく

 

誰かから見た二人称でもなく

 

全体を俯瞰した

三人称で

もう一度、考えてみましょう。

 

それが難しい場合は

お手伝いします。

 

自分の人生は

自分で作れます。

 

誰と一緒に人生を作りたいか

あなたには選ぶ権利があります。

 

今の不本意さと一緒に生きる必要はありません。

 

考えてみてくださいね。

 

あなたが苦しめられている「トラウマティック・ボンディング(ストックホルム症候群)」とは?

 

毎日、一生懸命に

「解決するにはどうしたらいいの?」と

向き合っている問題は、ありませんか?

 

母親の気持ちの不安定さ。

子供の気持ちの不安定さ。

兄弟の気持ちの不安定さ。

夫の無理解や身勝手さ。

 

それに翻弄され続けて

引っかき回されて

ヘトヘトだったり

ウンザリしていたり。

 

気の重い毎日を

送っていませんか?

 

ここで、考えてみましょう。

 

複雑性PTSDの典型的な

心理状態のひとつに

 

引き受けないことへの罪悪感」があります。

 

どういうことか?というと

 

母親の気の毒な状態に

関わってあげないのは

 

見放したような気がして

申し訳ないような気がする。

 

苦しんでいる兄弟を

見て見ぬ振りをするのは

人として許されない気がする。

 

そんな、家族の事情を

自分のことのように

引き受けて苦しんでしまうのは

 

複雑性PTSDの心理パターンです。

 

これは、

生きている環境の事情を

引き受けなければ

 

居場所を失うかもしれない

生きていけないかもしれないという

不安や恐怖を

 

家庭や育った環境から

継続して経験させられたことから生まれる

マルトリートメント被害者の心理状態です。

 

*マルトリートメントについては無料資料を参照してください。

複雑性PTSDガイドブック

https://www.reservestock.jp/subscribe/66716

 

 

 

ここで、例をあげて

考えてみましょう。

 

 

あなたの子供が

風邪をひいて

熱にうなされて

咳き込んで苦しんでいる。

 

このとき、

あなたにできることは

何でしょうか?

 

子供の代わりに

病院へ行ったり

薬を飲んだり

 

子供の身代わりになって

自分が風邪の症状を

治すことではないはずですね?

 

 

子供が風邪をひいたのは

自分のせいだ!

 

私が風邪をひかせてしまったから

子供がこんなに苦しんでいる。

 

自分が悪かった!

 

こんなに苦しんでいる子供を

ほったらかしにするなんて

そんなヒドイことはできない。

 

そして、ずっと

子供のことで頭がいっぱいで

 

子供のことを基準にしか

物事が考えられなくなっている。

 

これが、

複雑性PTSDで苦しんでいる

あなたのいつもの思考パターンです。

 

 

何か起きると

それは「自分のせいだ!」と受け取って

自分が何とかしなくては!と

悩み苦しみ続けている。

 

でも、どうでしょうか?

 

どんなにあなたががんばっても

子供の風邪は治りません。

 

なぜなら、

子供の風邪を治すのは

子供自身であって

あなたではないからです。

 

 

 

あなたは、

人の問題の引き受けグセがあるので

何でも自分のことのように悩んでいます。

 

それが、実は

相手の回復に向かう道を

奪ってしまっているのです。

 

 

 

母親の気持ちが不安定なら

その問題を解決するのは

あなたではなく、母親です。

 

なぜ、人の問題を

肩代わりして

解決したくなるのでしょうか?

 

それは、

環境からの支配(マルトリートメント)が

影響していたのです。

 

 

あなたが、ずっと苦しんでいる問題。

 

どうして解決しないのだろう?と

悩み続けている問題。

 

その解決の考え方は、ひとつだけ。

 

それは、あなたが解決する問題ではない

 

それだけです。

 

父親の問題は 父親自身が

母親の問題は 母親自身が

兄弟の問題は 兄弟自身が

 

解決しなければ無理なのです。

 

だから、あなたは いつも

どんなにがんばっても

 

空回りしてしまい

一人芝居が続いて

 

そうした自分への

周囲からの無理解のために

孤独に苦しみ続けてしまうのです。

 

子供の代わりに

子供の風邪を治そうとしても

治るはずありません。

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

 

それは、

見放すのではなく

適度な距離を保って見守る」のです。

 

 

複雑性PTSDの人は

見守る勇気を持つことが苦手です。

 

自責感や罪悪感や劣等感や恥辱感が

刺激されてしまうからです。

 

人の人生に介入しても無理ですし、

それは逆に不遜なことです。

 

相手の回復の

邪魔をしているだけだということに

気づいてみましょう。

 

過干渉。

関わらずにはいられない不安。

 

相手の問題と距離をとって

見守る勇気を持ちましょう。

 

 

あなたが、

それができないのは

 

相手から

「一緒に巻き込まれて苦しんで!」

「私を助けて!」

「私の気持ちをわかって!」という

 

依存からの支配を受けていたからです。

 

 

相手の問題を

引き受けずにはいられないのは

相手からの支配を受け続けているから。

 

相手への気持ちに

支配され続けているからです。

 

こうした被害は

DV、虐待、モラルハラスメントなどの

日常生活の中で受け続けています。

 

こうした、距離をとればいいのに

取れずに、ずっと絡み合ってしまう

心理状態のことを

 

トラウマティックボンディング

(ストックホルム症候群)といいます。

 

 

トラウマティックボンディングとは?

