あなたの虐待被害の経験は、とてもレアケースです!と言われたい?

 

以前、こちらの記事にも

書いたと思いますが

 

「私の被害経験は

他の人たちと違って

とてもレアなケースだと思います!」

 

みなさん、そうおっしゃいます。

 

そりゃそうです。

あなたの被害経験は

あなた以外

誰も経験していないのだから。

「そういうことじゃなくて!

私くらい悲惨な経験を

した人間はいないって

そう言ってんのにバカじゃないの?」

 

という方も多いでしょう。

 

でも、残念ながら

被害の強弱を競っても

何も意味はありません。

 

 

そもそもの話になりますが

なぜ、自分ほど

つらい目にあった人間はいない!と

思いたくなるのか?というと

 

「誰にもツラかったことを

理解してもらえていないから」です。

 

あなたが悲惨な子供時代を過ごし

誰にも助けてもらえず

人生の荒波を

死に物狂いで生き抜いてきたことを

 

この世の中に

きちんと理解してくれている人が

たった一人でもいれば

 

あなたは、自分のケースを

レアケースだと思ったり

特別なケースだと

思う必要はなくなります。

 

ただ、

「苦しかった人生の

ある期間が真実として

そこに存在したこと」を

 

冷静に振り返ることが

できているでしょう。

 

 

これが、年齢を重ねて

老人の領域に入っていくと

「私の人生は、良い人生でした」と

言う人が増えてきます。

 

なぜか。

 

死ぬ日が、現実として

身近になってくると

 

自分の人生が

本当に悲惨で救いようがなくて

 

何の幸せもなかった

くだらない人生だったと

自分で認めたくなくなるのです。

 

死んでも死にきれないって

ヤツでしょうか。

 

だから、年寄りは

昔の自慢話が多いでしょ?

例えばの話。

 

あなたの人生経験が

特別なレアケースだったと

思っているのは、あなただけです。

 

虐待被害は、全部レアケースなので。

 

虐待被害は

「個別性」の集合体なのです。

 

例えばの話

あなたとあなたの兄弟は

同じ家の中で

同じ親に育てらレたけど

 

あなたと100%同じ

被害記憶があるか?というと

そうではありませんね?

 

ここで、あなたは

あなたの兄弟は

親から優遇されていたから

 

男尊女卑の家庭だったから

 

などなど、

いろいろ思うことでしょう。

 

複雑性PTSDで悩んでいると

自分を守るために

理論武装するクセがつきます。

 

「でもでも!」

「だって、だって!」と

自分を正当化することに

必死になる思考パターンが生まれます。

 

なぜか。

 

誰も助けてくれないので

自分が不利な立場になって

これ以上、

攻撃や被害を受けずに済むように

自分の正しさを押し通したくなる。

 

押し通さなくても

それが真実なら

そのまま通るはずなのに。

 

 

あなたの人生の物語(ナラティブ)を

人と比較する必要なんてありません。

 

あなたは、心底ツラかった。

 

 

真実は、それ以外ないのだから。

 

ツラかったのに

何でもないフリをして

強がってばかりの人生だったから

 

自分くらいつらい思いをした

人間はいない!と

思いたくなるのです。

 

ツラかった自分のことを

一番認めてあげていないのは

自分自身。

 

それに気づいてあげてくださいね。

 

 

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「らしさ」という脅迫

 

「私、料理とか家事が

とても苦手なんです」

 

「家事が好きって女を見ると

ヘドが出るほどイラつきます!」

 

私のところに

相談に来られる女性で

このセリフをいう人は

とても多いです。

 

おそらく、

私のところだけでなく

日本中の相談機関で

このセリフは

語られていることでしょう。

 

反対に、男性の相談者さんから

「料理が苦手で。。」という話は

まったくと言っていいほど

聞くことはありません。

 

それは、なぜか?

その思いの背景には

「らしさ」への脅迫があるからです。

 

男らしさ

女らしさ

長男らしさ

跡取りらしさ

嫁らしさ

母らしさ

妻らしさ

夫らしさ

子供らしさ

親らしさ

教師らしさ

医者らしさ

 

日本人は、

「らしさ」への脅迫に

「恥」を使います。

 

「〜のくせに、〜〜もできないの?」

という感じです。

 

ものごとには

好き嫌いや

向き不向きもあり

 

料理のことでいうなら

食の世界は

まだまだ男社会です。

 

一流シェフや料理人と

呼ばれる人たちは

圧倒的に男性が多い。

 

でも、なぜか

女性は料理が下手だと

劣等感やコンプレックスを感じ

 

それを刺激する出来事や

ものごとに対して

異常なほどの嫌悪感を示します。

 

「しない」のではなく

「できない」と

結論づけされることへの

不安や恐怖にさらされて

 

脅迫され続けて

「できないお前は出来損ない!」と

恥の意識をすり込まれるからです。

 

できないこと

無能なこと

それへの恥の意識は

 

不要な人間

価値のない人間

存在を認めてもらえない自分を

意識させるようになります。

 

どんなに努力しても

性差の問題もあります。

 

男性が出産できないことを

責める人はいないし

男性が出産できないことに対して

 

「らしくない!」と

責める人も

バカにする人も

ののしる人もいません。

 

子供時代の親からの脅迫に

「みんな、できてるのに!」

「どうして、あなただけできないの!」

という発言があります。

 

できないことへの答えは簡単です。

「興味がないから」です。

 

興味があるかないかは

個人の指向性の問題なので

するかしないかの選択権は

本人にだけあります。

 

周囲が、

とやかくいうことでは

ありません。

 

でも、日本は、

それを許さない国なのです。

 

なぜなら、日本人にとって

「人間は、家を守るために

生まれてきた道具だったから」です。

 

女らしさを求められるということは

女という労働力として

家庭内での生産性を保持して欲しいから。

 

家族のために食事を作り

掃除洗濯をし

夫の性欲求を満たし

 

跡取りの息子を産み

跡取り息子を完璧に

健康に育て上げること。

 

姑の世話を

きちんとすること。

 

「出来た嫁」

「出来た母」

「出来た娘」であること。

 

そこに求められたのが

「らしさ」です。

 

出来ないと、ののしりの対象にされ

家族だけでなく

親戚からも

地域からも

バッシングの対象にされ

 

差別され

蔑まれ

人として扱ってもらえない。

 

これが

複雑性PTSDという

トラウマが生まれる

日本の土壌です。

 

男性も同じです。

「女々しい!」

「恥さらし!」

「生恥を晒す!」

 

そう恥の意識の脅迫を

受け続けて育ちます。

 

日本という国は

「家」を中心に

産業やコミュニティー構造を

維持してきました。

 

江戸時代に

「◎◎藩」ってあったでしょ?

