家族やパートナーにカウンセリングを受けて欲しいと悩んだ時の解決法

家族やパートナーにカウンセリングを受けて欲しいと悩んだ時の解決法

あなたが悩んでいるのはあなたの大切な人の問題ですか?

それとも

あなた自身の中の問題ですか?

その解決法について確認してみましょう。

大切な家族やパートナーに

カウンセリングを受けて

楽になって幸せになって欲しい!

 

そう感じるのは

とても自然な気持ちですね。

 

今日は、この問題を

被害者と加害者

それぞれの側面から考えます。

 


 

カウンセリング依頼者が

加害者の場合

突然の話で「え?」と

思われるかもしれませんが

 

「家族にカウンセリングを受けさせたい!」

 

「パートナーにカウンセリングを受けさせたい!」

 

そう考えて、カウンセリングの

代理依頼をする方の中には

DVや虐待の加害者」がいます。

 

家族やパートナーが

「自分に迷惑をかけている」

「相手のせいで自分が困っている!」と

感じることの中には

 

「相手が自分の思い通りにならないこと」への

いらだちや不満を感じている場合があります。

 

DVや虐待の根底には

「相手への支配とコントロール」があります。

 

自分の思い通りにならないので

カウンセリングを受けさせて

相手に「自分が悪かった」と反省させて

 

こんなに骨を折った自分の好意に感謝して

今後は、自分との生活で迷惑をかけるな!

と圧力をかけてしまうのです。

 

夫や親からの支配やコントロール

パートナーからのデートDVなど。

 

カウンセリングを受けに来る方が

予約した人からの被害を受けていて

 

それについての自覚がなく

「自分のために、骨を折って

こんなに心配してくれる

信頼できる素敵な人だ!」と

 

勘違いさせられていることも

あったりします。

 

DVや虐待は

「お前のためだ!」という

強制や支配が続きます。

 

支配を受けている被害者は

自分への無力感や自責感を

積み重ねてしまい

苦しんでしまいます。

 

あなたが被害者かどうか

簡単にわかるチェックシートがあります。

 

DVと虐待は被害形態が同じです。

チェックシートのパートナーを

あなたが被害を受けている相手に

置き換えてチェックしてみてください。

 

*DV被害チェックシート*

https://drive.google.com/file/d/1Wsw0Eq51lE8c10iHZhcKDJ9DFAKRPFMz/view?usp=sharing

 

DVや虐待の被害を受けると

「自分の意思で決めること」に

とても不安や責任を感じるようになり

 

「自信がない」という気持ちや

罪悪感・劣等感が強くなります。

 

このため

より加害者からの支配を

受けやすい状態になってしまい

逃げられなくなってしまい

 

相手の言いなりになることが

自分にとって正しい選択であると

誤解するようになってしまいます。

 

確認してみましょう。

 


 

依頼者自身が被害者の場合

 

「家族やパートナーに

カウンセリングを受けて欲しい!」

 

そう思う人自身が

対象者からの被害を受けている場合とは

どのような状態でしょうか?

 

1.共依存関係(相手を意識しないと自分の意思決定ができない状態)

2.DVや虐待被害の自覚が本人にある場合

3.家族やパートナーに変わって欲しい!と痛切に感じている場合

 

その相手の傾向は

このような状態であることが考えられます。

 

 


 

あなたが変わって欲しい!と望んでいる相手の特徴

 

1 自己評価が低く自分に自信を持てない

2 人を信じられない

3 本音を言えない

4 見捨てられ不安が強い

5 孤独でさみしい

6 自分を大切にできない

 

 

まず、最初にハッキリと

お断りしておきます。

 

「自分以外の人の考え方を

変えるのは不可能です!」

 

カウンセリングの世界では

「他人と過去は変えられない」という

絶対法則があります。

 

というのは

すでにご存知のことだと思います。

 

あなたが、

「相手に変わって欲しいから

カウンセリングを受けて欲しい!」と

願っているのだとしたら

それは、永遠に不可能です。

 

では、あなたに何ができるのでしょうか?

 

 


 

あなたにできること・すべきこと

 

①正しい知識を持つこと

 

複雑性PTSDについての

正しい知識を持ってください。

 

あなたが、

相手に変わって欲しい!と

痛切に願うのは

あなた自身が、相手の存在からの

支配やコントロールを受けているから。

 

相手を意識せずには

自分の意思決定ができないからです。

 

これは、能力のあるなしとは無関係です。

あなたは、相手の存在からの

支配を受け続けてきました。

 

その結果 あなたが、

アダルトチルドレンと呼んでいる

複雑性PTSDの症状に

悩まされているのです。

 

自分が複雑性PTSDだと知らない人は

それが全部自分の性格や気質だと思い込み

自分をさげすんだりバカにしたり

自分を大切にする気持ちを持てず

 

「どうせ、私なんて!」という気持ちに

支配され続けて苦しんでいます。

 

①正しい知識を持つ

これは、誤解の連続の人生から

抜け出すために自分を知る上で

とても大切なことです。

 

②他人の回復の体験談を聞くこと

 

あなたは、

「こんな苦しみは自分くらいのものだ!」と

思い込んでいませんか?