 

トラウマティックボンディングとは

相手との間に支配と服従の関係性があり、

被害者が加害者を恐れている反面

好意も感じている場合や

 

(支配と服従というのは、

相手の反応や受け取り方を意識しないと

自分の意思決定ができないすべての場合のこと)

 

被害者が孤立していて

この状態から逃げられないと

信じ込んでいるときに

 

被害者は加害者の

機嫌を悪くさせないように

 

少しずつ加害者の考え方や

価値観を身につけようとします。

 

被害者は、次第に

相手のことで

頭が一杯になってしまいます。

 

そして、

心理的な監禁・拘束状態に

なってしまい

 

物理的に離れたり

心理的な境界線を引くことが

困難になってしまうのです。

 

そして、離れると

意識する対象を失ったことで

 

自分が無いように感じたり

自分軸を失ったような錯覚をしてしまいます。

 

 

家族との気持ちの境界線を引けないのは

トラウマ症状です。

 

相手の幸せを望むなら

自分の問題は自分で解決してもらう。

 

それが、本当の愛情です。

 

 

自分の見捨てられ不安を

相手の問題に被せないこと。

 

問題が解決しないのは

あなたが、自分以外の問題に

執着し続けているから。

 

家族の問題を背負ったところで

あなたが家族から

愛されるわけではありません。

 

 

それが愛情なのだと

どこかで思わされてしまった

悲しい過去があったのかもしれません。

 

 

思い当たることがあれば

考えてみてくださいね。

 

卑屈な自分を変えたい!と思ったら?

「申し訳ない」
「不甲斐ない」
「みっともない」

あなたが
自分にかけ続けている言葉ですそれ、どこで覚えましたか?

 

昔、私は とても卑屈でした。

 

「どうせ〜〜ですよね!」

「私が悪いんですよね!」

「もういいです!結構です!」

 

いっつもイライラしていて

とっても悲しくて

寂しくて

そんな自分が大嫌いでした。

 

どうして、こんなに苦しいのに

誰もわかってくれないんだろう?

 

どうして、いつも こんなに

人に嫌われて

イガイガしていて

誰も助けてくれないんだろう?

 

そう感じていました。

 

受け取ること ひとつひとつが

全部自分のことを傷つけるので

すべてから被害を受けていた。

 

それを人からは

被害妄想といわれ

 

扱いにくい

関わりづらい人として

次第に人が遠ざかっていって

 

「いいんです、別に。

どうせ一緒にいても楽しくないし!

気を遣わせられるだけで疲れるし!」

 

「もう、ほっといてくださいよ!」

 

そう思いながらも

「ああ、本当にどこにも誰もいない」

 

そんな絶望感というか

生きていて何の意味がある?

 

幸せって、何?

 

そんないらだちを

仕事にぶつけてみたり

無意味に空回りして

 

一人で鼻息荒くて

周囲からバカにされたり

うっとおしがられたり。

 

「あの女、ウザ!」

 

そう言われてるんだろうなぁ。

まあ、そうだよね。

そりゃそうだ。

 

そう思って生きていました。

 

 

今、私がカウンセラーとして

お話を聴かせていただく立場になって

来談者の方から聴かされる

 

「いい塩梅の卑屈さ」が

とても愛おしく、懐かしく

 

「ああ、そうだよね」

「悔しいよね」と

 

そう感じながら

お話を聴かせていただいています。

 

もしかしたら、あなたは

その卑屈さやへそ曲がり加減を

 

自分の性格の嫌な部分だと

そう思って悩んでいるのかもしれない。

 

でも、それ違うんだろうなと思うのです。

 

そう感じずにはいられないような

過去の経験から

何かを学習し過ぎてしまったのだと思うのです。

 

「卑屈」って、防御だと思うのです。

 

「どうせ、〜〜でしょ!」って思うのは

それ以上、関わらないことにしようと

自分に言い聞かせるための

あきらめの呪文だと思うのです。

 

あきらめたくなるのは

期待を裏切られ続けたから。

 

期待してもスルーされて

肩透かし食らって

傷付けられて、攻撃されて

 

また、あんな思いをするくらいなら

自分の方から心のドア閉めて

シャッター降ろしちゃった方がいい。

 

そう感じさせられるような

理不尽な思いを

散々させられてきたから。

 

どれだけがんばっても

叱ることしかできない親。

 

必ず条件付けがあった

過去の安心や居場所。

 

「卑屈」な気持ちにさせられるのは

大切にされていない自分」を

嫌というほど味わってきたから。

 

一番、大切にして欲しかった人に

一番、守って欲しかった人に

 

ないがしろにされて

大切にされていないと

感じさせられ続けたから。

 

一番先に思い浮かぶのは親。

 

「愛されていない自分」って

「大切にされていない自分」ってこと。

 

これを繰り返されると

「自分は大切にされる価値のない人間だ」

という気持ちが育ってしまう。

 

「どうせ、私なんて!」って

卑屈な気持ちが生まれてしまう。

 

卑屈が生まれる背景には

「人権侵害」や

「個の尊厳の軽視」があります。

 

ちょっと難しい言い方ですが。

 

例えば、どこかのお国で

差別されている人種や宗教があったとすると

その人たちは、被害を受け続ける中で

 

次第に物事の受け取り方が

「卑屈」になってしまうでしょ?

 

「どうせ、〜〜に決まってる!」とか

「もういいです!」って

最初からあきらめてしまうとか。

 

 

差別、虐待、DV、迫害。

これらが生み出すのは

複雑性PTSDという心の傷、トラウマです。

 

あなたは、卑屈な人なのではなく

過去の被害経験から受けた

心の傷(トラウマ)のせいで

 

そうとしか受け取れないように

心が完全防御体制になってしまっているのです。

 

なぜなら、

安心させてもらえないから

 

ありのままの自分をさらけ出すことが

死ぬほど恐ろしいことだという学習経験を

長い年月、し過ぎてしまったから

 

あなたが、自分のことを

「ああ、卑屈だな」と感じたら

 

あなたは、その相手やその問題に

トラウマが恐怖しているのです。

 

不安なのです、怖いのです。

 

だから「卑屈」が やってくるのです。

誰も守ってくれなかったから。

 

「大丈夫だよ。一緒にいるよ」

「平気だよ、そんなの」

「手伝うよ?一緒にやる?」

 

そう言ってくれる誰かがいたら、

あなたの苦しみや不安を

一緒に感じてくれる誰かがいたら

 

あなたは、そんなに

「卑屈」にならずに

済んだのかもしれない。

 

そういう「誰か」のことを

社会資源」といいます。

 

 

社会資源というのは

あなたが、当然 受け取って良い

ケアやサポート、支援や援助です。

 

ところが、あなたは、こう感じます。

 

「申し訳ない」

「不甲斐ない」

「みっともない」

あなたが

自分にかけ続けている言葉です。

 

自分の力でなんとかできないこと。

引き受け切れないこと。

抱え切れないこと。

 

無理!