 

お殿様のために

「家名を汚さず

いざとなったら切腹して

お家を守る!」

って、あれです。

 

日本人は、

「家」(自分のルーツ・血統)を、守ることに

美学を求めてきた民族です。

 

「先祖代々の墓」って、あるでしょ?

 

これを

「家制度」といいます。

 

そして、あなたが感じている

家庭内での男尊女卑の構図を

「家父長制」といいます。

 

男は、家長として

威張って権力行使する!って、アレ。

 

ちゃぶ台をひっくり返そうが

傍若無人に振る舞おうが

家長のいうことには

従うべき!って、価値観。

 

日本人が生きにくいのは

「さしさ」への脅迫で

お互いの行為や思考を

監視しあっているから。

 

今どきの言葉なら

「自粛警察」的な感じでしょうか?

 

イヤだ!と

そのたった一言を

あなたが安心して言えないのは

 

あなたが、日本に生まれたから。

 

日本人に生まれたことが

最初の悲劇だといえば

救いようがないのですが

 

もう、そんな時代は

そろそろ終わり。

 

これからは、あなたの時代です。

 

あきらめず

「らしさ」への脅迫や呪縛から離れて

 

「自分で選ぶこと」

 

その選択に、ケチをつける人がいれば

その人は、あなたにとって加害者です。

 

その行為のことを

「ハラスメント」といいます。

 

覚えておいてくださいね。

 

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プライドが高いのか、ただのクレーマーなのか?

前回前々回の記事からの続きです。

今回は、あなたのプライドについて

お話ししてみたいと思います。

 

プライドって、何でしょうか?

 

プライドを日本語にすると

「尊厳(そんげん)」ということに

なると思います。

 

尊厳というのは

人として

 

正当に

うやまわれる権利のこと。

 

簡単にいうと

「大切にされること」への権利です。

 

 

虐待やDVなど

家庭内の心身への暴力を

ハラスメントということは

ご存知だと思います。

 

親や周囲の大人から受ける

ハラスメント被害は、虐待。

 

パートナーや伴侶から受ける

ハラスメント被害は、DVです。

 

では、ハラスメント被害とは

どのような状態のことでしょうか?

ハラスメント被害とは

あなたが人から

 

「失礼だ!」

「侮辱された!」

「粗末にされた!」

「バカにされた!」

などの刺激を受けること。

 

それが、ハラスメント被害です。

 

ハラスメントというのは

人の尊厳を踏みにじること。

侮辱することです。

 

その結果、被害者は

「みじめな自分」を

味わうことになります。

 

 

この「みじめな自分」を

繰り返し味わうことになる環境が

 

DV、虐待、いじめ、差別など。

 

この環境の長期的な連続の結果

生まれるのが

複雑性PTSDというトラウマです。

 

トラウマというのは

恐ろしい経験をすることだけが原因で

生まれるわけではありません。

 

毎日毎日、日常生活の中で

繰り返し、長期間に渡って

 

ハラスメント被害を受け続けることからも

トラウマは生まれます。

 

虐待被害を受け続けて

大人になった人は

 

常にハラスメントにさらされて

生きてきましたから

 

自分の身の上に起きたこと

すべてに対して

「侮辱を受けている」ように

感じてしまうクセがついています。

 

これを「否定的な認知」といいます。

 

 

食事に行ったときに

テーブルに自分のグラスだけなかったとき

 

あなたは、最初に

「自分が侮辱された」ように感じます。

 

なぜ、他の人ではなく自分なのか?

なぜ、いつも自分ばかり粗末にされるのか?

 

ここで、いっきに

怒りの感情がわき上がって

お店に対して

クレーマーになってしまう。

 

そして、あとで落ち着いてから

その程度のことで

興奮して激してしまった自分への

劣等感を感じたり

 

お店への怒りの気持ちがおさまらず

SNSなどに誹謗中傷を書き込んだり

クチコミ欄に悪評を書きたくなる。

 

テーブルにグラスが足りなかったのは

たまたま、お店の

確認ミスだっただけだとしても

 

あなたには、それが許せない

失礼な出来事として残ります。

 

クレーマーの特徴は

「自分より強い立場の相手には

クレームは付けない」ことです。

 

お客様、患者、支援を受けている側など

自分の立場の方が社会的に

発言権があり、それが許されると

思っているときにだけ

クレームが発生します。

 

駅員さんに殴りかかる

酔っ払い親父などが

良い例でしょう。

 

一緒に飲んでいた上司には

絶対に殴りかからないですね?