 

こんなツラさは自分だけだから

世の中の誰も理解してくれないし

わかってくれるはずがない!

 

わかったような顔をして

アドバイスや説教をされるのは

ウンザリだ!

 

そう思っていませんか?

 

あなたと同じように

苦しんでいる人は

世の中に大勢いるのです。

 

そして、あなたは

その存在を知りません。

 

世の中には

あなたと同じような地獄から

抜け出して幸せになった人が

たくさんいます。

 

その人たちの体験談を聞きましょう。

 

「自分には無理!」

 

「その人たちには特別な力や

支援があったから助かったのだ!」

 

あなたは、何もしないうちから

全てを放棄するクセがついています。

 

それも複雑性PTSDの症状です。

 

回復した人や

幸せを手に入れた人の

体験談を たくさん聞きましょう。

 

聞くまでは、ドヤ顔した

他人の武勇伝なんてヘドが出る!と

感じているかもしれません。

 

でも、それは違います。

 

あなたの少し先を生きている

とても参考になる人の話です。

 

そういう人のことを

ロールモデルといいます。

 

あなたが参考にできる

たくさんの情報を持っています。

 

ぜひ、そうした人たちの

話が聞ける場を探してください。

 

③仲間を作ること

 

家族やパートナーに

苦しみ続けている人は孤独です。

 

なんでも自分一人で

背負い込むクセがついています。

 

あなたが苦しい最大の理由は

「誰にもわかってもらえないから」

「気持ちをシェアできる仲間がいないから」です。

 

同じ悩みを持つ仲間を

探してください。

 

そして、

協力してくれる

手伝ってくれる

相談しあえる

仲間を作ってください。

 

家族でも、親戚でも

自助グループでも

支援団体でも

どこでも構いません。

 

信頼しあえる仲間を作りましょう。

 

複雑性PTSDの人は

人を信じることが苦手です。

 

どうせ裏切られる、利用される。

 

そう感じてしまうのは

複雑性PTSDの症状です。

 

④自分を幸せにすることに集中する

 

家族やパートナーのことで

悩んで苦しんでいる人は

自分が幸せになることを

とてもおろそかにしています。

 

相手が回復しないと

自分は幸せになれない!

 

そう信じ込んでいます。

 

相手が幸せになることと

あなたが幸せになることは

まったく別の問題です。

 

あなたは、自分が幸せになるための

努力をないがしろにしているために

余計に相手の回復に執着してしまうのです。

 

相手のことを本気で支える覚悟があるのなら

相手に本気で変わって欲しいと願うなら

 

あなた自身が自分の足場を整えて

しっかりと生きられるための

幸せを手に入れることに集中してください。

 

それができないのは共依存です。

 

「見捨てられない!」

「相手が変わらなくては自分は幸せになれない!」

 

本気でそう思っているのなら

まず、あなたが

カウンセリングを受ける必要があります。

 

相手との関係で傷ついた心を

きちんと手当てしてからでなければ

相手を救うことや変えることは不可能です。

 

共倒れになってしまいます。

 

自分を幸せにすることに集中する。

 

自分を幸せにできない人が

人を幸せにできるはずがありませんし

 

自分のあり方を変えられない人に

人のあり方を変えることなどできません。

 

⑤あきらめずに徹底してやってみる

 

いい加減な気持ちなら

何もしない方がマシです。

 

あなたの存在そのものが

相手の状態を

悪化させている可能性があります。

 

いい加減な気持ちや

自分のための働きかけなら

今すぐ、身を引く覚悟をしてください。

 

世間体とか

人からどう思われるか?とか

自分の社会的な立場とか

 

そんなことが気になるのなら

何もしない方が

相手の傷は浅くて済みます。

 

あなたが引っ掻き回すことで

自体が悪化している可能性もあります。

 

もし、やるのなら

徹底してやってください。

 

逃げない覚悟をしてください。

 

回復には何年もかかります。

気の遠くなるような道のりです。

 

そのためには

仲間や支援が必要です。

 

家族やパートナーに

カウンセリングを受けて欲しいと

悩んだ時の解決法

 

それは、

あなたの相手に対する

覚悟が必要です。

 

あなたの覚悟を支えてくれる

仲間や支援者を

たくさん作ってください。

 

それが唯一の解決法です。