できない!

誰か助けて!

 

そう言えない、思えないのは

あなたが悪いのではありません。

 

そういうことは恥だ!」と

人生のどこかで

妙な価値観を植え付けられて

しまっているのです。

 

「男のクセに泣くなんて!」

「お姉ちゃんのクセに!」

「みんなできるのに!」

 

自分で責任取れ!

迷惑だ!

 

そんなメッセージを

ずっと人生の中で浴び続けていたから

 

助けてください!ということが

協力を求めることではなく

泣き言をいう惨めな負け犬だと

そう思わされてしまったのです。

 

幸せそうに、楽に

楽しそうに生きている人たちは

 

「誰か手伝って〜♪」という言葉が

とても自然に出てきます。

 

彼らには、手伝ってくれたり

助けてくれたり

協力してくれたり

理解してくれる人たちが

人生の中に、常に居たから。

 

あなたには、それがなかった。

だから、ツラかったのです。

 

なぜ、居なかったのか?

 

それは、自分のことで

いっぱいいっぱいで

自分のツラさで余裕のない人たちとしか

生活したことがなかったから。

 

DVを受けているお母さんとか

嫁いびりを受けているお母さんとか

対人不安のお母さんとか

劣等感の塊のお母さんとか

 

自分のことでいっぱいで

子供の気持ちを拾う余裕のないお母さんと

一緒に暮らしていたから。

 

「そんなことくらい、自分でしなさい!」

「どうして、わからないの!」

「なんでできないの!」

「世話焼かせないでよ!」

「恥かかせないでよ!」

 

そう言うことしかできない

苦しんでいる母親と

一緒に暮らしていたから。

 

親がグリーフ(心の痛み)を抱えたまま

ケアを受けずに子育てをすると

その子は卑屈になります。

 

疑い深い、卑屈な子になります。

 

そうして自分で、自分を守るしか

生き延びることができなかったから。

 

 

「卑屈」は、

あなたの「不安」の裏返し。

 

見捨てられ不安。

傷付けられる不安。

侮辱される不安。

 

安心できる安全な場所に

自分を置くことから考えてみましょう。

 

そうすると、自然に

ものごとの受け取り方が変わります。

 

それをくれるのが

「社会資源」です。

 

「社会資源」

 

もっと、求めてください。

協力して!って、もっと言って良いのです。

 

慣れるまでは、専門家に。

慣れてきたら周囲の人たちに。

 

あなたからあなたへの

誤解を解いてあげてください。

 

本当は、あなたは とても素敵な人なのです。

 

 

あなたが傷つけられた最大の原因を知ることが回復への大切なステップ

 

あなたが傷つけられた
最大の原因を知ることが
回復への大切なステップ

 

あなたの心を作ったのは「環境」です。
今日は「環境」について考えてみましょう。

 

アダルトチルドレン、発達障害

自閉症スペクトラム、HSP

カサンドラ症候群などなど

 

自分の心の状態を表現する言葉が

この世の中にはあふれていますね。

 

そして、病院へ行って

病名がつけば

 

なんとなくホッとして

やっぱりそうかと

自分で自分にラベルを貼って

 

自分を世の中に説明できる言葉が

やっと手に入ったことの喜び

というと、ちょっと変ですが

 

なんだか、許されたような

ホッとした、楽になったような

複雑な気持ちになったこと

あるかもしれないと思います。

 

あなたの心の状態が

複雑性PTSD」という状態だということは

いつもお話していることですね。

 

では、今日は

このトラウマが生まれた

「環境」について考えてみましょう。

 

あなたは、自分の身の上に起きたことは

とても特別なことで、特殊なことだから

それで、人に理解されないのだと

感じているかもしれません。

 

そうでも思わなければ

やっていられない!と

感じているかもしれません。

 

でも、それ ちょっと違うのです。

 

あなたの身の上に起きていたことは

なるべくしてなった

ある共通パターンがあります。

 

それは

親がグリーフケア を受けられなかったこと

 

グリーフケア ?

と思いますよね?

 

グリーフ(悲嘆)というのは

耐えがたい心の痛みです。

 

絶望的な喪失感のことです。

心が張り裂けそうな

気が狂ってしまいそうな

激しい魂が切り裂かれるような

深い悲しみのことです。

 

この苦しみ(グリーフ)への

心の手当てのことを

「グリーフケア」といいます。

ご相談に来られた方が

よく話されることで

「親も、なんだかんだ

結局 アダルトチルドレンだったみたいで」

 

そんなお話が出てきます。

 

では、あなたが感じている

アダルトチルドレンな親って

どんな状態でしょうか?

 

自信がなくて

自己肯定感が低くて

人の顔色ばかりうかがって

見栄っ張りで 外面良くて

情緒不安定で

いつもイライラしていて

親や家族を恨んでいて

夫婦げんかばかりしている人。

 

そんなイメージが

「親もアダルトチルドレンだった」

 

そう感じることなのだと思うのですが

それでは、質問です。

 

自信がなくて

自己肯定感が低くて

人の顔色ばかりうかがって

見栄っ張りで 外面良くて

情緒不安定で

いつもイライラしていて

親や家族を恨んでいて

夫婦げんかばかりしている人。

 

こういう人が、なぜ

できたのだと思いますか?

 

それは、あなたと同じ。

 

誰からも「ケア」を

受けられなかったからです。

 

理解されず

助けてもらえず

一人で耐え続けていたからです。

 

そんなことはない!

私は被害を受け続けていた!

 

そう感じることでしょう。

 

お母さんがアルコールに依存したり

信仰にのめり込んだり

ギャンブルにハマったり

 

次々に男性と付き合っていたり

お父さんとのケンカが絶えなかったり

不平不満や愚痴ばかりで

あなたに完璧を求めて

自分のプライドを守ろうとしたり

 

これ、どうしてか、

知っていますか?