解雇された腹いせなら別ですが。

 

ハラスメント被害というのは

自分より権力のある立場の人間から

辱しめ(はずかしめ)を受けることです。

 

はずかしめは、みじめな気持ちになります。

自分の価値が、グズグズになったように

感じさせられます。

 

このため、ハラスメント被害者は

自己肯定感が低く

自分への評価も低く

他者からの圧力や権力に

いつも怯えてビクビクしています。

 

それが、複雑性PTSDの人の

ごく一般的な心理状態です。

 

自分の尊厳が踏みにじられた瞬間に

あなたが感じることは

「プライドを傷つけられた!」という感覚です。

 

そして、いつもいつも

こんなに

プライドを傷つけられたと感じる自分は

 

ケチなプライドの高い

みっともない嫌われ者だと思い

 

人と接することを避けて

傷つけられずに済むように

一人でいることが多くなります。

 

冷静に考えてみましょう。

 

あなたは、プライドが高いのではなく

プライドを傷つけられる

ハラスメント被害を受け続けていたため

 

現実への認知の傾向が

「なんでも自分が侮辱されている」と

受け取るようなクセがついてしまっています。

 

そして、目の前で起きている出来事を

ハラスメント被害のフィルターを通して

受け取り、感じてしまうため

 

常に傷つくし

常に怒りや憤りの感情から

逃げることができず

 

自分のプライドの高さに

ウンザリしたり

 

周囲の人たちをバカにして

見下すことでしか

自分を守ることが

できなくなっているのです。

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

 

あなたが人生の中で

受け続けてきた

ハラスメント被害について

 

客観的に整理してみてください。

 

 

このハラスメント経験の整理は

DVや虐待の影響で

複雑性PTSDというトラウマ症状を抱え

苦しんでいる人を支援できる人と

一緒に行うのが安全です。

 

あなたは、ハラスメント被害を受けていた。

だから、世の中のすべてが

 

自分を侮辱しているように感じ

 

バカにされているように感じ

 

誰も、自分を大切にしてくれないと

嘆き悲しむ毎日が続いてしまうのです。

 

あなたが、クレーマーになりやすいのは

「誰にも大切にされた経験がないから」

「尊厳を踏みにじられたことしかないから」です。

 

クレーマーは

現実を

自分への侮辱だと受け取ります。

 

それが、複雑性PTSDで

悩んでいる人の

現実認知のパターンで

トラウマ症状です。

 

根気良く、子供時代からの

ハラスメント被害の経験について

客観的に整理を続けてください。

 

それだけでも

とても楽に

生きることができるようになります。

 

 

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始末の悪い怒りの感情

前回の記事で、

怒りの感情について

お話ししました。

 

今日は、その続きです。

 

 

人間は怒りの感情を

抱いているときは

「自分が正しい!」と

思い込んでいます。

 

「自分が正しい!」

「相手が悪い!」

 

怒りは人間関係を

こじれさせてしまう

とても始末の悪い感情です。

 

では、なぜ怒りの感情は

「自分こそ正しい!」と

自分を正義だと

思い込ませるのでしょうか?

 

「思考」と「感情」は

リンクしあっています。

 

これは、前回の記事の

「一次感情」と「二次感情」で

ご説明していると思います。

 

「怒り」の感情が生まれる

最初の原因は

 

危険が迫っているから

それに対処しなければならない!と

脳が信号を送ってくるから

 

というところまでは

大丈夫でしょうか?

 

危険が迫っているときの

人間のストレス反応は

3パターンです。

 

「戦う」

「逃げる」

「フリーズする」

 

これは、生存本能による

危険や脅威への

対処反応です。

 

危険から逃げるか

危険と戦うか

どちらもできずフリーズするか。

 

このとき、自律神経の

交感神経は活性化していて

脳の興奮はマックス状態です。

 

そして、ストレス反応の

3パターンの中のひとつである

「戦う」を脳が選択した場合

 

この「戦う」のストレス反応が

生み出す感情が

「怒り」です。

 

「怒り」は

抗戦的な思考を

生み出します。

 

戦う理由や根拠は

「自分が正しい!」と

考えているから。

 

つまり

怒りの感情は

脳が戦うストレス反応を

選択したために

 

それに対する根拠として

「自分が正義だ!」という

思考を作り出します。

 

このため

怒りの感情を感じているときは

自分は正しい!

自分こそ正義だ!と

強い信念で戦っているのです。

 

腹が立っている最中に

「ごめんなさいね」と

攻撃対象の相手に

 

申し訳なさを感じていることは

ありません。

 

「お前が悪い!」

「お前のせいだ!」

 

そう感じて

自分こそ正義であると

固く信じて攻撃をかけています。

 

これが、

夫から妻への攻撃なら

DVですし

 

親から子供への攻撃なら

虐待でしょうし

 

子供から親への攻撃なら

被害を受けたことへの

心理的追体験(フラッシュバック)の

最中かもしれません。

 

人間は自分に対して

攻撃をかけてくる相手は

基本的に避けます。

 

相手にしなくなります。

 

その結果、

攻撃をかければかけるほど

無視されるようになります。

 

そして、余計に

イライラが激しくなる。

 

これは、虐待被害で

複雑性PTSDという

トラウマで悩んでいる人の

ごく一般的なパターンです。

 

その結果、

誰にも相手にされなくなり

孤独の中で

疎外感に苦しむようになってしまい

 

自分のプライドと

禅問答が始まってしまうのです。

 

虐待被害者とプ

ライドについてのお話は

また、次回。

 

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怒りの感情との折り合いの付け方

イライラする!これを感情を表す単語に置き換えると

怒り・憤りなどがあります。

この疲れる感情との

折り合いの付け方について考えてみましょう。

 

『子どもたちよ』

子ども時代を しっかりと
たのしんで ください。
おとなになってから
老人に なってから
あなたを 支えてくれるのは
子ども時代の 「あなた」 です。

2001年7月18日
石井桃子

 

童話作家、翻訳家の

石井桃子さんの言葉です。

 

子供時代の経験が

いかに大切で

 

その人の一生を支える

基盤になっているかを

的確に表現された有名な言葉です。

 

 

あなたは

この大切な子供時代を

どのように生きていたでしょうか?

