複雑性PTSDで悩んでいる人が陥りやすい人間関係トラブル*アダルトチルドレンの現実認知

 

複雑性PTSDで悩んでいる人が陥りやすい人間関係トラブル*アダルトチルドレンの現実認知

あなたは、世の中のすべてから否定され続けていませんか?
その理由を考えます。

 

アダルトチルドレンで悩んでいます!

 

あなたは

そう思えるようになってから

毎日の生活が変わりましたか?

 

悩みの原因がわかって

とりあえずホッとした。

 

そんな方もあるでしょう。

 

アダルトチルドレンだと

あなたが感じている状態は

複雑性PTSDの症状です。

 

複雑性PTSDというのは

トラウマの一種です。

 

トラウマの症状で

有名なものを

今日はひとつご紹介しましょう。

 


 

誤った現実認知

 

 

あなたが人と話をするのが

嫌いな理由のひとつに

 

「なんでも否定されて嫌な気持ちになる!」

 

これがあると思います。

 

複雑性PTSDで悩んでいると

情報が正確に受け取れないことが

非常に多くなります。

 

こんな例はありませんか?

 

あなた「今度の連休に、部屋の掃除しようと思ってるの」

相手「へえ(ちょっと驚いた表情)」

あなた「新しい掃除セット、Amazonで頼んだんだ」

相手「ムダにならないといいね」

 

この会話の中で

あなたは、相手から

 

「どうせ掃除なんてできないくせに

新しい掃除セットなんて買っちゃって

また無駄遣いしてバカじゃないの?」と

そう言われた!

バカにされた!

 

そう感じることでしょう。

 

そして、こう思うのではありませんか?

 

「ええ、ええ、そうですよ。

どうせ私は掃除できませんよ!

すみませんね、ゴミ屋敷で!

 

そうですよね、迷惑ですよね。

私なんて家族のゴミですよね。

 

部屋のゴミと一緒に

燃やしてくれたっていいですし!

 

 

どうせ私なんて見捨てられてて

ゴミ同様ですから!

どうせ、私なんてクズですから。

 

ああ、もう掃除なんてしない!

どうせ、またバカにされるに決まってる!」

 

 

複雑性PTSDで悩んでいる人は

相手の発言や考えや行動を

 

すべて自分への

否定・非難・侮辱・排除・拒否としか

受け取ることができないのです。

 

これは、あなたが

そういう性格なのではなく

 

そういう風にしか

ものごとを受け取れないように

認知パターンがよじれてしまったために起きる

現実認知への障害です。

 

あなたの中での認知パターンは

相手から自分への

否定・非難・侮辱・排除・拒否

基準になって構成されているため

 

どのような言葉を聞いても

どのような態度を見ても

 

すべてがそのように

結びついてしまうのです。

 

そして、どんなに相手から

否定・非難・侮辱・排除・拒否など

一切していない!と説明されても

 

言い逃れや言い訳にしか聞こえないし

そうした認知パターンのために

その出来事によって傷ついたあなたの状態は

確かにあなたの中に存在するため

 

「私がこんなに傷ついているのに

相手から、さらに否定されて

私の方が悪い!って言われた。」

 

「ええ、そうですよ。

どうせ私が悪いんですよ!

もう私になんて構わないでください!

放っといて!!!」と思うのに

 

実際、その通りにされると

「見捨てられた!」

「裏切られた!」

「信じてたのに!」と

相手のことを責めてしまい

 

次第に、周囲から

誰もいなくなってしまう。

 

「アイツとかかわると面倒」

 

面倒くさい奴のレッテルを貼られて

誰からも声をかけてもらえなくなる。

 

「私、傷つきやすいんです」と

人の顔色をうかがう

目で訴えるオーラを出しまくるので

周囲の人たちは更にドン引き。

 

「死んでやる!」とキレると

「勝手に死んでよ、もうウザイわ」といわれる。

 