 

「ケア」を受けられなかったから。

 

グリーフへの心の手当てが

なかったからです。

 

お酒が好きだから飲むのではなく

お酒を飲むしかなかったのです。

 

信仰にのめり込んで

あなたを巻き込んでいたのは

頼れる居場所を失うのが怖かったから。

 

人は、ケアされないままで

放置されていると

周囲の人たちを巻き込んで

傷つけてしまうことがあります。

 

または、代わりに

自分のことを傷つけてしまいます。

 

どちらにしても血が流れます。

 

あなたが子供時代

苦しんで傷つけられたのは

あなたの母親が抱えていた

心の傷(グリーフ)へのケアを

受ける機会を得られなかったからです。

 

虐待やアダルトチルドレンが

負の連鎖をするのではありません。

 

グリーフケア が受けられない環境が

負の連鎖を生むのです。

 

 

カウンセリングを受けたり

自分から救いを求めて

自分を大切にすることに動くこと。

 

それは、心の手当て。

 

グリーフケア なのです。

 

家庭の中の、誰かが

グリーフケア を受け始めると

家の中の空気が変わります。

 

淀んでいた家の中の空気が

流れ始めるのです。

 

アダルトチルドレンで悩んでいると

自分への恥の意識が強くなるので

 

人に相談したり

助けを求めることに

強い抵抗を感じてしまったり

 

そんなことしたら

もう終わりだ!と

否定や拒否をしてしまったり

 

ケアに背を向けることこそ

自分の強さだと思ってしまうものですが

 

そうせずにはいられないほど

あなたの心はズタズタだったと

いうことなのかもしれません。

 

あなたの心が傷ついたのは

家族がグリーフケア を受けられなかったから。

 

あなたの家族の絶望的な喪失感が

放置されたままで

あなたが育てられていたからです。

 

あなたは、心の手当て

していますか?

 

足りていますか?

 

その影響で

家庭内に「環境」を

作っていませんか?

 

ちょっとだけ

意識してみてくださいね。

 

 

脆弱性の優先順位・普通の家庭の子が後回しにされる現実

私のサロンの利用者のほとんどは

「自称・普通の家の子」です。

 

たとえ、父親が母親に

理不尽な心理的な要求をしていようと

 

ガン遺族のシングルマザー家庭だろうと

 

住んでいる地域のコミュニティーから

属するための心理的な拘束を受けていようと

 

母親の極端な劣等感のために

常に人より上を求められていようと

 

普通に毎日ご飯を食べられて

とりあえず学校にも通わせてもらえて

 

DVだとか虐待だとか

事件とか災害とか死別とか

そういうショッキングな出来事が

家の中に存在しない

 

まあまあ、世間には

そんなごく普通の家庭だと思われている

「自称・普通の家の子」

 

でも、本当に「普通の家」なら

子供は大人になっても

心の傷を抱えたままで

 

生きづらいって言葉にたどり着くまで

何十年も苦しみ続けたりしないのです。

 

その家特有の「弱み」がある。

必ず、どこの家庭にも「弱み」や「弱さ」がある。

 

でも、その「弱さ」に

優先順位がつけられているのが世の中。

 

こっちよりあっちの方がツライ。

この人よりあの人の方が苦しい。

 

その優先順位って

誰が決めるんだろう?と思う。

 

その弱さ、脆弱性が

優先順位最下位だった家の子たちが

私のサロンに大人になってからやってくる。

 

「誰も助けてくれなかった」

「誰もわかってくれなかった」

 

そんな悔しさや疎外感を持って

私のサロンに相談に来ます。

 

ケアやサポートの優先順位から

弾き飛ばされて

「そんなことくらい自力でなんとかしてくださいよ!」と

世間から除外された家庭の子たちが

「みんな、もっと大変なんですから!」って

他人の大変を押し付けられた子供たちが

 

絶望しながら、やってくる。

 

自分は誰にも助けてももらえないほど

世の中にとってどうでもいい人間なのかと

 

親や生まれ育った家を呪うしか

自分のやり場のない気持ちの

ぶつけ場所がなくて

 

あなたの家庭や家族を不幸にしたのは

世の中が勝手につけた

脆弱性への優先順位と無関心。

 

だけど、そんなことは

誰も気づいていなくて

 

生きづらい心を抱えた子供たちは

そのまま大人になって

そのまま結婚して親になる。

 

その親が苦しみながら子供を育てると

その親の子供に対する発言は

恩着せがましく、うっとおしく聞こえる。

 

産んで欲しいと頼んだ覚えはない!

誰のおかげで!っていうばかりの親は親じゃない!

 

子供が親を恨み始める。

 

そういう家族を作っているのは

世の中の無関心。

社会の冷たさ。

 

みんな自分のことで精一杯で

人が転んでも避けて歩くのが精一杯。

 

大丈夫ですか?なんて言ったら

巻き添えになって

余計な苦労をしょわされるから。

 

こんないっぱいいっぱいな国だから

不幸な家族が量産されてしまう。

 

子供や家族に夢を持てない国。

日本。

 

人口が激減したら

少し、人の心に

目を向ける余裕ができるのかもしれない。

 

老人、子供、脆弱性。

優先順位。

無関心。

 

世の中、理不尽の塊ですね。

 

 

母と娘の関係を修復する方法*アダルトチルドレン親子が幸せになる方法

アダルトチルドレン親子が

関係を修復して幸せになる方法について。

 

私のサロンでは、

親の立場の方、子供の立場の方

両方の立場の方が

カウンセリングを利用されています。

 

子供の立場の方が最初に思うことは

「この生きづらさを与えた親に

これまでの自分の気持ちを知って欲しい!」

ということ。

 

そして、もう少し具体的には

「親に子供に与えた理不尽さを

心から悔いて謝罪して欲しい!」

ということ。

 

「心から悔いて謝罪して欲しい!」という気持ちを

すでに手放している方は

 

「もう、金輪際

親に自分の人生に関わって欲しくない!」

という気持ちでいることが多いですね。

 

「私の人生から消えて!」という感じ。

 

では、どうして

「私の人生から消えて!」

「関わって欲しくない!」

と思うのでしょうか?