 

 

人間にとって

居心地の悪い感情は

いろいろあります。

 

怒り

悲しみ

恐怖

不安など。

 

人間の感情には

「一次感情」と

「二次感情」があることを

ご存知でしょうか。

 

 

「一次感情」というのは

赤ちゃんが表現しているような

原始的な純粋な感情のことです。

 

喜怒哀楽などで表現される

ストレートな感情です。

 

 

これに対して

何かを考えたときに生まれる感情を

「二次感情」といいます。

 

例えば、あなたが

突然、大きな音がしたときに

驚いたときに感じる感情

 

「不安」

「恐怖」

「ショック」

などは、

 

ストレートな

一次感情です。

 

これに対して

大きな音で驚いている

あなたを見ていた人が

 

ニヤニヤ笑っているのを見たとき

笑われていると感じたときに

感じた感情

 

「恥」

「孤独」

「怒り」

「嫌悪感」

などは、

 

ストレートな一次感情が

何かを考えたときに

 

新たに生まれた感情なので

「二次感情」といいます。

 

 

複雑性PTSDで悩んでいる人は

この「二次感情」のために

苦しんでいる人が多いのです。

 

 

この二次感情の部分が

対人不安や人間不信など

「生きづらさ」につながっています。

 

 

それでは

怒りの感情との

折り合いの付け方について

考えてみましょう。

 

 

そもそも

なぜ「感情」があるのでしょうか?

 

感情とは、何でしょうか?

 

感情は、気持ちのことで

感情は、心が作ると

考えている人が多いですが

 

感情を作っているのは

心ではなく、脳です。

 

では、なぜ脳は

感情を作るのでしょうか?

 

それは

今置かれている状況に

命を守るために

的確な対応や反応をするために

 

脳が自覚をうながすために

作り出している感覚。

 

それが、感情です。

 

 

命の危険が迫っているときに

それに気づかずに

ニヤニヤと呑気にしていたら

死んでしまいます。

 

このため、脳は

生存本能と

その人個人の過去の経験を元に

 

危険に対処したくなるような

信号を作り出します。

 

それが「感情」です。

 

 

うれしい

楽しい

愉快

などの感情は

 

命の脅威にはなりませんから

いくらでも

居止まることができます。

 

 

ところが

居心地の悪い感情は

 

一刻も早く

そこから抜け出したい!と

感じます。

 

つまり感情というのは

人間が、環境の中から受け取った

命の危険を回避するために

脳が作り出している信号。

 

気づいてね!という

脳からのメッセージなのです。

 

 

怒りの感情は

感情の中で

一番エネルギーを使うため

とても疲れる

居心地の悪い感情です。

 

 

そして、あなたは

その感情から

一刻も早く抜け出したくて

 

いろいろなことを

考えてしまいます。

 

このため

ストレートな一次感情は

 

考えることで

さらに複雑な

二次感情を作り出してしまい

 

あなたを苦しめたり

悩ませたりするようになります。

 

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

 

感情は、脳が作る信号なので

人間の意思で止めることは不可能です。

 

あなたは、日頃

この脳の自然な反応に対して

「感情をコントロールしなければ!」と

悩んでいます。

 

その結果

考えれば考えるほど

二次感情が生まれてしまい

 

最終的には

自分の無力さに絶望して終わり。

 

 

でも、考えてみてください。

 

あなたは自分勝手に

「怒った」のではなく

 

誰かから

何かの刺激を受けた結果

「怒らされた」のです。

 

つまり、あなたは

自分が被害を受けている瞬間に対して

 

その被害のために生まれた

自然な感情を

自分の責任だと誤解して

必死で消そうとしているのです。

 

矛盾しませんか?

 

被害を受けているのに

自分が悪いと思っている状態です。

 

この矛盾は

子供時代の虐待被害の

連続経験の中で

身についてしまうことが多いのです。

 

 

あなたが怒りの感情を

感じている瞬間は

 

あなたは被害を受けている瞬間

または、その被害の記憶が

何かの刺激によって

心の中で再現されている状態です。

 

 

これをコントロールすることは

あなたの回復を

遅らせることにしかなりません。

 

自分の感情の成り立ちを

きちんと把握すること。

 

被害に対しての自覚を持ち

「怒りたくなるのは当然だ!」と

怒りの気持ちに対する

正当な権利を意識してみてください。

 

あなたの怒りが

いつまでも

くすぶっているのは

 

感情を感じることを

セーブして最後まで感じ切っていないから。

 

そして、安心して

最後まで感情を感じきることができる

環境を手に入れることができなかったからです。

 

怒りの感情は

安心できる環境で

感じきることで

自然に消すことができます。

 

これは、理論や哲学ではなく

それが脳の生体反応なのです。

 

あなたにとっての

安心して感情を感じられる場所を

見つける工夫をしてみてくださいね。

 

 

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良い精神科の見つけ方

 

良いか悪いか?というのは

最近は、ネットのクチコミを

参考にしている方が

多いようですね。

 

通販なら

必ず購入前に

商品のクチコミを

確認してから

 

買うかやめるか

検討する方が多いと思います。

私もそうです。

 

では、病院選びは?というと

クチコミは、ほぼ

あてになりません。

 

それは、利用者の主観でしか

書き込まれていないからです。

 

 

複雑性PTSDで悩んでいる人は

目の前の出来事に対して

客観性を失ってしまう

認知パターンになっていることが

とても多いのです。

 

どういうことか?というと

人と目を合わせるのが苦手

人の視線がコワイと思っている人が

 

病院で真剣に患者さんの話を

聞き取ろうとしている医師に対して

 

「にらまれた!」

「ずっと敵意を感じた!」

「感じ悪い!」という

感じ方をしたら、どうでしょうか?

 

この状態を世間では

「被害妄想」とか

「考えすぎ」といいますが

 

本人にとっては

それは、明らかに

「被害」として認知されます。

 

その結果、

「私は、病院でひどい対応をされました!」

「あの病院は、クソです!」

というクチコミになるのは

ごく自然な成り行きです。

 

これは、患者側の問題ではなく

病院側の問題でもなく

 

それが「複雑性PTSD」という

トラウマが作る

心理状態なのだということ

 

「それこそが、複雑性PTSDの症状なのですよ」という説明が

一番わかりやすいでしょうか?

 

 

では、良い精神科を見つけるには

どうしたら良いのでしょうか?

