あなたが苦しめられている「トラウマティック・ボンディング(ストックホルム症候群)」とは?

 

毎日、一生懸命に

「解決するにはどうしたらいいの?」と

向き合っている問題は、ありませんか?

 

母親の気持ちの不安定さ。

子供の気持ちの不安定さ。

兄弟の気持ちの不安定さ。

夫の無理解や身勝手さ。

 

それに翻弄され続けて

引っかき回されて

ヘトヘトだったり

ウンザリしていたり。

 

気の重い毎日を

送っていませんか?

 

ここで、考えてみましょう。

 

複雑性PTSDの典型的な

心理状態のひとつに

 

引き受けないことへの罪悪感」があります。

 

どういうことか?というと

 

母親の気の毒な状態に

関わってあげないのは

 

見放したような気がして

申し訳ないような気がする。

 

苦しんでいる兄弟を

見て見ぬ振りをするのは

人として許されない気がする。

 

そんな、家族の事情を

自分のことのように

引き受けて苦しんでしまうのは

 

複雑性PTSDの心理パターンです。

 

これは、

生きている環境の事情を

引き受けなければ

 

居場所を失うかもしれない

生きていけないかもしれないという

不安や恐怖を

 

家庭や育った環境から

継続して経験させられたことから生まれる

マルトリートメント被害者の心理状態です。

 

*マルトリートメントについては無料資料を参照してください。

複雑性PTSDガイドブック

https://www.reservestock.jp/subscribe/66716

 

 

 

ここで、例をあげて

考えてみましょう。

 

 

あなたの子供が

風邪をひいて

熱にうなされて

咳き込んで苦しんでいる。

 

このとき、

あなたにできることは

何でしょうか?

 

子供の代わりに

病院へ行ったり

薬を飲んだり

 

子供の身代わりになって

自分が風邪の症状を

治すことではないはずですね?

 

 

子供が風邪をひいたのは

自分のせいだ!

 

私が風邪をひかせてしまったから

子供がこんなに苦しんでいる。

 

自分が悪かった!

 

こんなに苦しんでいる子供を

ほったらかしにするなんて

そんなヒドイことはできない。

 

そして、ずっと

子供のことで頭がいっぱいで

 

子供のことを基準にしか

物事が考えられなくなっている。

 

これが、

複雑性PTSDで苦しんでいる

あなたのいつもの思考パターンです。

 

 

何か起きると

それは「自分のせいだ!」と受け取って

自分が何とかしなくては!と

悩み苦しみ続けている。

 

でも、どうでしょうか?

 

どんなにあなたががんばっても

子供の風邪は治りません。

 

なぜなら、

子供の風邪を治すのは

子供自身であって

あなたではないからです。

 

 

 

あなたは、

人の問題の引き受けグセがあるので

何でも自分のことのように悩んでいます。

 

それが、実は

相手の回復に向かう道を

奪ってしまっているのです。

 

 

 

母親の気持ちが不安定なら

その問題を解決するのは

あなたではなく、母親です。

 

なぜ、人の問題を

肩代わりして

解決したくなるのでしょうか?

 

それは、

環境からの支配(マルトリートメント)が

影響していたのです。

 

 

あなたが、ずっと苦しんでいる問題。

 

どうして解決しないのだろう?と

悩み続けている問題。

 

その解決の考え方は、ひとつだけ。

 

それは、あなたが解決する問題ではない

 

それだけです。

 

父親の問題は 父親自身が

母親の問題は 母親自身が

兄弟の問題は 兄弟自身が

 

解決しなければ無理なのです。

 

だから、あなたは いつも

どんなにがんばっても

 

空回りしてしまい

一人芝居が続いて

 

そうした自分への

周囲からの無理解のために

孤独に苦しみ続けてしまうのです。

 

子供の代わりに

子供の風邪を治そうとしても

治るはずありません。

 

では、どうしたら良いのでしょうか?

 

それは、

見放すのではなく

適度な距離を保って見守る」のです。

 

 

複雑性PTSDの人は

見守る勇気を持つことが苦手です。

 

自責感や罪悪感や劣等感や恥辱感が

刺激されてしまうからです。

 

人の人生に介入しても無理ですし、

それは逆に不遜なことです。

 

相手の回復の

邪魔をしているだけだということに

気づいてみましょう。

 

過干渉。

関わらずにはいられない不安。

 

相手の問題と距離をとって

見守る勇気を持ちましょう。

 

 

あなたが、

それができないのは

 

相手から

「一緒に巻き込まれて苦しんで!」

「私を助けて!」

「私の気持ちをわかって!」という

 

依存からの支配を受けていたからです。

 

 

相手の問題を

引き受けずにはいられないのは

相手からの支配を受け続けているから。

 

相手への気持ちに

支配され続けているからです。

 

こうした被害は

DV、虐待、モラルハラスメントなどの

日常生活の中で受け続けています。

 

こうした、距離をとればいいのに

取れずに、ずっと絡み合ってしまう

心理状態のことを

 

トラウマティックボンディング

(ストックホルム症候群)といいます。

 

 

トラウマティックボンディングとは?

 

トラウマティックボンディングとは

相手との間に支配と服従の関係性があり、

被害者が加害者を恐れている反面

好意も感じている場合や

 

(支配と服従というのは、

相手の反応や受け取り方を意識しないと

自分の意思決定ができないすべての場合のこと)

 

被害者が孤立していて

この状態から逃げられないと

信じ込んでいるときに

 

被害者は加害者の

機嫌を悪くさせないように

 

少しずつ加害者の考え方や

価値観を身につけようとします。

 

被害者は、次第に

相手のことで

頭が一杯になってしまいます。

 

そして、

心理的な監禁・拘束状態に

なってしまい

 

物理的に離れたり

心理的な境界線を引くことが

困難になってしまうのです。

 

そして、離れると

意識する対象を失ったことで

 

自分が無いように感じたり

自分軸を失ったような錯覚をしてしまいます。

 

 

家族との気持ちの境界線を引けないのは

トラウマ症状です。

 

相手の幸せを望むなら

自分の問題は自分で解決してもらう。

 

それが、本当の愛情です。

 

 

自分の見捨てられ不安を

相手の問題に被せないこと。

 

問題が解決しないのは

あなたが、自分以外の問題に

執着し続けているから。

 

家族の問題を背負ったところで

あなたが家族から

愛されるわけではありません。

 

 

それが愛情なのだと

どこかで思わされてしまった

悲しい過去があったのかもしれません。

 

 

思い当たることがあれば

考えてみてくださいね。