 

それは、子供が自分の人生を

ことごとく親に干渉され続けてきたことに

ウンザリしているからです。

 

具体的に、親から子供への干渉が

どのようなものなのか?というと

 

1.親の置かれた状況を受け取って欲しい

2.あなたのためよ!という愛情の押し付け

 

この二つが大きな干渉です。

 

親の置かれた状況を受け取って欲しい

 

これについて

あなたの記憶の中で

もっとも思い出しやすいのは

 

「母親からグチを聞かされ続けた」

「いつも母は文句ばかりだった」

「イライラしていて機嫌が悪かった」

のようなものではないでしょうか。

 

日本の家族形態が戦後劇的に変化して

両親と子供だけという核家族化が進んだ

社会背景の中で

 

社会から隔離されてしまった母親たちは

安心して自分の気持ちを話せる相手が

自分の子供しかいない!という境遇になりました。

 

夫に安心して相談したり

自分の気持ちを聞いてもらえたら

母親は子供に向けて

気持ちをぶつけることは防げたのですが

 

夫は、仕事に忙殺されていて

時間的にも精神的にも余裕はなく

家には疲れて寝に帰るくらいしかできない。

 

やっと深夜に帰宅すれば、

不機嫌なストレスまみれの妻が

イライラして待っている。

 

「どうしてわかってくれないのよ!」

「いい加減にしろよ!」

 

このやりとりが繰り返される。

 

または、

シングルマザーとして生きる母親や

母親が抱える様々な心の傷(グリーフ)が

母親自身の心に過度な負担をかけている場合。

 

母親は子供にしか気持ちを話せず

延々と子供に対して自分のツラさを話し続ける。

 

子供は、母親のグチを聞きたくなくても

話し相手をしなければならない。

 

なぜなら、相手をしないと

もっと不機嫌な状態が続いて

被害が大きくなってしまうから。

 

母親のなだめ役や慰め役が

子供の役割になってしまう。

 

そして、夫に粗末に扱われていると

感じてしまった母親は

子供こそ生きがい!とばかりに

子供のためにエネルギーを使い始める。

 

「あなたのためよ!」と

愛情の押し付けが始まる。

 

女だって仕事ができなきゃ不幸になる!

お母さんみたいになっちゃうわよ!

あなたは幸せになりなさい!

幸せになってお母さんを安心させてね!

 

その愛情の押し付けの中で繰り返されるのは

子供への否定、批難、無視、拒否、侮辱など。

 

どうしてできないの!

みっともない!

そんなこと知りません!

自分で考えなさい!

お母さんに世話焼かせないでよ!

 

この関係の中で

子供は自分への劣等感や疎外感を

ブクブクと太らせてしまい

 

自分で自分にOK!と言えない

自己肯定感の低い人間に成長してしまい

 

見捨てられ不安や

自信のなさがいっぱいの

人の顔色をうかがう

空気を読んでは寝込んでしまう

徹底的な人間不信の大人ができあがる。

 

そして、こんな出来損ないは

自分くらいのものだという

恥の意識があるので

 

なかなか自分の本音を相談できないし

心の根っこに見捨てられ不安があるので

「こんな相談をして嫌われたらどうしよう」と

不安で不安でたまらないので

 

「別に、なんでもないです」という顔をして

平静をよそおって、なんでもないフリをしてしまい

結局、誰にも自分のツラさに気づいてもらえず

 

いつも周囲に無理してあわせているので

それが限界になると

突然、プチン!と「もう無理」という

心が弾ける音が聞こえてくる。

 

そして、また暗黒の孤独の中に落ちていく。

 

 

ちょっと長くなりましたが

これが、

アダルトチルドレン親子が生きている日常です。

 

では、母親の立場の方の気持ちを考えてみましょう。

 

子供の頃から、

「絶対にあんな親にはならない!」と

心に決めていたハズなのに

 

親になったら、自分が子供に

同じようなことをしているのに気がついた。

 

なんてひどい親だろう。

私は、どうしたらいいのだろう。

これって、虐待なのだろうか。

このままでは子供が不幸になってしまう。

なんとかしなくては!

 

自分のことを散々責めたあと

どんな行動をしているでしょうか?

 

それは、やっぱり

「子供に向けて行動してしまう」のです。

 

あなたに幸せになって欲しいのよ!

あなたに不幸になって欲しくないのよ!

そんなお母さんの気持ち、わかってよ!

 

。。って感じです。

 

 

でも、どうでしょうか?

 

小さい頃から、さんざん

母親の気持ちを受け取って

夫や親の代わりに

母親の引き受け役をさせられてきた子供が

 

今度は、母親から

「幸せになって欲しいのよ!」と

新たな干渉を受け始めるのです。

 

子供からしてみたら

「いい加減にしてよ!私の前から消えてくれない?!」って話です。

 

母親は家庭内で完全に孤立無援で

子供だけを心の拠り所にして

生きるしかなかった、そのツラさを

 

母親は、全力で子供に対して

「理解しろ!」

「受け取れ!」

と攻撃をかけてしまいます。

 

母親に悪気はありません。

それ以外に、すべを知らなかったのです。

 

これが、問題でした。

 

家庭内に心の拠り所がないのなら

家庭の外に、それを求めれば良い。

 

それだけのことに気づけなかった。

誰も、教えてくれなかったし

それは恥だと思い込まされていたから。

 

家庭内に心の拠り所がないと

男性、女性に限らず

家庭外に心の拠り所を求めようとする。

 

結果、不倫や浮気が起こります。

 

得られなかった心の拠り所を

疑似恋愛や仮想恋愛で

一時的に埋められるため

 

それを「愛情」という言葉で解釈して

「自分を本当に大切に思ってくれているのは、この人だけだ!」と

錯覚してしまいます。

 

文字通り、

身も心も満たされた気がするのですから

一度始めたらやめられないでしょう。

 

でも、所詮

不倫は不倫。浮気は浮気です。

本気なら、ちゃんとあなたのために

次のステップに進むハズです。

 

お互いに離婚して、

新生活を始めるとか

きちんとスジを通すとか。

 

ところが、こうした関係の場合は

お互い逢瀬の時だけ

悲劇のヒロインに酔いますが

いざとなると浮気相手を悪者にして

逃げようとすることもあります。

 

「あっちから言い寄ってきたんだ!」とか

「だまされた!」とか。

 

 

アダルトチルドレン親子が、本気で

お互いの関係を修復しようと思うなら

 

親は「子供に憎まれっ放しでいる覚悟をすること」です。

 

親の人生を理解してくれ!と

母親は、いつも無意識に子供に支配をかけています。

 

子供は、そういう母親を受け取らなかったら

自分は愛してもらえない!という

命に関わる恐怖感の中で育っています。

 

それを子供が大人になった今さら

「お母さんだってツラかったのよ!