 

とても簡単な方法をお伝えします。

 

「あなたの質問に丁寧に答えてくれる医者がいる病院に行きなさい」

 

選択基準は、それだけです。

 

病院の受付嬢の対応が

いいとか悪いとか

 

待合室の雰囲気が

いいとか悪いとか

 

来ている患者の

雰囲気がいいとか悪いとか

 

そういうことは

問題視する必要はありません。

 

あなたに必要なことは

担当医を信頼できるかどうか?

 

それがすべてです。

 

 

では、なぜ「質問に丁寧に答えてくれる医者」が

「良い精神科医なのか?」というと

 

他の病気と違い

複雑性PTSDの人が抱えている

一番の不安は

 

「なぜでしょう?」

「どうしてですか?」

「どうしたらいいですか?」

 

という自分の中で起きていることへの

不安や疑問への情報です。

 

この質問に的確に

丁寧に根気よく付き合ってもらえると

患者側は

「わかってくれた」

「ちゃんと話を聞いてくれた」

「信頼できる」と感じます。

 

あなたは、子供の頃から

質問させてもらえませんでした。

 

なぜなら、その質問を

「いいわけ」や「わがまま」として

親や周囲の大人たちに

拒絶されたり否定されたり

笑い者にされてきたからです。

 

このため、複雑性PTSDの人は

「質問することへの恥」を

回避する習慣がついています。

 

「恥をかかされたくない」のです。

 

精神科で医師に質問をすると

患者を怒鳴りつけたり

叱ったりする

アホ医者がいます。

 

これが、治療現場での二次被害です。

 

そういう医師のいる病院は

すぐ、通うのをやめてください。

行くだけムダです。

 

 

良い精神科の条件は

「あなたの質問に

丁寧に答えてくれる医師がいる病院」です。

 

 

でも、はじめて精神科に行って

どんな質問をしたら良いのか

わからないので不安という方も

多いでしょう。

 

そこで、こちらのパンフレットを

ダウンロードして病院に持参してみてください。

 

 

インフォームドデシジョンメイキング

パンフレット

精神科外来における意思決定支援ツール開発・普及委員会

 

こちらに精神科に持参すると

あなたの不安を

少しでも和らげることができます。

 

子供にイライラ感情をぶつけたくない時は?

子供に、ついイライラを

ぶつけてしまい

 

こんな母親になりたくなかったと

自分と過去の被害について

思いを馳せている方も

あるのではないでしょうか?

 

先日の記事で、

「感情はコントロールしてはいけない!」と

書きました。

 

これに対して

「子供にも感情を

あからさまに表現して

良いとは思えない!」

 

「子供に、自分のイライラ感情を

ぶつけたくないから困っているのに!」

 

そう感じた方も多いと思うので

今日は、その続きです。

 

 

あなたがイライラする理由を

考えてみましょう。

 

あなたのイライラの

スイッチが入る瞬間は

 

心の中で

「〜〜するべき!」

「〜〜でなければならない!」

という

「べき思考」が働いているときです。

 

「子供にキチンと

お昼を食べさせなければならない」

 

「オンラインの課題を

ちゃんとやらせなければいけない!」

 

そんな調子ですね。

 

 

では、なぜ

「〜〜すべき」

「〜〜でなければならない」という

「べき思考」が生まれるのか?というと

 

最終的な責任を

自分が取らねばならない!と

感じているからです。

 

子供の成績が悪くなって

子供が不幸になったら

親の自分のせいだ!

 

きちんと自宅学習をさせないと

学校が再開されたとき

子供がつらい思いをする!

 

ちゃんと栄養のあるものを

食べさせなければ

子供の発達成長に問題がでる!

 

虐待被害を受けて育った

複雑性PTSDの人の

心理パターンとして

 

「なんでも自分の責任として

出来事を受け取るクセ」があります。

 

子供の成績が悪いのは

勉強しなかった子供の責任で

親の責任ではありません。

 

成績が悪いと不幸になるという

先入観や思い込みは

学歴以外の力で成功している

職種の人たちにとっては

侮辱だし差別的な固定観念です。

 

あなたの尺度は

「人より劣っていたら不幸になる」

という、親から刷り込まれた

先入観や固定観念に

大きな影響を受けています。

 

「〜〜するべき」

「〜〜でなければならない」

という意識の後ろには

 

自分への恥の意識や

劣等感、コンプレックスがあります。

 

自分の価値を

正当に評価できない自分がいます。

 

そして、すべてにおいて

自分の無力感や無能感を

感じ続けて

 

自分の存在のムダさ加減に

心底絶望する経験が続いたために

 

「〜ねばならない!」という

「べき思考」で

人からバカにされない自分を作り

侮辱から自分を防御するための

リスク回避の信念が

心の奥底に刻み込まれているのです。

 

 

なぜ、あなたが

目の前の出来事に

そこまで自己責任を感じるのか?

といえば

 

答えは簡単です。

 

「誰も、あなたを助けてくれなかったから」

「誰も、あなたの相談に乗ってくれなかったから」

「誰も、あなたの気持ちを理解してくれなかったから」

 

「ずっと傷つき続けて来たから」です。

 

それは、親だったり

兄弟だったり

クラスの友達だったり

職場の人たちだったり。

 

あなたの周りにいた人たちです。

 

人間は自分の身近な人たちから

受け取ったことが

この世の中の真実だと

信じるようになります。

 

あなたが、人を信じられないのは

そうしたことも影響しています。

 

たまたま身の回りに

信じられる人がいなかったので

「人に相談してもムダ!」という

信念が

心に深く刻み込まれているのです。

 

 

そして、

「自分で、なんとかしなければならない!」

「誰も助けてくれない!」

「弱みを見せたら付け込まれる!」

「バカにされる!」

「侮辱される!」

「笑い者にされる」

 

そんな不安といらだちと

悲しさと孤独の中で

イライラするようになり

 

その気持ちを

子供に向けてしまうのです。

 

「お母さんのこと

どうして、こんなに困らせるのよ!」

というイライラです。

 

 

そのイライラした母の姿は

そのまま、あなたの記憶の中にある

母親の姿です。

 

子供のことを考えず

自分の気持ちや意見ばかりを

押し付けてくる

 

情緒不安定な

感情の波の激しい

うっとおしい存在。

 

なぜ、その存在が生まれるのか?