これが複雑性PTSDで

悩んでいる人が生きている世界です。

複雑性PTSDの現実認知の特徴は

 

相手から自分への

否定・非難・侮辱・排除・拒否

いつも自分を傷つけて苦しめる。

 

だから人がこわくて

関われない。

 

この認知パターンの特徴は

生育歴の中で繰り返された

マルトリートメントが影響します。

 

マルトリートメント

(養育者や環境から子供への困った関わり)

 

これは、親がストレスを抱えていた

家庭には ほとんどと言っていいほど

確実に存在した虐待環境です。

 

親から子供への関わりを

子供は、そのまま受け取ります。

 

母親から

「アンタなんか産まなきゃ良かった!」と言われたら

子供は、母親の

「そう言いたくなるほど、苦しくてつらい」という

言葉の意味など理解できません。

 

子供は、そのまま

「母親は本当は自分を産みたくなかったのだ」

「だから愛してくれないのだ」

「どうりで冷たいわけだ」

そう理解します。

 

これは、大人の言葉の

裏の意味まで含めて理解できるような年齢

(10歳前後)くらいまで続きます。

文章には、さまざまな

奥の意味や含みがあるという

文章表現への概念が成熟して

実生活に反映されるのは

小学校高学年以降が一般的です。

 

これは、大人の言葉の

裏の意味まで含めて理解できるような年齢

(10歳前後)くらいまで続きます。

 

子供が小学生になるまでの間に

親が何らかのストレスを抱えて

それを誰からも助けてもらえずに

毎日の生活をしていた場合

 

それは、100パーセント

子供にとっての虐待環境になります。

 

その環境がマルトリートメントです。

 

親から暴力やネグレクトを受けたり

精神的暴力を受けたりという

超わかりやすい虐待もあれば

 

親自身や家族の介護や看護

父親からの母親への侮辱や人格否定

無視や責任転嫁、嫁姑問題など

 

「いったい、それのどこが虐待?

そんなのどこの家庭にもあったでしょ?」

 

そう考えられている環境も

子供が守られている安心を

心の底から信じられない環境は

すべて虐待環境です。

 

難しい言い方をすると

家父長制や家制度、世襲制なども

子供にとっては

自己意思決定の剥奪という意味で

虐待になります。

 

その結果、複雑性PTSDの症状として

 

目の前の出来事すべてが

相手から自分への

否定・非難・侮辱・排除・拒否と

感じてしまう認知パターンが生まれます。

 

カウンセリングの中でも

「意見された!」

「反対された!」

「否定された!」

 

ただ、

「そうなんですね!って言って欲しかっただけなのに」

「カウンセラーにまで侮辱された!」

 

そんな認知の誤解が

たびたび起こります。

 

それが複雑性PTSDの症状で

そんなものだと

熟知している専門家でも

 

そうした状況には

痛みも疲れも感じますから

 

これが夫婦や恋人同士だったら

パートナーは、疲弊してしまい

カウンセリングが必要になることも

しょっちゅうあります。

 

この認知パターンがあると

人から

「被害妄想もいい加減にしろ!」と

突き放されてしまうので

 

理解されない自分への

負のループと自責感

怒りや憤り

自分を大切にできない気持ちが

増幅されていきます。

 

 

すべて自分への

否定・非難・侮辱・排除・拒否としか

受け取ることができない状態を

 

どうしたら緩和できるのか?

 

そのためには

「正確な知識を得ること」が大切です。

 

どうせ私が悪いんですよね!

 

どうせ私はそういう人間ですから!

 

その言葉が脳裏に浮かんだら

あなたは、

複雑性PTSDの症状を持っています。

 

複雑性PTSDについて

真剣に学んでください。

 

それがあなたが

楽に生きるための方策です。

 

次回の記事は

【被害者チェック自己診断シート付き】

「パートナーや家族に

カウンセリングを受けて欲しい!と

思った時の解決法」について

お伝えします。