わかってちょうだいよ!」と説得にかかる。

 

これ、ただウザイだけです。

 

母親が本気で自分のツラさを

なんとかしたいと思うなら

子離れして、自立して

家庭の外に心理支援を求めること。

 

そして、子供や家族の手を借りずに

自分一人で幸せになることを

真剣に考えなければ

 

アダルトチルドレン親子の

関係の修復は不可能です。

 

「お母さんのことはいいの。

あなたに幸せになって欲しいのよ!」

 

そういう母親は大勢いますが

だったら放って置いて欲しいのが

子供の本音です。

 

子供が幸せになるプロセスに

いつまでも関わらせて欲しがっている

母親の心理状態こそ

「究極の過干渉」です。

 

なぜ、こうした母親は子供に対して

「巣立って一人で苦労しながら幸せになってね」と

思い切れないのか?というと

 

母親の心の底に

「見捨てられ不安」があるからです。

 

子供を見捨ててしまった自分。

子供から見捨てた!と恨まれる自分。

 

それに耐えられないので

いつまでもちょっかいを出してしまうのです。

 

この関係を「共依存」といいます。

 

子離れできない親が、子供に干渉し続ける状態。

その状態を受け取ることを拒絶できない子供。

 

子供は、親の「気の毒」を見たくないのです。

それは、愛情ではなく

「気の毒な親は自分にとって害悪だから」です。

 

今の気の毒を受け取っておかないと

あとで、もっと面倒くさい思いをさせられるから。

 

堂々巡りです。

 

ちょっと回りくどい説明でしたが

おわかりいただけたでしょうか。

 

結論。

アダルトチルドレン親子が

関係を修復するために必要なこと。

 

1.家庭の問題は家族間で解決しようとすると悪化する

2.各自が別々に家庭外に専門家に心理支援を求める

3.自分のせいだ!自分がなんとかしなくては!というのはお互いの迷惑

4.お互いを憎んだり責めたり謝罪を求めても無意味

5.自分を家庭問題の主人公から客席の観客に置き換えて、自分の家庭で起きていたドラマをよく見直す

 

つまり、あなたが家族との関係を修復したい!と思うこと自体が共依存の始まりなのだということです。

 

家族が幸せでなかったら、自分は幸せになれないと思っているだけ。

 

家族に理解されないなんて寂しすぎる!そんなの家族じゃない!という思い込みが激し過ぎるだけ。

 

あなたが幸せになれば、家族はあなたの呪縛から解き放たれて自由に幸せになれるのです。

 

自分だけ幸せになれない!ではなく、あなたが不幸だから、家族みんなが巻き添えを食うのです。

 

ぜひ、率先して幸せになる努力をしてくださいね。

【保存版】わかって欲しいから解放されて素敵な大人の人生を手に入れる方法*アダルトチルドレンの理解されたい心理を科学する!

 

わかって欲しいから解放されて素敵な大人の人生を手に入れる方法

 

サロンに来談される方、アダルトチルドレンで悩んでいる方の共通の悩み。

理解されないことへのツラさについて、もう一度考えてみましょう。

あなたが自力でも、けっこう いいところまでたどり着いているのに、なぜ根本回復できないのか。

その理由を脳科学と発達心理学の両面から解説します。

 

どうしてわかってくれないのよ!という気持ちのメカニズムを知る!

 

日常生活の中で

「どうしてわかってくれないのよ!」と

感じることは、ひんぱんにありますね。

 

「どうして、お母さんは!」

「どうして、ダンナは!」

「どうして、上司は!」

「なんで、この人は!」

「ホントに、この子は!」

 

まったく、なんで みんな

私の気持ちをわかってくれないのよ!

 

イライラしたり、ムカついたり

情けなかったり、悲しかったり

絶望感でいっぱいになって

 

「もう、期待しない!」

 

そう何度も心に誓うのに

また、時間が経つと期待していて

ガッカリを繰り返している。

 

ああ、もうウンザリ!

 

これが、あなたの

いつものパターンかな?と思います。

 

 

では、質問です。

 

わかってもらえないと、どうしてツライのですか?

「え?だって、わかってもらえなかったら

ツライに決まってるじゃないですか!」

「そんなこと、当たり前ですよね?」

 

そんな答えが聞こえて来そうです。

 

でも、思い出してみてください。

 

あなたの周りに、

人に理解されなくても

平気な顔をしている人、いませんか?

 

「コイツ、何で こんなに鈍感なんだ!」

「自己中な人って気楽でいいよな」

 

そんな気持ちにさせられる人が

身近にいませんか?

 

では、その人たちと

あなたとの違いって何だと思いますか?

 

どうして、あなたは

「わかってもらえないとツラくなる」のでしょうか?

 

 

その答えは

環境への適応反応」のせいです。

 

環境への適応反応というのは、

気持ち(感情)だけではありません。

 

体温調節も「環境への適応反応」です。

たとえば、暑いと汗をかいたり

寒いと体がブルブル震えるのは

 

環境(気温)に対して

体が適応しようと

調整をしているから。

 

どうして、体が環境にあわせて

適応するために調節するのか?というと

「生命維持」のためです。

 

寒いのに体温調節ができなかったら

内臓が冷えて死んでしまいますね?

 

だから、体は自律神経によって

体をブルブル震わせることで

体温を調節して命を守っているのです。

つまり「環境への適応反応」というのは

生存本能」から生まれています。

 

自分で意識しようがしまいが

無意識というよりも

生存本能のシステムとして

DNAレベルで

脳に組み込まれているのです。

 

だから、自分で

「そうしよう!」と思わなくても

体が勝手に反応しちゃってるでしょ?

 

ブルブルとか、ガタガタとか。

震えるのを止めたくても

止まらないくらい

自分でコントロールできない状態。

 

勝手に体が反応している状態。

 

これが「環境への適応反応」という

「生存本能由来」の「生命維持のため」の

身体の調節機能です。

 

ここまで、大丈夫ですか^^?