というと

「誰も、助けてくれないから」です。

 

あなたの母親は

あなたと同じように

家庭の中で

こんなに一人で困っているのに

誰にも助けてもらえず

 

家庭の中で

一人孤独に

すべての責任を押し付けられて

 

その圧の中で

悲鳴を上げていた状態。

 

今のあなたと同じ状態。

 

それが、あなたの知っている

あなたの親。

虐待親の姿です。

 

イライラ感情を

そのまま子供に向けるのは

ただの虐待です。

 

では、どうしたら

子供にイライラ感情を

向けずに済むのでしょうか?

 

 

1つ目。

子供以外の家族に

自分の本音をきちんと話す。

 

2つ目。

イライラ感情をなかったことにしない。

その感情が生まれた原因を

何から刺激を受けてそうなったのか?まで

きちんと整理してたどれる訓練をする。

 

できること、できないこと

すべきこと、共有すること

頼むこと、やらないことの

境界線をハッキリさせること。

 

あなたのイライラは

相手の境界線の中まで

踏み込んでしまっているために

起きているケースが多いのです。

 

または、相手から

自分の境界線を

踏み越えられて侵入されている

 

その瞬間に

イライラ感情が起こります。

 

イライラ感情というのは

自己防衛のための感覚です。

 

イライラするということは

自分を何かから守りたいのです。

 

何から守りたいのですか?

 

それが、あなたの本音。

 

正直な気持ちです。

 

家族に素直に自分の気持ちを

表現することができないから

 

あなたはイライラするのです。

 

あなたは、家族を信頼していますか?

家族は、あなたに

信頼をくれていますか?

 

それがないのなら

あなたは被害者です。

 

家庭の外に

助けを求める必要があります。

 

あなたを支援するための

さまざまなもののことを

「社会資源」といいます。

 

「社会資源」を

どのように活用できるかが

楽な気持ちで

生きることにつながります。

 

もっと生き方に賢くなりましょう。

 

 

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感情という症状

自分の感情が

コントロールできず

それに困っていると

 

相談にお越しになる方は

とても多いです。

 

私から言えることは、ひとつ。

「感情をコントロールなんて

しちゃダメですよ!」

ということ。

 

それは、なぜか?

 

これまでの人生の中で

あなたがしてきた

感情のコントロールのことを

 

「過剰調節」または

「過剰調整」といいます。

 

これに疲れると

「適応障害」という状態になります。

 

どういうことか?というと

あなたは日常的に

慢性的に繰り返される

被害経験の中で

 

その被害環境の中で

生き延びるために

 

刺激に対する正常な反応を

抑圧したり無視することで

 

その場で生き延びるための

無理を続けていました。

 

例えば、親に対して

イラッ!としたときに

 

「イライラしちゃダメ!

もっと面倒なことになるから」

とイライラさせられたという

刺激に対する自然な反応を

強引に抑圧したり

 

「もっとひどい時があったじゃない。

このくらい、なんでもないよ!」と

今の被害の状態は

大したことはないのだと

 

被害を受けていることや

その刺激への自分の中の反応を

無視したり

自分に言い聞かせたり

 

そんな無理を

続けてきているはずです。

 

こうした自分がいる環境にあわせて

自分の状態を調整したり

コントロールすることを

「適応(てきおう)」といいます。

 

そして、四六時中

この無理な適応(自分への無理)や

自然な反応への制御を繰り返すことで

 

もう、これ以上

適応することは困難です!という

心身の状態になってしまう病気。

 

これが、適応障害です。

 

あなたは環境(被害)に対して

自分が適応することで

生き延びる方法しか知りません。

 

具体的には

いい子になって親の顔色をうかがう

嫌な仕事でも頼まれたら引き受ける

本音は言わず自分にガマンを言い聞かせる

 

このような方法です。

 

これは、虐待被害を受けて

育った人に共通の

心理状態です。

 

そして、こうした

無理を続ける状態

適応の連続の中で

自分や相手へのイライラや

怒りの気持ちが湧いてくるのを

 

なんとか、この疲れる

居心地の悪い感情を

コントロールできないか?と

 

アンガーマネジメントや

心理セミナーにお金を使っているのが

あなたの状態かもしれません。

 

 

なぜ、感情があるのか?

 

なぜ、居心地の悪い

怒りや悲しみや恐怖や憎しみの

感情があるのか?

 

感情というのは

脳が気付いて欲しくて出している

シグナルなのです。

 

「ここにいたら危険だよ」

「この状態は良くないよ」

「早く、逃げ出して!」

「早く対処して!」

 

そう、あなたに

教えてくれるための信号なのです。

 

それを消し去ろうと

あなたは必死になっています。

 

ネガティブな感情なんて

どこかに消えちゃえ!って

そう願っています。

 

残念ですが、そうした感情は

その感情が生まれる環境から

自分を連れ出さない限り

永遠に続きます。

 

虐待を受けていた子供が

いつまで経っても

虐待親と一緒に生活をしていたら

 

永遠に、その感情から

逃れることはできません。

 

感情は、

あなたが作っているのではなく

あなたに向けられた

刺激によって作られているのです。

 

あなたがネガティブな感情を

感じている瞬間。

 

その瞬間に、

あなたの身の上に

起きていることは

被害です。

 

不快な感情は

自分以外の相手(対象)を

意識したときに生まれます。

 

環境も、その対象です。

 

人間は、環境への適応を

繰り返すことで

生き延びています。

 

環境に適応する際に

自分の中で行う無理のことを

「ストレス」といいます。

 

あなたにとって必要なことは

「感情のコントロール」ではなく

 

何に刺激を受けて

不快な感情が生まれているのか

その本当の原因を突き止めることです。

 

トラウマ(複雑性PTSD)からの回復に

大切なことは

自分のことを

客観的に知ること。

 

自己理解です。

 

意識してみてくださいね。

 

 

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あなたの人生に幸せだった記憶が乏しい理由

 

あなたは人生を振り返ったとき

どうして、こんなに

不幸な出来事ばかりが

自分の身の上に起きていたのだろうと

愕然とすることがあると思います。

 

両親のいさかいの場面

イライラした母の表情

 

友達からの嫌がらせ

学校の先生たちの

ことなかれ主義や

見て見ぬ振り

 

バイトでのブラックシフトや

店長のお気に入りの子への

えこひいきなど

 

どうして自分ばかりが

いつもこんな目に

あわなければ

ならなかったのか?

 

なぜ、自分の人生は

こんなにも不幸な出来事しか

起こらなかったのか?

 

あなたの人生は絶望の連続で

未来のことを考えるなんて

無駄な努力はしたくないと

 

不平等感を感じたり

自暴自棄になっていることも

多々、あることと思います。

 

 

現在起きている出来事以外は

すべて自分が思い出している

過去の出来事です。

 

あなたの人生が

不幸ばかりだった理由は

ここにあります。

 

それは

気分一致効果」が

大きく影響しているのです。

 

臨床研究で

「うつ状態の脳は

ネガティブな記憶を想起しやすい」という

研究報告があります。

 

つまり、簡単にいうと

「落ち込んでいる気分のときは

ネガティブな記憶を思い出しやすい」

ということです。

 

虐待被害を経験した

複雑性PTSDで悩んでいる成人は

 

慢性的なうつ状態のため

自分の過去の人生の中から

不幸だった出来事をピックアップして

思い出すことが

 

健康な人と比べて

非常に多いのです。

 

そして、実際に健康な

精神発達をたどれる生育環境で

育ってきた人たちよりも

 

はるかに

ネガティブな出来事の経験が多いので

 

「自分の人生は不幸しかなかった!」という

結論に陥りやすいのです。

 

ネガティブな想起(思い出すこと)は

ネガティブな予測へとつながります。

 

このため、あなたは

過去への悲観と

将来への悲観がリンクして

 

逃げ出すことができない

運命論者になってしまっているのです。

 

人に話したら

「そんなこと?」と言われるような

くだらないことで良いので

 

今日から、ひとつずつ

「一瞬、幸せを感じた記憶」を

脳の中から掘り起こしてみてください。

 

「そんなもの、あるわけないじゃないですか!」

 

そう言いたくなる気持ちが

きっとあると思いますが

 

それは、自分に対する放棄です。

 

自分と向き合わず

逃げる訓練だけが習慣化している

あなたの認知パターンの中に

 

「幸せな出来事を思い出す習慣」を

取り入れてみてください。

 

どんなことでも良いのです。

 

なくしたと思っていたアクセサリーが

ソファーの後ろから出てきたこと。

 

いつも買えない行列のできるお店のものを

なぜか偶然通りかかったその日は

あっさり買えてしまったこと。

 

おばあちゃんとあなただけの秘密ねと

田舎の祖母から

お菓子を買ってもらってうれしかったこと。

 

なんでもいいのです。

 

このとき、

 

「おばあちゃんにお菓子を買ってもらって

秘密だったのに

その後、母に見つかって叱られた!」という

 

その後のネガティブな記憶まで

強引に一緒に引っ張って来ないように

気をつけましょう。

 

あなたは、ネガティブな結末で

記憶を終結させることに

依存してしまうクセができています。

 

なぜなら、

「こんなに苦労が多かったのだから

今、私がつらいのは当然のことだ」と

自分を慰めるための自己治療の手段に

なってしまっているからです。

 

自己治療とは

誰も助けてくれないので

自分で自分を癒す作業のことです。

 

アルコール依存、リストカット

接触障害、ギャンブル依存なども

この「自己治療」に含まれます。

 

ネガティブな記憶を想起することは

自己憐憫に浸ることではなく

脳が、その思考パターンを

長い時間をかけて常習化してしまっているのです。

 

だから、あなたは人生真っ暗で

お先も真っ暗だとしか

感じられない負のスパイラルに

落ちてしまっているのです。

 

人生の辛かった経験の記憶は

今さら、思い出す必要がないほど

いくらでもあると思います。

 

一瞬の幸せを感じた出来事の記憶を

思い出す訓練をしてください。

 

1円もかからず、一人でできる

あなたのための

認知再構成プログラムです。

 

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親になれる人なれない人・そのたったひとつの条件とは?

「自分と同じような

つらい思いをさせたくないので

絶対に子供は持ちません!」

 

そうした信念を持つ人は

大勢います。

 

そのことについての

可否の話をするわけではありません。

 

そもそも人間が

なぜ、子供を持つのか?といえば

「種の保存」のため。

 

生物としての生存本能です。

 

人間は、人類という生物が

絶滅しないように

子孫を残している。

 

人間は、ただの生物です。

 

そこに脳が発達して

「知能」が

オマケでついているだけ。

 

人間は

考えれば問題が解決できると

たかをくくっていますが

考えて解決できる問題など

たかが知れています。

 

そのあたりが、人間のおごり。

傲慢さです。

 

それでは

親になれる人となれない人の

唯一の条件について

考えていきましょう。

 

あなたは親に対して

「どうして責任取れないなら

子供なんて産んだんだ!」と

怒りの気持ちを持ったことが

あると思います。

 

親は、あなたの親になるために

この世に生まれてきたのではありません。

 

子供を産んだら

子供があなただっただけです。

 

そして親は子供を育てることに

全責任を追うことは不可能です。

 

それは、責任逃れではありません。

 

そこまで読んで

「許せない!」という気持ちが

起きる人も多いでしょう。

 

それだけ

親から受けた被害が

人生に深い傷を残している証拠です。

 

では、あなたが親から

愛されていないと感じていた

状況が生まれた

 

その根拠や原因を

知っていますか?