では「わかって欲しい」という気持ちと

「生存本能由来」の「環境への適応反応」が

どう関係があるのでしょうか?

 

 

ここで、もう一度思い出してみましょう。

 

あなたは、なぜ

「わかって欲しい」と感じるのでしょうか?

どうして「理解されたい」の願うのでしょうか?

 

それは、

自分の置かれた状況を相手に理解してもらえないと、自分が環境にあわせて自分をコントロールしなければならなくなるから」です。

 

つまり「相手に理解されない」ということは、

環境への適応を強いられる」状況になるからです。

 

 

ちょっとわかりづらいと思うので

例をあげてみますね。

あなたが、お母さんとの会話で

理解されていない!と感じた時を

考えてみましょう。

 

あなた「何でわかってくれないのよ!」

母親「そんなこと、いちいちお母さんに言わないでよ!」

 

火花バチバチの気分の時です。

 

このあと、あなたは どうなりましたか?

何をしましたか?

何を感じましたか?

何を考えましたか?

 

あなたは、おそらく

あきらめた」のではありませんか?

 

「わかって欲しい」という気持ちは

あなたの中の

「欲求」や「要求」が作ります。

 

「今日は、食事の支度をしたくない」

「母親のグチを聞きたくない」

「押し付けを拒否したい」

 

あなたは「自分がそうでありたい」と

自分の居かたや在り方を望んでいるのに

 

それを調整して

母親の都合にあわせなければならないことが

とてもイヤだ!負担だ!と感じる。

 

この環境への適応のために

自分自身にかかる負担(負荷)のことを

ストレス」といいます。

 

「ストレス」という言葉は

 

「イヤな気分になること」

「イラつくこと」

「疲れること」などと思われていますが

 

「ストレス」というのは

環境への適応のための負荷」のことをいいます。

 

そして、負荷がかかり続けることは

あなた(体)にとって負担になり

命に関わることなので

 

一刻も早く、その状態から

逃れたいと思って欲しいために

脳がイヤな気分・感情を作ります。

 

この感情や気分のことを

あなたは「ストレス」と呼んでいます。

 

が、あなたが感じている

イヤな気分=ストレスというのは

 

生命維持のための環境への適応反応

(自分へのコントロール)が長引かないように

その状態への嫌悪感を感じて欲しい

脳(生存本能)が作っているシステムなのだということ。

 

気温が低い場所で

「寒い!」と感じるのは

 

環境に合わせて体温調節をし続けると命が危険なので

早く対処・対応したい気分になるように

 

「寒い!」という嫌悪感(感情)を作り出して

環境に対して自分をコントロールしている自分がいることに

早く気づいて欲しくて脳が作っている自覚をうながすための感覚。

 

それが「ストレス感情」と呼ばれる感情・感覚です。

 

単純にいうと

ストレス」=「環境にあわせるための無理すること

 

そう覚えておいてください。

 

そして

「無理をすること」=「ストレス」は

心にも体にもコントロール(調整)を強制します。

 

自分が本来ありたかった状態でいられず

環境にあわせて自分の在り方を変えること。

 

この環境が「ストレス環境」です。

あなたが、ストレスだと感じる環境は

あなたが「あわせなければならない」と

無意識に感じてしまう環境です。

 

それが、

母親と一緒にいる環境だったり

職場だったり

ママ友と一緒のときだったり

子供と一緒のときだったりするのです。

 

。。ということは

あなたが「ストレスだ!」と感じる環境というのは

相手(環境)に自分をあわせなければならない!」と

思い込んでいる環境だということがわかりますね?

 

では、どうして

自分を相手(環境)に

あわせなければならない!と

思い込んでいるのでしょうか?

 

それには

あなたの生育歴が影響しています。

 

人間の発達心理学を学んだことがある方は

何となく知っているかもしれません。

 

「人間は環境が作る」ということを。

 

個人差はありますが

2〜3才から4〜5才くらいまでの幼児期。

 

この時期は「何でも自己中期」です。

 

「何でも自己中期」というのは

「わがまま」や「自分勝手」という意味ではなく

世の中の出来事を

自分を基準にして受け取る時期ということです。

 

つまり、自発性が成長する時期なので

自分の身の上に起きたすべてのことを

 

「私が〜〜したから、〜〜になった」と

自分が働きかけた結果として

受け取る時期なのです。

 

例えば、

大好きな父親が交通事故にあったのは

自分がちゃんと

父親の言いつけを守らなかったから

バチがあたったのだ、という具合です。

神様からバツを受けるとか

バチがあたるとか

悪い子だったから

愛してもらえなかったという感じですね。

 

この心の発達期に

家庭内に問題やトラブルがあった場合

 

例えば、夫婦げんかやDVがあった場合

子供は、両親が仲違いをしているのは

自分が原因だと思い込むことがあります。

 

そんなハズはない、夫が無茶を言うから

妻が浮気したから、などなど

 

大人になった今のあなたになら

両親の仲違いの理由がわかりますが

この時期の子供には、それはわかりません。

 

または、両親が仲違いをしないように

家庭内の環境をほほえましいものにしようと

子供が必死の努力や無理をすることがあります。

 

子供は、自分の心の発達段階の中で

とても苦しい

「環境への適応反応」を続けます。

 

大人なら、気に入らなければ

「こんな家、出て行ってやる!」と言えますが

幼い子供にとって、家庭(家)は

自分の命が保護される絶対環境です。

 

安心・安全が感じられない家庭環境で

心穏やかに育つことはできません。

 

 

これが、

子供の環境の誤認知記憶」として

成長後も残ります。

 

私が悪い子だったから愛してもらえなかった。

私には、その資格がなかった。

自分の価値への信頼感が揺らいでしまう状態。

 

あなたが、知っている言葉だと

「自己肯定感」ということになるでしょうか。

 

自分への絶対的な無条件の信頼感

 

これが、傷ついてしまうのです。

 

なぜなら、

心の中で「自発性」が育つ子供の時期に

自分のせいで家庭が不幸になったと言う

間違った結果記憶を学習して大人になってしまうから。

 

そして、生きづらさについて

考え始めた大人になってから

 