 

今日の日本で

子供が「母親の不安定な精神状態や

気分の波の激しさの被害を受けている!」

と感じている家庭背景は

 

ほぼ、100%の確率で

母親は、夫(あなたの父)からの

DV被害を受けています。

 

DVというのは

ハラスメントのことです。

 

モラルハラスメントや

パワーハラスメントは

家庭内にも存在します。

 

DVというのは

ドメスティックバイオレンスのこと。

つまり

「家庭内暴力」のことです。

 

暴力被害を受けた場合

心や体は傷つきます。

 

ボロボロの満身創痍の状態で

子供に愛情を注げるか?といえば

残念ながら、答えはノーです。

 

母親は、あなたの親である前に

一人の人間です。

 

人間は、

自分の身の安全や安心への

確信が持てた状態で

初めて、他者への気遣いや

行動を起こすことができるのです。

 

あなたの母親は

あなたを愛していなかったのではなく

 

あなたに愛してもらえていると

安心を与えられるような状態で

子育てをすることができなかった

被害者だったのです。

 

 

こうした説明をしても

それは母親の問題であって

あなたが責任を追うべき問題ではないので

 

あなたは、納得いかないし

イライラが募るだけでしょう。

 

母をDV被害者にした

父親に怒りの感情が

湧いてくるとしても

 

それと、あなたの被害について

切り離してしか

考えることはできないのは当然です。

 

 

親になれる人と

なれない人の

たったひとつの違いは

 

「自分が困っているときに

他者に助けを求めることが

できるかどうか?」です。

 

これを、援助希求力といいます。

 

子育ては、

未経験と未知への不安の連続です。

 

複雑性PTSDなどのトラウマ持ちが

親になると

自分への劣等感や

他の親と自分との比較や

自分へのジャッジメント

また、他の親へのジャッジメントなどが

とても強烈になり

 

毎日が、人生をかけた

試験会場にいるような

 

居心地の悪い

評価の連続の心理状態の中で

一人孤独に苦しみ続けます。

 

そして、複雑性PTSDなど

虐待被害を経験した

トラウマ持ちの親は

 

自分が困ったときに

信頼できる人に相談して

一緒に問題を解決してもらえた

心理的な学習経験が

おおいに不足しているため

援助希求力が未発達なままです。

 

「誰か、助けて!」

「手伝って!」

 

ということができません。

 

「そんなことを言ったらバカにされるのではないか?」

 

「どうして、その程度のこともできないのかと叱られるのではないか?」

 

「母親失格のレッテルを貼られて、ののしりや蔑みを受けて傷つけられるのではないか?」

 

 

そうした罵声への不安ばかりが

脳裏に渦巻くことでしょう。

 

実母から

義母から

夫から

 

「母親なんだから、もっとしっかりしろ!」と

突き放されて

見捨てられて

攻撃されるだけで

 

自分の不安や苦しさや

みじめさや悲しさや

 

イライラした気持ちや

死んでしまいたいほど

悩んでいる気持ちなど

何も受け取ってもらえず

 

子供からは

要求ばかりを突きつけられて

 

夜泣きやオムツ

授乳や離乳食

 

お外遊びに

保育園や幼稚園のママ友との

気乗りしない交流や

 

進学や子供の勉強

塾や習い事の費用や送り迎え

 

自分の時間やキャリアを

子供のために

すり減らす生活が

どれだけ、自分にとって

ストレスなことか。

 

なぜ、自分は子供を

持ちたいなんて思ったのか。

 

叶わなかった幸せな家庭を

自分が親という立場で

再構築したかったのではなかったか。

 

すべてが、夢が崩れていく。

 

子供の身の上に起きたこと

そのすべてを

自分の責任だと感じてしまう。

 

 

 

極端な言い方になりますが

子育てに

夫は必要ありません。

 

子育てについて抱えている問題を

相談できる相手

 

一緒に問題を解決してくれる

信頼できる人たちが

あなたの身近にいれば

それだけでいいのです。

 

人間は、子育ては

親がするものだという

都市伝説の中で生きていますが

 

人間の成長にとって必要なのは

親ではなく

子供が信頼できる養育者です。

 

そして、子供が信頼できる

養育者になれるかどうかは

 

その養育者が

どれくらい

援助希求力があるかどうか。

 

それだけです。

 

虐待被害を受けて

大人になった人は

 

トラウマ経験の中での

負の強化の影響で

 

「どうせ、私のことなんか

誰も助けてくれない!」という

信念が強化されてしまっています。

(これを学習性無力感といいます)

 

母親が

子育ての責任すべてを

背負わされて

責められることばかりで

 

家族からも身内からも

周囲の人たちからも

助けてもらえない環境は

マルトリートメントという虐待環境です。

 

あなたは、この環境のことを

「機能不全」という言葉で

表現しているのを

 

どこかで読んだことがあるでしょう。

 

機能不全家庭というのは

父親が依存症だったり

借金まみれだったり

 

母親が浮気性で

育児を放棄している状態のこと

ではありません。

 

安全な養育環境が

様々な社会的な要因によって

障害を受けていた状態のことをいいます。

 

母親が安心して

情緒的に安定した育児ができない

家庭環境は

 

マルトリートメントという

虐待環境です。

 

親になれるかなれないか

 

その分かれ目は

「信頼できる相談相手を

自分で作る意思があるかどうか」

 

その自信がないのなら

一生、世間を恨み

親を呪いながら

 

親になれなかった無念さを

お墓にまで

引きずっていくことになるでしょう。

 

親になりたいのなら

相談相手を持つ勇気

「援助希求力」を

身に付けること。

 

それができないのなら

親になるのは

やめた方が良いでしょう。

 

あなたの予測通り

あなたの子供は

不幸になるに違いないのですから。

 

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