「間違った記憶」で苦しんできたのは

親が悪かったのだ!と

親を恨んだり呪ったり憎んだりしたくなる。

 

あんな親だから私は不幸になったのだ!と

そんな感じですね。

 

この、子供時代に受けた

心の傷のことを

「発達性トラウマ」

「逆境的小児期経験(ACE)」といいます。

 

これは、複雑性PTSDの一種です。

 

PTSD(トラウマ)には2種類あります。

 

単回性と複雑性です。

 

単回性というのは

富士山の噴火にあった!みたいな

一生のうちに一度あるかないかの

ショックな出来事のことです。

 

複雑性というのは

毎日、両親が喧嘩しているなど

それ自体は大きな出来事ではないが

繰り返されて終わりが見えない

長期間継続する出来事をいいます。

 

富士山の噴火と両親の夫婦げんか。

 

子供が「逃げられない」と

強く信じるのは、どちらでしょうか?

 

おそらく、両親の夫婦げんかですね?

環境への信頼が揺らぐ状態ほど

人間の精神が安定しない環境はありません。

 

常に、そこにいるための自分を

コントロール(操作)し続けなければ

ならないのですから。

 

ずっと、したくもない無理を続ける状態。

 

子供は「自力では逃げられない」という状態から

自分の「無力感」を学習します。

 

そして、それが大人になっても

「自分への無力感」

「自分の力への信頼感の欠如」

「無能感」につながり

 

自分を価値の低い人間として

卑下するようになっていきます。

 

そして、子供の頃から

環境にあわせて自分を調整することで

安心・安全を確保することを学習しているため

 

常に周囲の人たちの気持ちや

考えを気にしてしまったり

 

そうした不安を刺激されることに

過敏に反応してしまったり

 

空気を読み先回りして不安になったり

自発的に何かを言えなかったり

意思表示ができなくなったりという

 

対人不安、不安障害へとつながっていきます。

 

これが、あなたが感じている

「人がこわい」という状態です。

 

あなたの心の状態は

なるべくしてなった状態。

 

環境から、あなたが学んでしまった

ストレス環境への適応反応」という

悲しいトラウマ反応でした。

 

この環境のことを

マルトリートメント環境」といいます。

 

 

ちょっと疲れてきちゃいましたかね^^?

あと、もう少しです。

 

 

では、本題です。

 

わかって欲しいから解放されて素敵な大人の人生を手に入れる

 

整理してみましょう。

 

理解されたい!と願うのは

環境に適応するための

ストレスから逃れたいから。

   ⇩

環境にあわせるための

無理をしたくないから。 

   ⇩

自分が「ありのまま」の

のぞむ状態でありたいから。

   ⇩

誰かや何かのために

自分のことを

コントロールしたくないから

   ⇩

自分を無理にコントロールしようとすると

子供時代から続く

「ストレス環境への適応」という

トラウマが刺激されて

感覚や感情が過剰反応を起こして

心理的なつらさ(嫌悪感)が

生存本能(脳)からわき起こるから

   ⇩

結果→ツラくなるから。

 

はい。

この心理的なプロセスが

わかりました。

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

 

 

それは、相手(環境)にあわせて

自分をコントロール(適応操作)

しなければ良いのです。

 

これは、

相手や環境を拒否したり

喧嘩を売ったり

突っぱねたりするということではなく

 

ただ、サラッと

「私は、そんなことは望んでいない」

「イヤだ」

 

そう言えば良いだけ。

自分の意思表示をすれば良いだけなのです。

 

わかっていても、

なぜ それができないのかというと

 

それは、相手への「罪悪感」があるからです。

 

「こんなことを言ったら傷つけちゃう」

「そんなこと言ったら嫌われる」

「そんな気の毒なことはできない」

 

自分が拒否や拒絶を受けた際の

自分のつらさとして考えてしまったり

 

母親からの「受け取って欲しい」という

長年のすがりつきの呪縛が

あなたの判断に呪詛のように

呪いの呪文をかけていたり

 

そんな冷たいことはできない!という

子供時代に自分のせいだ!と学習した

誤った罪悪感のために

 

ここは、自分が犠牲になるのが正しい!と

自己犠牲を買って出てしまったり。

 

そして、その選択をしたあとで

「いつも、損ばかりしている!」

「また、押し付けられた!」

「相手の都合にばかり振り回されている!」と

 

相手や環境を呪ってしまう。

 

これは、心の成長期に

本来あるべき心理的な発達環境を

経験できなかったことから起きる

不具合です。

 

この状態で、心理的にとどこおっていると

「毒親!」

「毒母!」

「許せない!」

 

この状態で足踏みが続きます。

 

わかって欲しいから解放されて素敵な大人の人生を手に入れるためには、何をすればいいのか?

 

わかりましたか?

 

「わかって欲しい!」と思う気持ちを手放せば良いのです。

 

理解を望むのは、理解されないと、自分が適応しなければならないから。

 

あわせるための無理をしなければならないから。

 

今、大人のあなたが、命がけで無理してあわせなければならないことって、何がありますか?

 

それに、あなたが期待するもの、望むことって何ですか?

 

あわせなければ、あなたは生きていてはいけないのですか?

 

それ、自分で自分に行う虐待だと思いませんか?

 

あなたは、自由に選んで良いのです。

 

あなたの人生です。楽しんで生きてくださいね。


この記事の内容について、

3ヶ月間で身につけていただくのが

ACグループカウンセリング」です。

 

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*期間終了後も、引き続き次回のご予約を受け付けます。お問い合わせください。

 

 

実際の人との関わりを

まだまだ、避け続けている方が多いので

 

この子供時代からの「負の心の学習経験」が

なかなかリセットされないことが

とても残念だなと、感じています。

 

私が、最終的に今の状態になれたのは

子供時代からの生育歴で身についてしまった

 

ストレス環境への適応反応」を

脳育(ブレーンリカバリー)するために

 

最後のひと踏ん張りで

サポートを受けながら

人と関わる場を

複数持つことを続けたからです。

 

知識は、考えを助けてくれますが

最後に自分を作ってくれるのは

人とのコミュニケーションの空間です。

 

 

覚えておいてくださいね。